憂鬱な4月

そこで起こり得る瞬間

DEORE化検討にてございます

2008年12月25日 | 自転車

今日、職場の近くのサイクルベースあさひにチェーンオイルを買いに行って来ました。
色々とパーツを冷かしていたのですが、そこにあったDEORE

ちなみにDEORE(デオーレ)というのはコンポーネントの種類で、自転車のパーツの中での構成グループとでもいいましょうか。ギアとかブレーキとか一連のパーツのランクと思っていただければ問題ありません。
「お、そのR3(ESCAPE R3)、コンポ(コンポーネント)はDeoreかぁ~」などと使ったりします。


以前からESCAPE R3のグリップシフトをトリガーシフトに変えてやろうと考えており、ALIVIOかDEOREか悩んでいました。

現状のパーツをより生かし、安い値段で組もうとすればALIVIOになりますが(一番てっとり早く安いのはSRAMのシフターですが…)、
いっそ9速化してしまい、コンポ総とっかえのDEOREもまた魅力に思っていました。

とはいえ総とっかえとなると、スプロケやクランクも交換する事となり、金額も高くなります。DEORE化に二の足を踏んでいたのはそれが原因です。

どちらか悩んでいた自分にとってDEOREを見てしまったのが運の尽。

骨折のストレスも相成り、自分の頭の中は一気に9速化へと進んでいったのです。

デュアルコントロールレバーにはローノーマルが良いとか、ちょっとばかし情報を集めたところ、ざっと試算はできました…


◎レバー     DEORE  ST-M530    9,290 
◎FD       DEORE  FD-M530    2,641
◎RD       DEORE  RD-M530    4,065
◎クランク    DEORE  FC-M532    10,833(サイズは170MM)
◎スプロケ     DEORE  CS-HG50-9s   3,360        
◎チェーン    DEORE  CN7701     2,935
        or DEORE  CN-HG53    1,582     
◎ブレーキ     DEORE  BR-M530    1,793×2(前後) 

 

FULL DEOREです。まとまりは良いのですし、あちこち調べた限りではR3にも問題なく付きそうです。
しかし、薄給の自分にはいささか厳しい値段。

36,710…

本来ならば自分で取り付けたほうがスキルアップにもつながり良いのかも知れませんが、今回はCBAに依頼してしまおうか悩んでいます。でもそうなると工賃が10,000位になる可能性もあり(計算していませんが…)、かなりお高くなります。まぁ通勤の代金を考えるとやがてペイできますがね…

まぁ、BB抜いたり、スプロケ交換したり、いろいろ工具も必要ですし、調整も不安ですから、頼んでしまったほうが良いのかもしれません。自分はゆっくり、各パーツの事を勉強しようかなぁ…と。
何気にSPDも欲しいし…

はてさて9速化をするとフロント3速のリア9速で27速(かみ合わせもありますので全部は使えませんが)
より、山に行きやすくなるのではないでしょうか?
そもそも大前提としてSRAMからの開放が第一ですので、変に中途半端な事をするよりも、一気に行ってしまったほうが良いのかもしれません。(じゃあ、105化しろとか言わないでください)
ぶっちゃけロードバイクは魅力的だけど、これだけ投資したらそうそう買えないですから、将来の希望として考えておきます。
何だかんだいって自分を初めて自転車の世界に叩き込んでくれたR3に愛着を感じてきていますし。


ボーナスもでたし、買える範囲内ではあるのです…

今までの投資金額でR3がもう2台買えてしまうのが恐ろしいです…

 

しかし、変えたくて仕方がないのは本当でございます


もうちょっと、細かい点(歯数の事とか)を調べてから買う方向性で動かせていただきます。
その後、改めて経過を報告致します。

次は響堂新先生の「ダーウィンの時計」でございます。


はて、自転車の事か、ミステリの事か、何だかはっきりしないblogでございますねぇ





まてよ…だったらDEFY2でも良いんじゃねぇのかとも思いましたが、置き場がないので
やっぱりR3で。


軽い興奮を覚える

2008年12月24日 | 

クリスマスイブと言えば…
んん、特に何も思い浮かばないあたり、刺激のない人生を歩んできた事が伺えます。
小野不由美の誕生日だって事くらいで、他はあまり知りません。キリスト教的な事も詳しくないですしね。

さて、毎年一人で更新してきたクリスマスイブも今年は違います。

西武中央病院の整形外科外来で院長と会ってきました!!

まぁ、ぶっちゃけ右手のギプスが外れたという事です。
因みにレントゲン写真を見ましたが何処がどうなっているのか判りません…
右手親指の付け根辺りから中指のほうにひびが入っていたのですが、判りにくい部分であり、全然判別できませんでした…

とはいえ、ギプスを外しても良いとのお達しが出ましたので、今日風呂に入った時に外しました。

超便利!! 

右手が使えるというだけでまるで別世界のような入浴。
左肩が問題なく(まぁ問題は少し有ります)洗えるし、ボディタオルを背中に通して洗える事の感動といったら、もう!
シャワーを持って洗える!!

