人生は上々だ

管理人ののんべんだらりとは言いがたい日常を、のんべんだらりと綴るサイト。タイトルは自己暗示。

祭のあと

2008-08-19 22:15:11 | Weblog
皆様、15日~17日はお疲れ様でした、くぉーつです。
このブログを見てる人の8割方は何にお疲れ様なのか
すぐに分かると思われます。

はっちおにーたんも来ていたらしく
お会いできなかったのですが
むしろ何故会えなかったのか不思議でなりません。



8月16日(土)
今日は1年振りの国際展示場。
半年前は高校の同窓会出席の為
世間体を優先して参加しなかったコミックマーケット。

まあこっちも同窓会に近いものがあるのだが。



会場へ到着。
相変わらず三国志の軍隊のような光景。
日差しが厳しい。
風はやや涼しい。
お姉様方が多くいらっしゃるのでとても目に優しい。

天気予報では曇一時雨だったのだが
着いてみればほとんど快晴。
10万人単位の煩悩によるものか。

10時半頃移動開始。
今回は当局の強い要請により、荷物チェックがあると聞いたのだが
実際には何もない。
大丈夫だろうか。



会場内へ到着。
暑いを通り越して熱い。

とりあえず、この歳になってまで参加する原因となった
涼宮ハルヒの憂鬱という小説のエリアへと進む。








ふと気が付くと、バッグがやたらと重い。
何故だろう。


ふと持っている紙袋をみると
SOS団の男性陣がヴェーゼを交わしている。
本当に何故だろう。







その後頼まれ物を買いに西館へ。
ちなみにお久しぶりの電話で頼まれた際、
第一声は「西 “れ”の~」だった。



無事に買い物を済ませたところで周りを見渡すと
無敵なコスプレをした売り子さんを発見する。
とくに胸元辺りが無敵だ。

どうやら写真集を売っているらしく
CDと一緒にペーパーを渡している。

わざわざ足元においた箱から取り出して。








あざとい。

実にあざとい。










気付いたら1枚買っているくらいあざとい。





その後コスプレ広場をかるーく見た後
翌日の事を考慮して早めに退散する。


基地にさせていただいているえせ浜さん家に戻った後
買ったものを確認してみる。


……なんか、キョン子がいっぱいいる。

以前チャットでとあるお嬢様に
キョン子が良いとの旨を伝えたところ

「くぉーつさん、それマニアの発言ですよ!」

とダメ出しを食らった事を思い出す。
まさかこの人にマニアと言われるとは夢にも思わなかったのは秘密だ。


ちなみにキョン子というのはこれ

http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20080311/p2












………言いたい事は良く分かる。
是非とも言わないで頂きたい。

好事魔多し

2008-08-05 20:07:24 | Weblog
曇男から嵐を呼ぶ男に格上げになりました
くぉーつです。

先週1週間ほど、富士山の麓で道路の穴掘りやってました。
んでそのときの日記。

8月1日(金)
今日は道路改築のための事前調査。
随分昔にも書いた覚えがあるが、
道路を直す際、舗装の下にある土の強さを測る必要があるため
舗装を切って穴を掘って
土を取って埋め戻す
という作業を行う。

これまた以前にも書いた覚えがあるが
道路の下には色んな管が入っている。
通常埋設管の上には砕石や砂など
人工の土砂を使って埋め戻す。

調査においては元々の土の強度を測る必要があるため
当然ながらこれらの埋設管を避けて掘削する必要がある。
また掘削する際は重機を使う。
高速道路の工事中にあった
「埋設管あり 切ったら1億」
の看板が思い出される。

んで、管路図等を参考に場所を決めるのだが
今回の路線にも、上水道、電気、NTTなど勢ぞろい。

神経をすり減らしつつ場所を決定し
アスファルトを切った後、いよいよ掘削。
勿論ぬかりは無く、工事は順調に進み
今日が最終日。
よし、気合をいれて頑張ろう。





1箇所目。

硬い地山(元々の土)が出てきた。
俺完璧。












ガリッ。

ぶしゃあああああー。
















は?












