憂鬱な4月

そこで起こり得る瞬間

祝!つくねちゃんアニメ化!

2004年12月10日 | プロレス・格闘技等
私というものを語る前に書かなくてはいけない事がある。
そう、それは「1・2の三四郎」である!

・・・まぁ、好きなマンガってことですね。

恐らく数多くのプロレスラーの影響を与え、これを読んでプロレスラーになった人も居るはずだ。

WWEのような完全なショーとして完成されたプロレスとは違い、日本のプロレスはかなりリアルな戦いと見ていいだろう。
勿論、ロープに降る、相手に体を預ける、等暗黙の了解は多くある。だが、これは相手の技を受け、なおかつ自分の技で倒すというほかのスポーツには無い(勝負という意味で)駆け引きが存在するのである。試合の流れを意識しながら技を掛けていく事や、場外での凶器攻撃、永源遥の唾攻撃(!)など予定調和とも言うべき行為から八百長という人も居るであろう。
近年現れたハッスルやレッスル1、ドラゴンゲート等、試合もさることながら試合以外のマイクアピールやモニターによる過剰な演出は話し合いや演出家が居なくては出来そうにも無いことも多い。
だが、最終的な結末を(試合の結末ね)決めている団体は少ないと思う。
各団体で興行の趣旨や演出の度合いがこれほどまでに違うスポーツはあるだろうか?

プロレスが八百長と呼ばれていたのは、暗黙の了解とルールの境界線ルールがあやふやで厳正でない感がする事に対して出ているものではないかと思う。

要は何がいいたいかと言うと、八百長なんて細かい事は言いから試合を楽しめばいいのである。
サーカスは演出が無ければ面白くない。ファンに喜んでもらうために練習して、体を鍛えている。それでいいじゃないか
肝心なのは楽しむ事だ。

大きな会場でしか見れないプロ野球やプロサッカー、K-1やプライドもそうだ、プレミア感は高まるであろうしそのやり方に文句は無い。
自分はそう云うのも大好きである。

でも、知名度のある選手や団体が小さな町や、エンターテイメントの少ない小国に足を運んで興行を行って居るのはプロレス位ではないだろうか。地域密着は野球やサッカーでもあるが日本全国津々浦々こんなにアッチコッチでやるのは観衆を集めるスポーツというよりはライブやコンサートに近い(まぁ、団体の規模がサッカーや野球と比べ物にならないほど小さいけどね・・・でも「興行」って言葉には魅力を感じる)。
中越地震直後(それでも数週間たってるけど、)あの地で興行をやった所があるだろうか。
一日の試合でアレほどまでに喜怒哀楽がでるのはプロレスくらいだろうね・・・

まぁ話はそれたがそんな魅力的なプロレスを余す所無く伝えているのがこの「1・2の三四郎」ナのである。
話はまぁ高校生の三四郎がプロレスラーになって成功していく話なのだが、(メインはギャグマンガなんだろうなぁ・・・)作者の小林まことはやたら間が上手いのである「1・2の三四郎2」等では画力もすごい事になっている、なんたって筋肉がリアルです「タフ」のような解剖学的なリアルさではなく、動きのリアルさが伝わってくる。

「1・2の三四郎」では高校編(ラグビー編、柔道編、プロレス編)「1・2の三四郎2」ではプロレスメイン(ファミレス編?総合格闘技編)
最新の「格闘探偵団」では探偵やってる・・・・

ホワッツマイケル等で小林まことのギャグマンガを知ってる人は多く居ると思うが、作品としては「1・2の三四郎」の方がうえだなぁ・・・
いままで色々マンガ読んでるが、これを超えるプロレスマンガは見ていない。スゴイ作品だと思う。
おいらのバイブルです。

なんか随分長く書いちゃったけど、要は面白いから読みたい人は貸すよ?って事。まぁ居るとは思いませんが・・・。

関係無いけどセラニポージはいいねぇ、オチャメカン最高ですわ。

そんな感じ。