憂鬱な4月

そこで起こり得る瞬間

久々の雑記

2007年06月08日 | 介護
月日が経つのは早いもので、11月に会社を辞めて何とかヘルパー1級を取得することに成功しました。

介護の世界は学べば学ぶほど、その内包する不安定さや今後の問題点なども見えてきて、必ずしも立派な仕事とはいえない部分もあると思います。

ですが、資格を取った以上はスキルアップをしていきたいし、同時に多くの現場も見ていきたいです。


いままでは玄蕎麦や米の営業をして来ました。極論を言えば決してなくならない業界だと思いますし、キャリアアップも望めたと思います。
ですが、今後10年20年経ったときにこの社会がどうなっているのか、正直わかりませんし、少なくとも明るい未来というものは見えません。
国民年金と厚生年金では老後もらえる金額は大きな差となりますが、自分が高齢者になったときに満足にもらえる物なのかどうか自身もありません。

なぜじぶんが介護職を志す事となったのか、
会社における位置で疑問を多く感じていましたし、上司との折り合いもそうでした、営業をしていて、自分の中で充実感が無かったというのも有ります。
営業を続けて自分の充足が得られるかどうか、合計で7年程度しか営業をしていない自分が言うのも偉そうではありますが、無かったのではないかという結論に到達しました。
結局は人と人とが接してサービスを提供する事ですので営業と大差は無いのかもしれませんが、漠然と営業をすることに怖くなったのかもしれません。


親が介護職に就いていてそれを子供の頃から見てきました。勿論そのことは理由になどならないのですが、抵抗や偏見は有りませんでした。
介護が必要な高齢者は今後増えていきます。このblogを見ている友人達や自分の親もまたそうなっていくでしょうし、それに直面する日も来ると思います。
いままで普通に生きてきた人が、それをできなくなるのは辛い事です。
しょうがない部分も有りますが、自分だって満足はできないでしょう。
どんな施設が良いのか、どんなケアが良いのか、5年ごとに制度は見なおされて変化していきます。そしてそれを十分に説明はできていません。

もしかしたら自分はそういった介護の事をもっとたくさんの人に知ってもらいたいのかもしれません。

自分が何を目指しているのか、自分に有っている有っていないかなんてやってみなくてはわかりません。
現段階では介護福祉士を目指していこうかと思います。その勉強の中で、ケアマネージャーになるのか、社会福祉士を目指すのか判断していこうかと思います。

なんだか取り留めの無い乱れた文章になってしまいましたが、少なくとも加齢や身体状況や心で、生きることに壁があってはいけないと思っているのです。
ないしは壁を感じさせないような状況を作っていかなくてはいけないと感じています。(壁の向こう側に行くか行かないかは個人の問題ですが)


介護にも理想というものが有りますが、それには大きな壁もまた存在します。
勿論そんなものは無いほうがいいのですが、現実的に難しい部分も有ります。
でも、理想に近いほうがいいことは間違い有りません。

何にも知らない自分だから、もっと見て知って学んで、壁をぶっ壊していきたいなぁと考えちゃあいるわけなのです。
現場を見ないでそれはできないのです。








最近ミステリ読んでいないなぁ~