断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

小沢氏問題について

2010-12-22 | 政治・社会

小沢氏問題について、本当にそうだと思う記事ブログあった。 日本人って、

雰囲気に流されやすい怖さがある国民だと再認識。 イジメって、こうやって

起きるのだろうな 今の日本も、大本営報道で、戦争一直線だった戦前と変わらないの

かもね。

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この国の三権分立ってないのか。

2010.12.22 *Wed
 色々問題がありながらも小沢一郎は起訴されたわけだ。と言うことはこの案件は司法に委
ねられたということである。起訴に至るまで色々問題があったが、まあグレーな感じでも起訴
されたと言うことは裁判で結論を出すわけだから、まあ白黒はっきりするのでいいだろう。

 本来なら小沢一郎問題は司法に委ねられた時点で立法や行政で取り扱うことは許されな
い。憲法で三権分立をうたってる国であり、線引きはしっかりすべきだ。もしも起訴にならなか
った場合においてなら、今のごたごたはまだ理解できるが、強制起訴になった時点で小沢問
題を声高に叫んでる政治家は三権分立そのものを忘れてしまっているのではないだろうか。
そもそもこの国は立法の議員が行政の大臣を兼任するという三権分立から考えるとおかしな
事になっているが、一応司法は分離されていたはずだ。それがどうだ!今司法に委ねた問
題を立法も行政も取り扱っている。問題を誰が受け持ってるかわからない状態だ。あれだけ
強制起訴されろとしてた野党も起訴になってる問題を未だに騒ぐのはおかしいし、行政の総
理大臣もこの問題で人気回復を狙おうというのもおかしなものだ。小沢問題はほっとけば裁
判所で結果が出る問題だ。それをなぜ国会で取り上げる必要があるのか。中には小沢一郎
は政治家だから説明責任があるという人もいるが、裁判を受ける人がわざわざ裁判前に不
利になるように仕向けることが本当に民主国家なのか。証人喚問などで偽証罪もあるような
場に連れ出して、これから裁判で争う案件について発言させるというのはまさに犯罪者にし
ようと仕向けてるとしか思えない。強制起訴で無罪になっても偽証罪で犯罪者にしようという
公算だ。

 さらに大臣も党の決めたことを守るのが党員だと発言していたが、もう司法に委ねられた問
題に党で決めた方針も糞もない。この大臣の発言の通りだとするとこの国では「憲法の三権
分立<党の方針」となり、憲法より党が上になる構図はまさに中国共産党だ。この大臣の頭
の中ではこの国は中国と同じ構造らしい。

 あとこの問題の説明責任といってるが果たして何を説明しろと言うのか。説明責任と叫んで
る連中のほとんどがその事がぼんやりしてるのではないだろうか。みんなが説明しろと言う
から説明しろと言ってる感じではないだろうか。しかもテレビも散々この問題を取り上げて、小
沢さんは説明すべきだと言ってるが、果たして何を説明するのかそれをテレビでは説明して
いない。小沢問題に関しては完全に本丸の部分がぼんやりしている。これでは小沢一郎も説
明できるわけもないし、そもそもこの事件自体、検察が憎き小沢一郎を挙げる為に無理矢理
起こした事件であり、やっぱり無理だったと不起訴にした事件だ。検察の空仕掛けで失敗し
た事件であるわけで、検察が肩で風を切って踏み込んでも何も無かったという検察が赤っ恥
をかいた事件なわけで、それをさも事件があるように盛り上げてるのは一体どういうつもりな
んだろう。あの時は完全に検察は天敵である小沢一郎の息の根を止めるつもりで踏み込ん
だわけで、証拠も捏造する検事をいれても起訴に持っていけなかったわけで、もう完全に白と
いうわけだ。それを未だに良くわからないけど盛り上がってるのが日本だ。

 この良くわからないまま盛り上がる風潮がこの国の怖さだ。良くわからないまま盛り上がり
良くわからないまま暴走していく。そういった暴走を防ぐために憲法があり、法律があるのだ
が、その法律を作ったり使うところが、線引きも曖昧なまま、司法で裁く事になった事件にまで
手を入れてしまったら、もう何が何やらといわんばかりだ。

 国会議員だから、感覚として司法とは違う形でも説明させるべきだと言う考えは本当に怖
い。そんな日本人の感覚というのは義務教育の中で官僚に洗脳されている。それは僕だって
例外ではない。考える事を止めて感覚で物を言い始めたら、小沢一郎を証人喚問させるべ
きだと言ってしまうだろう。しかし、一体に何を説明させるのだと聞かれてもそれは答えられ
ない。そんな頭を使わずに感覚で考えてしまう日本人になってしまうわけだ。それはもうこの
国で教育を受けた人は皆あるわけだ。だから、意識的にしっかりと考えて官僚の洗脳に抗い
ながら物事を見ていく必要がある。きっとアメリカで育った人ならこんな苦労はないだろうが、
向こうは向こうでキリスト教原理主義という偏った感覚洗脳があるわけだが。

 とにかく、テレビや新聞は記者クラブによって全部が同じ事件を同じように報道するようにな
っている。なぜかラジオはそうではなく、独自の意見を言っているが、テレビ新聞は同じ事を
同じように報道してるわけだ。そんな情報統制された情報に流されずに、自分で問題に対し
て、しっかりと向き合って考えて答えを出して欲しい。今回の小沢問題などはいい例だろう。
この問題の問題を正確に答えられる人は報道してる人を含めてなかなかいないだろう。本当
にわかってる人はこんな物盛り上がるような事件じゃないと理解してるわけだ。ラジオで言っ
ていたが説明の内容は「小沢さんは何か悪いことをしてるように感じるがどんな悪いことをし
てるんですか?」というレベルの事になるらしい。全くそんな感じだ。政治と金と言えばまるで
大問題のようだが、その中身は何か。しかも新聞もテレビもその内容をはっきりさせない。い
やできないのだ。内容なんてないんだから。ましてやこの事件はもう強制起訴で司法の問題
になってるわけで、わざわざ行政や立法が忙しい中取り上げなくても司法でしっかりと結論を
出してくれる問題なわけだ。強制起訴までしておいて国会で取り上げていたら本当にキリが
無い。政治はそんなにヒマじゃないはずだ。

 何にしてもとりあえずしっかりと三権分立をしてくれ。この線引きを曖昧にしていくと本当に
この国は暴走してしまう。やっぱり国会議員が大臣を兼任するのが問題なんだよ。あれのせ
いで三権分立がぼやけてしまう。大臣になるのなら、当然国会議員を辞職すべきだろう。