goo blog サービス終了のお知らせ 

哲人ブログ

備忘録

飛良泉3種飲み比べ

2009年11月19日 | gooブログお酒
某月某日。

日本酒を買うために県境を越えてにかほ市、羽後本荘市へ行きました。

目当ては飛良泉本舗のお酒です。

飛良泉は、酒母が山廃で酸が強くて、酵母が7号系で吟醸香が抑え目で、端麗でない味のある辛口で、冷や(常温)かお燗で真価を発揮するという、僕の好きなタイプに合致します。

そして、飛良泉の「はでな桜の花よりも、地味ながらもふくらみのある梅の花の
ような酒をつくりたい」という信条に、鑑評会重視でYK35一辺倒の風潮に対するアンチテーゼを感じて共感します。

そんな「飛良泉」縛りで色々と比較検討した結果、三種類のお酒が気になったので、四合瓶で3本買いました。

三種類とも飲んでみましたが、どれも燗上がりのする、料理を引き立てるタイプのお酒でした。

あれこれ感想を書こうと思いましたが、蔵元が付しているコメントが実に的確で、僕の感想もそのコメントを追認するだけだったので、以下、蔵元のコメントとスペックを引用して終わります。


↓長享 ラベル表



↓長享 ラベル裏



↓長享の色


■商品名:飛良泉 山廃純米酒 長享
■原料米:兵庫県産山田錦
■精米歩合:65%
■使用酵母:7号系自社培養
■日本酒度:+4.0
■酸度:2.4
■アミノ酸度:
■アルコール度:17.0~18.0
■蔵元のコメント
頑固なまでに山廃仕込みにこだわる当蔵が、酒造好適米「山田錦」をあえて高精白せず、山廃本来の野性味ある酸、旨みを存分に引き出して醸した限定品。味わいが二重、三重に広がり、骨格のしっかりとした飲みごたえのある酒。酒銘は創業年「長享元年・1487年」にちなみ名付けました。


↓山廃純米酒蔵囲い熟成酒 ラベル表



↓山廃純米酒蔵囲い熟成酒 ラベル裏



↓山廃純米酒蔵囲い熟成酒の色


■商品名:飛良泉 山廃純米酒 蔵囲い熟成酒
■原料米:秋田県産美山錦100%
■精米歩合:58%
■使用酵母:協会7号
■日本酒度:+4
■酸度:2.1
■アミノ酸度:1.6
■アルコール度:16度以上17度未満
■蔵元のコメント
淡い琥珀色の色調とふくらみのある酸味が特徴。頑固なまでに山廃仕込みにこだわる当蔵が、充分な熟成期間をとり、味の厚みや奥行きを存分に引き出した存在感のある酒です。冷や、燗どちらでもお好みでお召し上がりください。


↓山廃純米原酒18% ラベル表




↓山廃純米原酒18% ラベル裏



↓山廃純米原酒18%の色


■商品名:飛良泉 山廃純米原酒 18%
■原料米:秋田県産美山錦
■精米歩合:60%
■アルコール分:18%
■日本酒度:+6.0
■酸度:2.7
■蔵元のコメント
この山廃純米原酒は多酸性酵母を用い、食中酒にふさわしい濃密な酸を創出しました。山廃起因の酸味、渋味、甘みが絶妙に調和した深みある味わいが特徴。特にステーキ、ローストビーフなどの肉料理に合わせて美味しく、エレガントなフルボディタイプです。


-------------------------------

ホームページ/秋田の銘酒・飛良泉

関連サイト/iタウンページ>飛良泉本舗

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鶴岡市三瀬 「旅館琴平荘 中... | トップ | 秋田県にかほ市象潟町 「園食... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

gooブログお酒」カテゴリの最新記事