一瞬何が起こったのか全く理解できない。

管路図も見た
立会いもやった
マンホールの位置も量水器の位置も全部確認した。







なにこの噴水?


すぐに確認してみると、
地山の中を通って水道の引き込み管がにょっきり出ている。
管路の延長上に量水器は無い。


数秒したら止まるに違いないと淡い幻想を抱くも
見る間に即席プールが完成。

すぐさま頭を切り替えて
周辺の水道屋に連絡を入れる。




1件目
出ない

2件目
「すいません、今技術の者全員出払ってるんですよ」

3件目
「うちもう水道工事の方やってないんですよ」

4件目
「お客様のお掛けになった電話番号はg」



なんだこれ。

どうにもこうにも繋がらない。


8件目
「今全員現場に出払ってるんですよー、
 緊急ですよね?
 とりあえず現場の方に連絡取って折り返し電話します。」

数分後
「今連絡取れました、周辺に目標物はありますか?」
おねーさんの声が天使の声に聞こえる。



「交番の目の前です。」

「あ~。」


……何でしょうか、その深い「あ~」は。





数分後。
現場に小型の角田信朗が現れる。

とりあえずは水中ポンプ2台を使って
即席プールの水を抜く。
すると今まで水圧で抑えられていた噴水が
勢い良く吹き上がる。


「あー、こりゃ本管止めないとダメかもね。」


何かさらっとすげー事言いやがった。

ちなみに場所にも因るが
水道の本管を止めるとなると
多いときには数千世帯の水が止まる。



連絡を受けて役所の水道課登場。

「あー。」

皆第一声が同じ。


調べてみると、
現在駐車場になっている場所にかつて床屋があり、
水道を使わなくなった時に通常根元で水道を止めるはずが
面倒だったらしく先端で止めてそのままだったらしい。

現在の引き込み管は樹脂製で、先端を潰せば結構簡単に止まるらしいのだが
今回の管は昔ながらの鋼鉄製。
もうどうにも止まらない。


「反対車線の本管の根元に引き込み管のバルブがあるから
 こっち側切って掘ろうか?」

こっちもさらっとすげー事言いやがった。


とりあえず試すだけ試してみようと
小型角田が部品を持ってプールの中へ。



第1ラウンド2分50秒
挑戦者角田の押さえ込みにより1本。

すげーぜ角田!あんたスーパーマンだ。





処理が終わって一段落付いたところで
小型角田選手
「請求の方は水道課ですかね?」




一瞬水道課の担当者とお見合い。
変な間が発生する。

お互い自分側の原因と責任があるので
相手に押し付けるわけにも行かない。


0.2秒後
「こちらの方へお願いします。」

一歩引くのが大人のマナー。



結局この日は復旧完了後、耐力の限界。
気力も無くなり、終了することになりました。








翌週月曜。

掘削時の小さな物音に全員過剰に反応。
しっかりトラウマとなっていた。

後悔の念

2008-07-30 20:23:08 | Weblog
こんばんは、くぉーつです。
普通の日記書いてみたんだが
自分が一番物足りない。
何時の間に芸人になったんだ俺は。


んで
「女声の出し方教えます」
ttp://waranote.blog76.fc2.com/blog-entry-1246.html

こんなのがあったのでやってみた。











裏声は出た。

ためしにちょっと歌ってみた。

















最初に出てきた歌がアニソンな辺り、我ながら本当に戴けないと思った。














とりあえず普通に歌えた。

そういえば高校の頃、
カラオケのボイスチェンジャーで台詞を言ったら
静まり返った後、えらい好評だったのを思い出した。
(注:男子校)

最近の携帯電話というのは実に無駄な便利な機能がついていて
自分の声を録音できる。

やってみた。

















!?

即時消去。


・・・さあ、皆もやってみよう!
居た堪れない気分を共有しよう

半端者

2008-07-28 20:20:12 | Weblog
「お前は曇男」と言われました。くぉーつです。
自分が担当の現場は、雨は降らないがいつも中途半端な天気らしいです。
そいえば何か行動する計画立てると
微妙な天気が多い気がする。

周りから見てどうなんでしょうか?


