唐史話三眛

唐初功臣傳を掲載中、約80人の予定。全掲載後PDFで一覧を作る。
その後隋末・唐初群雄傳に移行するつもりです。

山西節度使 その4

2012-01-13 22:02:24 | Weblog
・大順二年[891年]専横を極めた宦官楊復恭は失脚し、山西に奔って楊守亮に依った。
・景福元年[892年]鳳翔李茂貞・邠寧王行瑜・華州韓建などは唐朝に迫って山西を伐つことを求めた。
昭宗皇帝は単なる勢力拡張と判断して認めなかったが茂貞らは無視して強行した。
・8月茂貞は興元府を陥とし、復恭・守亮らは河東へ逃げたが途中韓建に捕斬された。
茂貞は子の繼密を留後とし勢力圏に入れた。
・天復二年[902年]朱全忠が鳳翔を攻囲し、茂貞の勢力圏を制圧するのに呼応して、
西川王建は山西を攻めて陥し、繼密を捕らえた。
・以降山西は王建[後蜀]の勢力圏となった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