日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

「ぼくの地球をまもって」 初回

2013-09-08 13:19:31 | ぼくの地球を守って
図書館で借りて駆け足で読みましたが、
まだまだ読み込むにはいたりません。

だからぽつぽつ、
印象に残ったシーンから話を始めます。

『前世』主要キャラは7人。
モクレン、ギョクラン、エンジュ、
シオン、シュウカイドウ、ヒイラギ、シュスラン。

主役ともいえるモクレンが、他6人とはじめて顔を合わせるシーンは、
視点を変えて何度も描かれます。

目に焼付いたのは、
モクレン視点。

なぜかっていうと、ギョクランたちが中腰なんですよ。
シオン視点(だっけ)を読めば、
彼らがソファから腰を上げかけていたんだなとわかります。

でも私には、
6人が洞窟の中でも覗き込んでいるように見えた。
どこかの伝説のように、
洞窟の向こうにある楽園を。
もっとはっきりいえば「異界」を。

ギョクランも、シオンも、シュウカイドウも、
モクレンを「この世のものではない聖なる宝物」と見た。

しかし見られているモクレンの頭の中ときたら、
「まーっ、いい男がいるじゃない♪」
ってなもんで。


人と人との擦れ違いは、ドラマを産む最大の原動力です。

**以下は検索からこのページに飛んだ人は何のことだかわからないでしょうから、
スルーしてください**


GMでも、
タケルの見ているものとマーグの見ているものは、微妙に異なっていた。
同じだ、と片方が思おうとしたとき、苦悩が生まれた。

GMではマーグを殺すことで、何とか事なきを得ました。

さて「ぼくの地球を守って」では?


ところでこのマンガのタイトルが、
「ぼくの……」であって、
「わたしの地球を守って」でないところが、深いですね。


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2 コメント

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深いですね。。 (まゆ)
2013-09-11 14:56:28
私もモクレン目線のお話を読む前までは、他のキャラと同じにモクレンは普通の人間とは別次元の人、神さまが人の姿で現れたらこんなふうなのかなと妙に納得してましたけど、実は内面は、泣いたり悩んだり恋に憧れたりする普通の女性で。それぞれのキャラ目線により意外性やギャップがあって話しに引き込まれます(^^) そうそう、タイトルの『ぼく』とは・・漠然と輪くんとシオンのことで『ぼくの地球を守って』って、この二人の、神さまへの祈りの言葉なのかなぁと思ってましたけど。。どうなのかなぁ。。またまたとても読みたくなってきました。今、手元に本がないのでまた借りよう~!
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いらっしゃいませ~~ (希望)
2013-09-11 21:11:31
なにかもう、好き勝手なことを書きなぐっていて恥ずかしいのですが、
頭がすっかり「ぼくたま」になってしまっていて。
吐き出さないと、パンクしそうなのです。
最初の回想ってシュウカイドウ、でしたっけ?
なにか聖なるもの、マドンナ、特別な存在として登場したモクレンが、
あら、あら、あら、という感じで、普通の女性になる。
そこまでなら他のマンガでもよくあるパターンですが、
「ぼくたま」は、読者と一緒にあらあら言ってくれるキャラが、
マンガの中にいないんですよ。
そこが凄かったです。

これからも書きちらしますから、
時間があったらお立ち寄りください。
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