今日の出来事。

今日は富士スピードウェイ近くの現場で道路の調査。
やはり皆血が滾るのか、えらいスピードで走り抜けるので
最強伝説黒沢の気分。

暑さにやられて鼻血。
とまらん。

以上。


なんて日記らしい日記なんだろう。

抑えきれないこの気持ち

2008-07-26 17:43:50 | Weblog
2日連続で書くのなんていつ以来だろう。
こんにちは、くぉーつです。



昼飯時。
店に入るのが面倒なのでほか弁へ。
少々迷いつつ、かなり空腹なのでのり弁当2個注文。

家に帰ってみると、箸が1本しか付いてない。
注文時には何の確認も無かったはずだ。
普通に一人で2個食うと思われたんだろうか。



いや、間違ってはないんだけどさ、
なんだろう、言葉に出来ないこの気持ち。


ところで、「ほっかほっか亭」から「ほっともっと」に変わったんだが
何と略せばいいのだろう。

ほも弁?

何人気付くだろうか。

2008-07-25 23:55:34 | Weblog
大変長らくご無沙汰しておりました、くぉーつです。
継続は力なりと言いますが、一旦書くのをやめてしまうと
年単位で書けなくなるとは思ってもみませんでした。

いや、ちょっと思った。

このブログのスタンスとして
「エンターテイメント」
を目指していたのですが、
自分の日常が、自分にとっては余りにもエンターテイメントとかけ離れていた(いる?)ため
暗い話題しか出てこない状況になりそうだったので
書くのを躊躇っていた次第であります。

これからはもう少し自分の中のハードルを下げて記事を書いていくので
やや面白みに欠けるかも知れませんが
暇を持て余した時にでも覗いて見てください。

気付いたらだけど。


1年以上も間が開いておりますが
基本スペックは全く変わっておりません。

年齢:大台を突破
子供の頃の人生設計では子供がいる。

性別:紳士
変わったら自他共に困る。

配偶者:無し
悟りの境地が忍び寄る。

仕事:悪化
まだ会社はある。言えない話が多すぎる。

趣味:悪化
あっちは卒業したと思ったら再入学。すべてあの小説が悪い。

体調:悪化
WiiFITでは上から2個目のカテゴリー。


……イヤな変化をしてるなぁ。


とりあえず1年ちょっとの近況を箇条書きで。

・仕事忙しい。給料ちょっと上がる。
 主任手当てが付いたが怖くて聞けない。

・仕事で巨大なミス。
 電話で弱音を吐いたところ「どこのエロゲだよ!?」と突っ込まれる。

・周りが何人も結婚する。
 私の予定は全くない。

・親が手術。
 「仕事継ぐか?」などとのたまう。スペックが足りないとやんわり拒否。

・現場で親指挟んでえらい事に。
 右手親指の腹が握撃。

・えせ浜さんの引越しでえらい事に。
 絵本がダンボール40箱。予想は付いたがありえん。

・「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品にはまってえらい事に。
 再入学の主要因。今年の夏も宜しくお願い申し上げます皆様。


一言でまとめると「相変わらず」です。
いつ更新されるかも分からないブログですが
これからも何卒宜しくお願い致します。

黄金週間

2007-04-28 20:37:05 | Weblog
こんばんはー。
約1ヶ月のご無沙汰でございました、くぉーつです。
本日は業務(?)連絡のみです。
申し訳ない。

5月1日~5日の間
秋田へ出没します。
暇な方、遊んでやってくださいましm(_ _)m

地中探査 後編

2007-03-20 23:18:06 | Weblog
ほぼ月刊人生は上々だへようこそ。
くぉーつです。
ちょっと仕事の方が
ちょっとどころではなくテンパってたので
更新が遅れてしまいました。



ほんとだよ?



