亜遊は自分の名前「アユウ」以外の全てを捨てた。身一つになって高天原で長い長い時を過ごした。





✳️この2人が別々の国で別々の道を歩んだ時間の長さは数千年。ほぼ万の単位の時間。
お嬢様育ちの奴隷の彼女は何もできなかった。
先輩の女官達に仕事を教えられ叱られて、一人前の「働く女」として成長した。いつしかベテラン女官になっていた。桃花姫の親友で側仕え。それ以外の自分は居なくなったと思っていた。
しかし、高天原は黄泉国から一方的に蹂躙され始めた。東の神界のまとめ役「赤界」に行くことになった。
赤子を持つ母子達の手伝い役として。アマテラスの傀儡になった桃花姫の命令で。
高天原とは別世界のその国で亜遊は古い知り合いと再会する。
それは、赤界の王に粛清された夫の弟のワタリ。
何かにつけ気を配ってくれて話しかけてくれていた義弟が「見せたいものがあるから私の部屋に来てください。」と亜遊を部屋に呼ぶ。そして。。。





✳️この2人が別々の国で別々の道を歩んだ時間の長さは数千年。ほぼ万の単位の時間。
5pをこの形にするのに2週間かかりました。まったく。。。
27(最終回)に続く。。。