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《流水式水力発電》

2007年11月30日 21時39分33秒 | 環境全般
《流水式水力発電》

水力発電を始めとした自然エネルギー技術の研究開発・販売事業を行う、シーベルインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:海野裕二)は、従来の発想にない世界初となる流水式小水力発電機「ストリーム」の開発、特許取得を行いましたので、下記の通りお知らせします。

《従来型水力発電との違い》
従来の水力発電は、ダム(堰)を利用して、水を止め水圧を利用した発電を行っており、新たに水力発電を導入するには、ダムの作成という自然破壊、環境破壊は避けられない状況にありました。今回、シーベルインターナショナルは、流れる水そのもののエネルギーを利用して発電する「流水式小水力発電機ストリーム」を開発し、特許を取得しました。ダムのような導入に新たなインフラ整備を必要としない、従来とは全く異なる新しい水力発電システムです。

《流水式水力発電の効果》
ストリームの特徴は、これまでの落差式(ダム)水力発電と違い、水の流れのエネルギーで水車を回します。すなわち、水の水平方向の移動エネルギーを利用して発電を行うため、大きなエネルギーと連続したエネルギーを生み出すことが可能となります。無限の水の流れを利用するということは、そこから得られる発電量も一定し安定したものを取得できるということを意味します。回らない風車の問題など、自然再生エネルギーを利用する上で指摘される役に立たない飾りだけの発電機との大きな差異であります。具体的には、風力発電・太陽光発電の発電効率が発電効率15%~20%程度なのに対し、弊社のストリームは止まることのない水の流れを利用するため、その発電効率は、メンテナンスを含めても95%以上の効率をあげることが可能となっております。

《製品導入について》
ストリームは既存の水流のある施設に新たなインフラ整備を行わずに設置することが可能で、日本国内に約1,500ヶ所ある下水処理場施設や、3,000ヶ所以上の工場排水施設などへの設置を始め、2008年には国内市場へ投入いたします。また、2008年度には、東京都下水道局との共同研究として、東京都下水道局処理場の施設において効果算定の用途実験を実施することが決定し、東京都からの実用性認証を得る予定となっております。

シーベルインターナショナル株式会社について
1.社名:シーベルインターナショナル株式会社 
2.代表者:海野裕二 
3.所在地:東京都千代田区岩本町1-13-5 SSスマートビル 
4.設立2004年11月
5.URL:http://www.seabell-i.com