そりゃ興奮しますわ。


興奮はしていますが、大事なのはこれからです。
やはり1ヶ月程固定していたわけですから、思うように動きません。
無理に曲げると痛みが出るので、ゆっくり動かしてマッサージをします。まぁ仕事である程度使っていたので、極端な不自由さはありませんが、ここで変にダメージを与えるともっと厄介な事になりそうです。

いままでギプスによって固定されていた部分の保護がなくなるわけですから、負担は掛かって来るでしょう。
ギプスを外したからといって、完治したわけではないので、日々の生活の中でリハビリを行なっていこうと思います。



外せなかったらどうしよう…と試験に望むような気持ちでいましたが、
なかなかよさげなクリスマスプレゼントでした。

 

次回、何も無ければ、自転車へ乗れない鬱憤か先日読んだ響堂新先生の「ダーウィンの時計」の感想でも書きますかね。


健康診断とダイエット

2008年12月16日 | 

凹んでいてもなんら改善はしませんので、そのまま生活しています。
良いことは無いのですが、飛びぬけて悪い事も無いので…

昨日「ジャーロ No34」を買ってしまいました。鳥飼先生目当てで。
意外と「ジャーロ」の方が「メフィスト」より自分にあっているような気がします。
なんだかんだでミステリ漬け…

先日職場での健康診断がおこなわれました。
血液検査と尿検査の結果は後々わかるのですが、現段階でもいくつか判っている事があります。
①身長は伸びていないし、目も悪くなってはいない。
②体重は3.7kg少なくなっていた。
③骨密度は世代平均に対して118%

「骨の密度は年齢にしては高いほうなので、多少頑丈ですよ」
と、医者の先生は言うのです、自分としましては右手から目が離せませんでしたが・・・
良いほうに考えれば、骨密度が低かったら不全骨折ではなく完全骨折になっていた可能性も有るという事でしょう。

体重に関しましては、ある意味当然の結果だと思います。
骨折して3週間ほど自転車には乗っていませんが、
夏の暑い時期に会社への通勤で往復24kmも乗っていれば痩せますね。少し栄養改善もしましたし。
まったく苦の無い改善でした。
とはいえ、体脂肪率をここ最近は計っていませんので、除脂肪体重の変動がわからない事から、筋肉量の変化が判りません。
骨折のせいで筋肉量が減り、その結果体重の減少に繋がっているのだとしたら厄介です。
BMIでは大まか目安しか図れず、骨格・筋肉量・皮下脂肪・内臓脂肪等は度外視です。

皮下脂肪や内臓脂肪なんて、身長から割り出した適正体重なんかよりもっと生活習慣病につながりが有るのですが・・・


ちなみに、栄養改善に関しては、肉の摂取量を以前に対して減らしたのと、お茶を飲む機会を増やした程度なので、改善といって言いのかどうか、怪しいです。
むしろ、自分の場合は「運動の継続を行なった」ですからね。

適度の運動を継続すれば消費カロリーは増えますので、体重は減少するでしょう。食生活に関する摂取量自体は変わっていませんので、そりゃあねぇ・・・
ダイエットといって良いのかすら判りませんが、軽度の運動を継続する事は、食事制限などを行なうよりもダイエットとしては効果があり、リバウンド(運動をやめなければ)も無いと思います。

食事はバランス良くが条件です。
あるものを過剰に増やして、他のものの摂取量を減らすとか、根本的な摂取量を減らすといったやり方は、栄養バランスが狂い、正常な消化・吸収の阻害になることも有り、また体が飢餓状態に陥ると、逆にエネルギーの消費を減らし、保存に取り掛かります。
そうなると吸収効率は良くなるのですが、脂肪を蓄えようとする事から、逆効果になる事すらあります。
悪役で有名なコレステロールですら、摂取しないと人間は死にます。
もっとも最新の科学や栄養学に疎いものですから、必ずしも正解というわけではないんでしょうね…
肥満に関しては遺伝子的な部分や、代謝異常も大きいようです。その人の適正体重とかも関わってきますし、近年ではそういった研究もなされています。
単純な健康診断ではなかなかわからない点も多いようです。

有名では有りますがダイエットの基本は「消費カロリーを増やす」「摂取カロリーを減らす」の二本柱ですから、その通りにすれば良いはずです。
筋肉量を増やせば基礎代謝熱量は増大しますので、摂取カロリーの変動がなくても痩せていきます。
又、自分の摂取カロリーを知る事で(エネルギー量を知るのは大変ですから、大体で良いのです)、
自分が無意識のうちに間食をしていたとか、間食はせずとも砂糖が沢山入った飲み物を飲んでいたとかを知る事ができ、そこから食生活の改善点は色々出てくるでしょう。
(あくまで無駄な摂取カロリーの事であって、必要な栄養素を減らしてはまずいですね)
ダイエットを行なうのであれば、基礎知識として消化・吸収・再組成あたりを大まかに理解しておくと良いかもしれません。何もエステルとかトリグリセライドが云々ってのを覚えろって事はなくです。

近いうちにそこらへんのプロセスを大まかに説明したいと思います。
役に立たないblogだから少しでも役に立ってもらいたいです。

 

 

