今月末に更新が予定されている京阪電鉄の新しい旅客案内システムのデモンストレーションが開始された。
従来のシステムと大きく違う点は案内放送に乗車位置が加えられた点。LED式の列車案内装置と新しい放送システムに組み込まれている。
その案内放送だが、発車メロディーをカシオペアのキーボーディストで鉄道ファンとして知られる向谷実氏が制作したことで注目を集めている。このメロディーも導入する各駅で随時デモ放送が行われている。17パターンがあり、全てを繋げると一つの曲になるという。既に何度か聴いたが、非常に歯切れのよいメロディーのようだ。
なかなか面白そうではあるが、私は現在使用されている「牛若丸」の前に使用されていた特急発車メロディーが好きだったなあ。あの心弾む軽快なメロディーが。
◆写真は京橋駅の列車案内装置。乗車位置が表示されている。