前回までのあらずじ
冬の北海道で友人とスノボををせずに一人観光に勤しむ事にした。
寒い
急に寒くなってきた東京ですが、北海道の人から見れば何言ってんだって話なんでしょうねぇ
しかしながらこっちは生まれも育ちも北多摩の多摩っ子でございますゆえ、寒さには慣れていません。
そんな人間が冬の北海道、ましてや旭川にいくんですからこりゃ対策も考えねばなりません。
おい誰だ、頭部も寒くなってきたって思ったやつは。
返答にこまるじゃねぇか
さて2月の北海道は厳冬期ということもあり、基本的に氷点下。旭川では‐20℃にも到達するそうです。
寒そうですねぇ。
当然自分の冬用衣類は東京の冬の物。
そのまま行ったら、下手すりゃ低体温症、凍傷、脳卒中。良くて風邪。
ジャージで行くわけにはいきません。それはそれで面白そうですが。
となると対策を考えねばなりません。
色々なサイトを調べたのですが(これがまた楽しい時間でした)、ポイントとして
①外寒く、中暑い。
②手首、足首、首、耳を守れ。
③レイヤリングを心掛けろ
④普通の靴ではすべるぞ
⑤手袋は忘れるな
といったところでしょうか。
①外寒く、中暑い。
外は平気でも建物や乗り物に入ったら暑くて汗をかき、そのまま外に行くと濡れた部分が冷えて風邪をひく原因になります。
関東などと違い、北海道は室内をガンガン暑くし(Tシャツでも平気なほど!)移動は車がメインの為、室内外の寒暖差がかなり大きいようです。
厚着はいいが、室内で上着などをすぐに脱いで過剰に汗をかかないようにする事が大切とのこと。
③のレイヤリングにも関わってきますね。
脱ぎ着しやすい服装をしましょうって事。
②手首、足首、首、耳を守れ。
外気が入りやすい箇所や末端で血流が少ないところなどは気温の低下により影響を受けやすく、そこから体温が奪われたり凍傷のリスクを負いかねません。
ズボンと靴の境界や手袋と袖の境界はブーツイン等着用の仕方で何とかなりますが、耳や首はマフラーやネックウォーマー、ニット帽やイヤーマフで保護が必要です。
「寒いというより痛い」というのは多くのサイトで記載されていました。
かなり重要な部分だそうです。
③レイヤリングを心掛けろ
単に厚着をするのではなく、動かないことで断熱効果の高い(空気が方々に逃げると熱はガンガン奪われます)
空気の層を意識して作ることで熱の放射を制限するものでインナー、ミドル、アウターで分けられます。
インナーはヒートテックの様な機能性の物、ミドルは環境に応じて使い分けるようで、ここをシャツ+フリースorダウンにする事もありえます。
アウターは防風のもので、外気により熱を奪われるのを防ぎます。
厚手のコートやダウンジャケットなどです。ロングのもので腿が隠れるとなお良いそうですが、腰や尻をカバーできる長さは必要です。
このアウターとミドルのバランスが環境で違う為、難しそうですね。
ズボンはインナーとアウターということになりますかね。濡れると厄介なので上下とも防水仕様が望ましいそうです。
④普通の靴ではすべるぞ
関東とは違い北海道の路面ロードヒーティングが導入されていますが、主要路面だけであり、それ以外のところはアイスバーンになっていることが多いそうです。
東京の雪面のようにザクザク行けるものではなく、滑りやすい条件下でグリップを確保するものですね。
スノーシューズ等、ギザギザが多いものが推奨されています。実際に現地の靴は靴底の構造が違うため、現地で買う人もいます。
摩擦は全然詳しくありませんが、多い接地面積+水の膜を分散させる構造なのでしょうか?歩き方も重要だそうです。
ただ現地で通常の靴につけるアタッチメント購入や、靴底の加工などもできるそうです。
⑤手袋は忘れるな
手袋は②に通じるものがあります。末端は冷えやすいのですが、手は物をつかむ必要があるため機能性を求められ保護がおざなりになりがちです。
手の筋肉の冷えは「握る」「開く」といった当たり前の動作にも影響を強く及ぼします。(手がかじかむあれですね)
観光であればスマホの操作や写真撮影もしなくてはならないですしね。
防風・防水の物が望ましく、写真撮影の人は脱着式ミトンタイプの物を使用する事も多いようです。
転倒時の危険性減少の為、ポケットに手を入れて歩く行為はお勧めできません。
ざっと解説しましたが、寒がりですからレイヤリングは良いんですが、靴、手袋、帽子関連は東京では意識していませんでした。
色々なサイトで冬の北海道の装備に関しての記載はあるのですが、自分なりにまとめてみました。
もっとも現地の人はもっと薄着でいけてるでしょうし、個人差もあります。
あくまで寒さへの対策と、個人的な認識と考えていただければと思います。
そんな自分の現在の装備は以下の物となります。
頭 :自分は帽子を被らない人間ですがそうも言ってられません。ロシア帽を検討しましたが、非常に不評の為
ニット帽を購入しました。
が、どうも鈴カステラみたいなので、被り方の検討が必要です。またコートのフードも使用します。(¥2,000)
耳 :これはニット帽の中に入れます。いかんともしがたかったら現地でイヤーマフ購入。
口 :メガネなので曇り対策は必要ですが、マスク着用です。気管支炎は避けたいです。
マスクはお気に入りの快適ガードプロ。
首 :ネックウォーマー(流用)とマフラー(¥3,000)で保護ですね。
ジャケットとの隙間からの空気の侵入を防ぎます。
上体:インナーは極暖(流用)、ミドルが悩みますが薄手のフリースで(流用)、
念の為ウルトラライトダウン(¥4,000)を持っていきます。
アウターはコロンビアのバガブーカジュアルインターチェンジジャケット(¥20,000) 。
下体:ズボンは暖パン(¥3,000)。インナーは極暖(流用)です。暖パンに防水スプレーを使用する予定です。
靴下:厚手の暖かい靴下。濡れると厄介なので3セットは必要ですかねぇ(流用)
手袋:厚手の化繊の物ですが、スマホ操作可能の物にしました。こちらも防水加工予定です。(¥3,000)
靴 :ソレルのシャイアンⅡです。(¥17,000)カリブーがおすすめらしいのですが、オーバースペックはともかく、
関東での使用状況が想像つきません。
シャイアンⅡですら関東ではオーバースペック。
他 :状況見てカイロを使用ですかね。通常の貼るカイロと靴用をいくつか持っていきます。
さてさてさて、新規購入の物に値段つけましたが、しめて¥52,000!!
冬場の通勤などで使うものや、アウターなんかは今までのが古かったので買い替えなんですが、早くも凄い金額です。
計算して少し驚きましたが、まぁアウターで良いの買ったらそれだけでこの総計を超えるので必要な失費と見るべきでしょう。
とはいえ、現地の人から見ればガチガチの観光客仕様でしょうね。
検討したのは自分なので、過剰なのか不足なのかの判断もつきません。(まぁ不足って事は無いでしょう)
いいんです。
私は観光に行くんですから。
さて本来なら、楽しいblogを心掛けているのに真面目な内容になったこのblogはどこへ向かうのか?
他人買い物報告うけて喜ぶ人はいるのか?
楽しんでるのは当の本人だけはないのか?
様々な疑問を投げかける今回。
誰かの参考にでもなればいいんですがね。
次回は工程検討です。