ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

恐るべしハハの執着!?

2006年02月05日 | 世間話
今朝起きて初めに思ったことは、
「ああ、今日は受験しなくていいんだ」
ということでした。

今日は、早速入学手続きに行って、制服の採寸もして一安心。
なにもそんなに急がなくてもよさそうなものですが、「(合格は)間違いでした」といわれたら困ると思って・・・

塾のお友達の中には、「絶対この学校に入りたい」という強い意志を持っていて、親が反対しても、別の学校に受かっていても、何度もターゲット校に挑戦する子もいるようですが、うちの場合はもともと「どこでもいい」というスタンスだったので、制服の採寸に行って、
「初めてよく見たけど、結構かわいい制服だったね」
という、有様。

そんな子でも、二日目の夜にはワンワン大泣きしました。
後で聞いたら、

「どこにも受かってなかったら、月曜日、学校に行けない」
「全員合格が塾の目標だったのに、私がダメにするかも・・・」
「イチゴ狩り(塾の卒業遠足)にも行けない」

などと思ったらしいです   

今日も受験している人もいることでしょう。ほんとに!心から!がんばって欲しいです。


ところで合格した学校ですが。
私が(受験前から)給食のことばかり言うので、娘にも「そればっかり」とイヤがられていたのですが、それだけじゃないんですよ。実はもうひとつすごく気に入ったことがあるのです。

それは素敵な図書館があること!

もともと眺めの良い明るい部屋である上に、本棚の高さが目の高さに統一されていて開放的な感じ。一部の本棚や机、椅子は学校創立当時(創立125年!)のクラシックなもので、ソファコーナーもあり、あちこちに人形なども飾られているという妙に和める空間なのです。
また司書の先生が熱心なのでしょう、「指輪物語」とか「新撰組」とか、折々にテーマを決めて展示や本の紹介もやっているようです。

実を言うと、受験の当日も保護者の控え室として図書館が開放されていたのですが、以前にこの図書館を見てすごく気に入っていた私は、
「今ここで図書館を見てもっと好きになってしまったら、不合格だったとき困る」と思って、そこには行かなかったのでした。

・・・ハッ、今、思ったのですが、もしかしたら私のこの執着が、3日までの受験を失敗させたのかも・・・