人生は上々だ

管理人ののんべんだらりとは言いがたい日常を、のんべんだらりと綴るサイト。タイトルは自己暗示。

同質異像

2006-03-27 01:30:31 | Weblog
先日飲み会のお土産で
アレな本をいただいたくぉーつです。
ジャムは勘弁して頂きたい。


最近、でもないですが
書いてる記事が数ヶ月前の出来事だったりするので
たまには最近の出来事を。


3月24日(金)

今日も朝から山の中。
以前、といっても数年前だが
自社で調査したデータを基に
橋梁の基礎(深礎杭)を作っているとのことで
現場の視察と基盤面の確認を行う。

ややこしい単語が並んで申し訳ないが
簡単にいうと
橋げたを地面に刺す穴の底を確認する。

穴の大きさは直径約5m
深さは13m。
どうやって掘るのかというと
機械文明全盛の時代に
なんと人力で掘るのだ。
実にご苦労なことである。

地上から穴の底にパイプが付けられており、
ここから新鮮な空気を送る。
昔の潜水作業が思い浮かぶ。
実際には13m程度では酸素濃度に影響は無いため
保険のようなものだが
50mともなると完全に地底の世界になるそうだ。

孔底の観察なので
当然ながらここへと入る。

ところで、
垂直な梯子を10m以上
降りたことのある方はいらっしゃるだろうか?


はっきり言って超怖い。


梯子に対して身体がやや斜めになるため
感覚的には120°位になる。

いっそ現実味の無い高さに立つだけならば
ムスカ様の気分にもなれようものだが、
中途半端に現実感のある高さと
手にかかる体重が恐怖を呼び起こす。

んー、やはりパズーは凄い。

こんなことを考えられる時点で
余裕はあるものと思われる。


孔底に降り立ち、岩盤の確認。
一部に粘土化が見られるものの
岩盤としては良好だということで
スケッチをした後地上へともどる。


大した問題もなく、確認は終了。
岩盤もまあ良好だ。
それはいい。


ここからはオフレコの話だ。


今回橋を作っている場所というのは
県内でも有数の地すべり地帯で、
ボーリング調査においても
地すべり面と思われる粘土層が確認されている。
その深度は17m付近。
基礎地盤面は13m。

要するに
地震等により粘土層で地すべりが起こった場合、
この橋は基礎からごっそり崩れ落ちる。

ボーリングデータを基に
設計と役所の協議の上で判断・決定し
施工までしちゃってるので
今更口出ししようも無いのだが
ほんとにいいのかおい!?



軽くイニシャルD気分で会社へ戻ると
目の前に信じられない光景が!

















なんで、




うちの会社で

















女子高生が働いているんだ!?



つづく。

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