まぁ、ダイエットに限らず、食生活をないがしろにすると必ず、そのうちに問題は起きてきます。
自分は「メタボリック症候群」という言葉があまり好きでは有りません。
内臓脂肪の危険性を一般に知らしめた功績は大きいと思いますが、マスコミによる不安をあおるような報道ばかりでは、薬産業とつながりがあるんじゃねぇのか?と疑いたくもなります。
「メタボリック症候群」の内容は良いのですが、やり方が気に入らないといった所です。
高脂血症・高血圧・高血糖が体に悪いといった事は当たり前のことですからねぇ…

尤も、体重が少なくなったからといってこれらの因子が必ずしも改善するのではなく、適切な食生活と合わせてこそ効果が見られます。

ダイエットなのか、栄養バランスなのかわかんなくなって来ました。



ただ、ひとつの問題点は自分のクリスマスの予定が、医者にいってレントゲンを取る事位しかないことです…
運がよければクリスマスプレゼントが「ギプス外し」になります。

運が悪いと(悪くなくても今の段階だと)今年も一人ぼっちだ。
こればかりはなかなか慣れない。

流石に寂しいです。


「聖女の救済」東野圭吾

2008年12月02日 | 東野圭吾

自転車に乗れないと、本を読んでばっかな事に気がつきました。

そして高まる乗車欲求… ああ、乗りたい。改造したい、掃除したい
治ったらグリップシフトからトリガーシフトに変更しようかと思います。
シフター、RD、FD、ブレーキあたりね。
さてさて、上司から借りた東野圭吾先生の「聖女の救済」を読みました。


比較的新しい作品であり、「容疑者Xの献身」に連なる作品です。
まぁ「ガリレオ先生」作品って事です。

今回は先生、どんな驚き方をするのでしょうか…

あらすじ ――
パッチワーク教室を営む真柴綾音の夫、真柴義孝が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていた綾音には鉄壁のアリバイがあった。
第一発見者のパッチワーク教室の講師、若山宏美はアリバイは不確定なものの、義孝と不倫をしていた事から動機は無い。
捜査に当たる草薙刑事は美貌の妻に魅かれ感情移入をしてしまう。
毒物混入方法は不明のまま。
草薙の部下、内海より相談を受けた湯川が推理した真相は「虚数解」理論的には考えられても、現実的にはありえない――


「容疑者Xの献身」では活躍の場がなかった内海薫刑事が右に左に大活躍します。優秀な刑事ですね。
勿論草薙刑事も警察小説ばりの地道な調査で徐々に真相に近づいていくのですが、なかなか思いどうりに行きません。
前作で警察への協力を渋るようになったガリレオ先生こと湯川助教授に今回は内海刑事が依頼をしにいきますが、勿論草薙刑事には内緒…

しかし、なんでしょうなぁ湯川助教授が出てくるとニヤリとしてしまうあたり、
自分の中でも助教授が頼りになる存在になってきています。

今回助教授が出した結論は虚数解――理論的には考えられても現実的にはありえないってな物でして、
数学に疎い自分は虚数なんて全然理解できず…素数ならねぇ…

まぁ自白が無い限り立証できないトリックって事なんだと思いますが、
其れだと多くのミステリのトリックが含まれますね。
最近読んだ海堂尊先生の「螺鈿迷宮」もまさにそんな感じでしたし。

犯人の特定は難しくありません、難しいのは立証であり、肝心なのは心理描写ですから。トリックが重要なんですね。
判んなかったけど、トリックは。

人物の心理描写や構成などはさすが、東野先生です。上手い。
全体的な面白さとしては「容疑者Xの献身」の方が上に感じます。
あっちは悲しいまでの思いがつまった作品ですから…

とはいえトリックに関して言えばこっちの方が上に感じます。
計画性に関しても…流石にまったく予想しえなかったトリックで気持ちが良かったです。

原子吸光分析法で測定できなかった点をスプリング8に持ち込んで行なうってのは真新しくって良かったんです。

今作の主人公は勿論湯川助教授なのでしょうが、自分としては主役は草薙刑事だと思いました。
だからこそ、草薙刑事の心の葛藤をもっと押し出すと感情移入の点で良かったのではないでしょうか?
ある意味犯人の罠にはまっていく草薙刑事を演出したのは良いのですが、もうちょっと有ると良かったかな。



さて、休日の間に柄刀先生の「時を巡る肖像」と、海堂先生の「螺鈿迷宮」
(螺旋迷宮だと思ってました…)を読みました。
感想はそのうち… んで、今日も積本増加…

島田荘司先生の「エデンの命題」
ノベルズで持っているのに解説を柄刀先生が書いているので購入。再読予定。

んで、響堂新先生の「ダーウィンの時計」
響堂先生の作品は読んでみたかったんです。

そして、買ってしまいました。
柄刀一先生の「ペガサスと一角獣薬局」 

さぁ、美希風よ、俺を本格の渦に陥れてくれ


ハードカバーのブックカバーも買ったし万全…

明日、サイモンペッグ&エドガーライトのDVD「SPACED」&「HOTFUZZ」が出るってのに散財しちゃった… まいった