鍵穴ラビュリントス

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今になって秋の星座

2013-12-20 09:00:57 | ギリシャ神話
ケイトちゃんも忘れていたけど、秋の星座うpするの忘れてたーm(__)m 天文気象部らしからぬ失態。
よし、あとで、「秋の日のヴィオロンのため息の~」もうpしよう。でもまずは、ではでは秋の星座のロマンを語りませう。



◇秋


☆アンドロメダ座☆(アンドロメダ銀河、二等星アルフェラッツ)
☆カシオペア座☆(知ってのとおりW型)
*椅子に縛り付けられた姿で古星図に描かれている。
☆ケフェウス座☆

☆ペルセウス座☆(変光星アルゴル)
*アルゴルはメデューサの首のところにある。
☆ペガスス座☆(秋の大四角形)
*秋の大四角形を胴体でなす。
*アンドロメダ座α星(アンドロメダ座の頭のところ)のアルフェラッツ(「馬のへそ」の意)は、もとはペガスス座δ星。

☆くじら座☆(ジュゴンが怪物になったみたいな姿)




古代エチオピア王国の王ケフェウスと王妃カシオペアとの間には一人娘のアンドロメダ王女がいました。
アンドロメダ姫は希代の美女で、カシオペアは娘のその美しさをいつも自慢していましたが、ある日、「わたしの娘は海の妖精たちよりも美しいわ」とつい言ってしまいます。それを聞きつけた海の妖精たちが海の神ポセイドンに言いつけました。ポセイドンは海の妖精の一人を妻としていたので、涙ながらに訴えてくる妻の頼みを聞かないわけにはいきません。そこで、エチオピア王国に化け鯨ティアマトをさしむけました。ティアマトはエチオピアの民にひどい水害を及ぼしました。困ったケフェウス王が神託をきいてみると、神の命令はアンドロメダを生け贄に捧げよということでした。それをエチオピアの人々が耳に入れ、アンドロメダを攫っていってしまいます。海岸の岩につながれたアンドロメダ。ティアマトが姿を現し、その恐ろしさに瞳を瞑ったとたん――、そこへ現れたのがペガススに乗ったペルセウス王子でした。大神ゼウスとアルゴスの王女ダナエとの間にうまれたのがこの英雄ペルセウスです。ちょうど、メデューサという髪の一本一本が蛇で、その顔は見た者をすぐさま石に変えてしまうという女の怪物を倒したあと、メデューサの血からうまれた翼のある馬ペガススに乗ってこのエチオピア王国にさしかかったところだったのでした。ペルセウスが化け鯨にメデューサの首をたかだかとつきつけると、化け鯨は石になって海の底へと沈んでいってしまいました。こうしてアンドロメダ姫は無事助かり、二人はめでたく結婚します。そして末永く幸せに暮らしたということです。


☆やぎ座☆
牧畜の神パーンの姿。
ある日神々がナイル川のほとりで宴会をしていたら恐ろしい怪物テュフォンが現れて、パーンはあまりにも慌てていたために上半身がヤギ、下半身が魚という奇妙な姿に変身した。面白がったゼウスが空にあげた。

*ピーターパンの「パン」はこのパーンからきているという説が有力。
 昨日英米演劇の授業で習ったばかりw



☆みずがめ座☆
☆みなみのうお座☆(一等星フォーマルハウト)
*秋の星座で唯一、一等星をもつ。

みずがめ座は、水瓶をもつ少年は美少年ガニメデスの姿を表している。
彼を空から見ていて気に入ったゼウスは、鷲に姿を変えて攫いにいった。
ガニメデスは神々の宴席でお酌をする役目を与えられた。
というのも、もとのお酌係・青春の女神へーべがヘラクレスと結婚することになったから、お酌する係がいなくなってしまったから。

*みずがめ座の水瓶から溢れだす酒(ネクタルという)はみなみのうお座が飲んでいる。


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