さて今夜12時を廻りますと「水曜どうでしょう」のDVD受け渡しとなります。今から楽しみでして、新作のパワーを存分に味わいたいと思います。
カーカー!!
なんとカー2連発!!とまぁ気負ってはみましたが、さっき書いた「盲目の理髪師」が意外と短い感想だったのでもう一個書いちゃおうというのが本音です。こうやって文章を考えるのはボケ防止につながります。皆もやろうね。
はい今回は「青銅ランプの呪い」という作品でございます。いろいろ感想書いてるけどつくづく順番がめちゃくちゃです、せめてメリヴェール卿とフェル博士には分けようかしら…
内容はと申しますとエジプトで遺跡調査に当たっていたヘレン・ローリングは父に言われイギリスへと戻る途中にアリム・ベイと名乗るエジプト人から、ヘレンが遺跡から持ち出した青銅のランプを返さなければ、木っ端微塵に吹き飛ばされて、まるで一度もこの世にいなかったかのようになると不吉な予言を言い渡されました。
不安な面持ちで帰国し、友人たちと合流したヘレンは自身の屋敷に向かい、友人より少し前に屋敷に入った。しかし、執事が迎え、友人が後から屋敷に入ると着ていたレインコートを残してヘレンは忽然と姿を消していた…
魅力的です、カー以前ににエラリー・クイーンと推理小説について話した際、人間消失が最も魅力的である謎だとクイーンと話し合ったそうです。そこで生まれたのが作品。全然わかりませんでした。なんにしても手がかりが少なく、誘拐なのか、殺人なのか、意図的に消えたのか、ホントに木っ端微塵に消えたのかわからない状況でしたので…ラストのほうで真相が明らかになったときにはああ~~っとうなってしまいましたよ。
それにしてもやっぱりカーの作品にはラブロマンスの要素が絡んできますね、ヴァンダインがなんというか知りませんが、自分はこういうのは結構好きなんですね~
さて、ヘルパーの授業は今回終末介護であるところの「ターミナルケア」の概要等を学びました、人間が死に直面したとき、本人だけでなく家族も多大なる覚悟が必要ですし、その家族にもケアが必要になってきます。
人間らしく死ぬこと…なかなか難しいことかもしれませんが、寿命にしろ尊厳死にしろ選ぶことのできる人間は幸せなのかもしれません。クラスで一緒に学んできる人に教えてもらいましたが
「人間は生まれたとき、自分は泣き周りの人は笑いながら誕生する。だから、死ぬときは周りの人は泣き、自分は笑って死ぬように生きるのだ」
という言葉がネイティブアメリカンはあるそうです。自分もそんな死に方ができたら良いのでしょうが、
どうせなら皆にも笑っていて貰いたいと思うのは
贅沢でしょうか?
とまぁ暗いネタになりそうなのに次に書くのがおそらく「はぴねす!」かもしれないというのが凄いですね。
もしかしたら「恍惚の人」かも知れませんが、
「はぴねす!」「恍惚の人」「火刑法廷」というとんでもないラインナップになるのは間違い模様です。