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【記事】富岡川で3年ぶりにアユ稚魚放流:富岡川(富岡町)土中の乾泥 放射性セシウム37000~6万Bq/kg

2013年05月21日 | 水道水・水測定

富岡川の放射能汚染を調べてみた。

富岡川は、土中の乾泥から、放射性セシウム 37000~6万Bq/kg 検出されていた。

アユ稚魚放流は狂気の沙汰だ!


「町再生の一助に」 富岡川で3年ぶりにアユ稚魚放流  


福島第1原発の放射能漏れ事故がもたらした想定外?の波紋(5)
魚介類においての放射能汚染と除染問題

             おやさと研究所教授
             佐藤 孝則 Takanori Sato

1.「福島第1原発」周辺の陸域・海域の汚染状況
そもそも、福島第1原発から事故で大気中に放出された放射
性セシウムは、気象庁気象研究所などの研究チームによると、
4月までに70 〜80%が海に落ち、30%程度が陸上に降下した
という(2011 年11 月16 日発表)。事故が起きた3〜4月の
福島第1原発周辺は、偏西風によって海に落ちる量が多く、そ
の分、陸上での降下が少なかったと考えられている。これは放
射性物質による海洋汚染が著しかったことを示している。しか
し、海洋に比べて陸上での汚染は相対的に少なかったが、それ
でも決して安心できるほど少なかったわけではない。
京大や筑波大、気象庁気象研究所などの研究チームは文部科学
省の委託を受け、2011 年6月〜8月、福島県郡山市や福島市を
北上して宮城県岩沼市で太平洋に流入する阿武隈川の放射性セシ
ウムの量を調査した。その量は1日あたりおよそ500 億ベクレ
ルだったという。中流域の福島県伊達市付近では1日にセシウム
137 が925 億ベクレル、同134 が838 億ベクレルで、河口部で                                 それぞれ291 億ベクレル、234 億ベクレルだった。すなわち
中流域で合計1,763 億ベクレルが流れ、河口部で合計525 億ベ
クレルの放射性セシウムが太平洋に流入していたことになる。
また、環境省は福島県内193 カ所の川や湖沼の底に堆積して
いた土中の乾泥1kg あたりの放射性セシウムを調べた。その結
果、福島第1原発の事故現場から半径20km 圏内の太田川(南
相馬市)、請戸川(浪江町)、富岡川(富岡町)、坂下ダム(大熊町)
では37,000 〜60,000 ベクレルが検出され、事故現場から遠
くはなれた湯川(会津若松市)、堀川ダム(西郷村)、泉川(白
河市)でも1,920 〜11,300 ベクレルが検出されていた。これは、
福島県内だけでなく周辺域の広い範囲に放射性セシウムが降下
していたことを示すものであり、福島第1原発周辺域から離れ                     るほど汚染度が低くなる傾向を示した。

http://www.tenri-u.ac.jp/oyaken/q3tncs000004t780-att/GT-153sato.pdf

 


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