ブライダルチェックに行った産婦人科で珠莉愛が処女であることを知った健吾さん。
「500万じゃ安いよな」と言います。
実は、ここで2人の思惑はズレています。
珠莉愛は「大学卒業までの全部!」と怒り返しますが、元々オジサンたちは「出産に対して500万」と考えています。
この子供の出産には、偽装結婚の戸籍の問題もあるので、仕事の線引きと報酬は、かなり曖昧です。
子供は、できるかどうかも分からず曖昧なまま事が進んでいきます。
一緒に暮らせば情も湧くのが人間。
期待した様にはならない。当てが外れる。良くも悪くもそうなっていきます。
ここ二、三日、最終エピソードについて考えてます。
「愛してる」と気軽に使いますが、愛とは何か。この場合は男女の愛です。「愛しているから」と人の夫や恋人を略奪する人がいます。略奪された方には、愛は無いのでしょうか?
最初に作ったネームが軽い。筋は変えないけど、圭のセリフは練り直ししなければならないと思います。
愛という言葉は、口実に使われる。男女の愛は特にです。
20才の時、珠莉愛の居場所も分からなくなり圭は彼女を諦めてリリカと付き合い続けます。珠莉愛とは恋愛関係ではありません。単なる片思いです。
リリカも圭も「愛してる」といちゃつきながら言い合います。
本音は、圭は彼女が欲しい。寂しい。
リリカは、圭はチヤホヤしてくれて言いなりになる都合が良い彼氏。学歴は申し分なし。。。なのですが、本質を見つめることなく「愛してる」と言いながら、普通に付き合います。実態は、売買春に近い関係。
でも、こんなの、ほとんどがそうでしょう?現実は。
「愛してる」と口に出した瞬間に「嘘認定」というか不純物が混じっている気がする。
欧米人の知人達がいるから、「I love you」の連発は日本人の「愛してる」と意味違うのも分かるし。
明日帰ったら、ネームのやり直しかも。