心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

<南相馬市教育委員会教育長からの回答>

2013年03月01日 | 食品測定
<南相馬市教育委員会教育長からの回答>
 
 日ごろ、教育行政各般にわたりご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。 
 また、このたびは、「教育長への手紙」にて、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。 

 さて、国では、食品による内部被ばくを防ぐために、「年間線量1ミリシーベルト以下」に基づく、より厳しい基準値を平成24年4月から新たな基準値として適用させ、食品中の放射性物質に関する検査については各都道府県等が実施し、基準値を超えた場合は出荷制限を行っているところです 

 このように国の安全基準に基づき市場に流通している食品は安全性が確認されていますが、本市の学校給食では、より一層の安全と安心を確保するため、一般食品においては、国の基準値100ベクレル/㎏よりもさらに厳しい基準値として放射性セシウム134、137ともそれぞれ10ベクレル/㎏未満の食材を給食で使用することとし、事前に食材全品を検査して、安全性が確認できた食材を使用しています 

 らに、事前検査だけでは、調理後の給食を食べたことによる内部被ばく量を正確には把握できないため、実際に提供した1食分を1週間(5日間)まとめて測定し、給食で摂取した放射性物質の積算量が把握できる事後検査も実施ており、検査結果については、市のホームページや保護者への食育広報を通してお知らせするなどして安全確保に努めているところです 

 本市としましても、子どもたちはもちろん、保護者をはじめとする皆様の食材に対する不安を払拭し、子どもたちに安心して食べさせることができることへの配慮が非常に大切であると捉えており、そのためには、使用食材事前に検査をして、その検査結果を踏まえて使用することが最も重要であると考えております。 

 給食で使用する食材は今後とも安全性を最優先に考えながら、加えて県内産食品は運送時間が短いため、採れたてで新鮮かつ栄養も損なわれないなどの利点あるということも考慮して食材を選定することとし、引き続き事前検査、事後検査を実施することによって安全安心な給食運営に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 

 また昨年は本市にマスクのご支援を頂きありがとうございました。 

 本市では平成25年度は「人づくり・子育て環境の充実」を主要施策の1つの柱とし、さらに「未来を拓く子どもの育成・世代を超えた人づくり」と「子育てしやすい環境の整備」の2つを基本施策掲げ、「教育環境の充実」、「子どもの運動環境の向上」、「子どもたちへの支援」、「子育てしやすい環境の整備」などの様々な事業を積極的に展開して、一日でも早く復興を成し遂げることができるよう、全力で復旧・復興に取り組んでまいりますので、今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 

 平成25年〇月〇 

   〇〇〇〇様 

            南相馬市教育委員会教育長 青 木 紀 男 

 


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1 コメント

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無責任な回答ですね! (bukoneko100)
2013-03-02 17:23:54
【射性セシウム134、137ともそれぞれ10ベクレル/㎏未満の食材を給食で使用する】

合計20ベクレルの危険性は否めませんし、ストロンチウム90に至ってはまったくわかりません。福島県産と言いながら南相馬市産を使用するでしょう。南相馬市基準では不検出でも、合計で10ベクレル前後の食材はたくさんあります。原発事故前のようにドライウエイトで計測すれば50ベクレルを超えるでしょう。原発事故事故前は野生キノコを除き、ほとんど全ての食材が0.1ベクレル未満でした。

子どもに背を向け、復興と経済に顔を向ける教育委員会は、次のことを知っているのですかね?

【放射性セシウムを1日10ベクレル摂り続けると700日(約2年)で体内蓄積量は1400ベクレルを超える】

http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1/e/91864ba64daad624fde4b2902942c0a4
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