んで早速前回の続き

の前に
警察繋がりでひとつ。


えー、













中学時代の数学の先生が逮捕されました。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030914.html



今まで教師の不祥事を報道で見たときは
「バカな教師だなぁ」
としか思わなかったんですが、
いざ自分の知っている先生が捕まったとなると

こう

何とも言い難い空しい気分になるもんですね。

特に癖のない真面目な先生だったと思ったんですが。



それにしても、何故郵便物……。




気を取り直して続きを。

まだ前回の記事を読んでない方
更新したのに気付いていない方は
先に前回の記事に目を通していただければ話が分かると思われます。


書きなれてないから文章がくどい。



なお、写真は事情により掲載できません。



2月4日(日)②

いよいよ捜査当日。


待ち合わせ場所に到着し
早速挨拶に伺うと、
いきなり8人もの捜査員の方々に囲まれる。


ごめんなさいと言いたくなるのは何故だろう。


捜査員の格好はというと
ドラマに出てくるような青のツナギと編み上げのブーツ。
警察官というのはみな独特の目をしていると感じるのは
気のせいだろうか。


挨拶の際聞いた話によると
捜査員は他にも何名か居り、
分かれて移動し現地で集合するらしい。
何故そんな面倒な事をするのか疑問に思っていると
マスコミ対策とのこと。



……マスコミ対策しなきゃいけないような事件って何だろうなぁ……。


とりあえず調査内容の詳細を聞いてみると

山中の地表面下5m程度のところに埋まっている車の場所を
地中レーダー探査によって特定する。
大体の位置については埋めた人が立会うので分かるとの事。

上司が
「埋めた人って、犯人って事ですか?」
と聞くと

「犯人というか、まあ、詳細については現地で説明させていただきます。」

教えてくれない。
随分ディープな世界に来てしまった気がする。



とりあえず全員集合したので
現地へと移動を開始する。

捜査員の方々は黒のミニバンに乗って移動するのだが
何というか異様な威圧感が漂っている。
一発で覆面パトカーと分かる気がするのは
中身を知っているからだけでは無いと思われる。


現場へ到着。


現場はとある山中の民家の裏山といったところ。
進んでいくと、何故か山の上にも関わらず
クルーザーが何隻も置いてある、
というか明らかに棄ててある。
本命の産廃で間違い無さそうだ。




「俺の妖怪レーダーが反応してる。」
上司が突然何やら言い出した。
鬼太郎になった模様。




早速どの辺りを調査するかという話になり
立会人のおやじさんが登場。

「埋めたとすればこの辺りだとは思うんだけど、
 どうだったかなー。」

「○○が勝手に埋めたなら分からんなぁ。」

どうも要領を得ない。


仕方ないのでとりあえず
通路から向かって右側の平地から調査することにした。






ところで

現場検証の場合撮影のためのテンプレートというか
簡単に内容を記載する看板みたいなものを立てる。


事件名       事件

年月日 平成  年  月  日

場 所

立会人



といった感じのもの(実際は縦書き)だ。


いきなり顔を顰めた上司を不審に思い
そのプレートを覗き込んだ瞬間
今までの経緯の全てを理解した。


そこにはこう書いてあった。
















事件名  殺 人  事件

年月日 平成 19 年 2 月 4 日

場 所 ○○○○○○○○裏山之山林

立会人 ○○ ○○










……………。

大穴ですらなかった…。




なるほど。

そりゃあマスコミも気にするし
事前に内容も教えてくれない筈だ。


要は今から探す車ってのは
当然事件に関連した車なわけで、
ひょっとしなくても
何かが乗っている可能性が高いわけだ。

よくよく周辺を見てみると
何故か目の細かいふるいがいくつも置いてある。

何をふるいに掛けるんだろうなぁ……。





調べる範囲が少々広いので
道路右側の平地を調べる間に
反対側の小山を重機で掘ってみる事になった。


2測線目を調べている最中
反対側から声が上がる。


黒い車が出てきた。



調 査 の 意 味 ね ー



とは言ったものの
まだお目当てのブツとは限らないので
こちら側では引き続き調査を行う。


捜査員の方々は和気藹々と作業を行っており
会話の端々が聞こえてくる。


「ミミズが出てくれば間違いないんだけどなー」


あーーー、きこえなーい。




こちら側の調査が終わる頃
車が引き上げられて全容が明らかとなる。

すると、お目当ての車とは違うらしい。

立会人のおやじさんも
「確かにこれは埋めた覚えがある。
 あともう一台については分からん。」
とのこと。

当初このおやじさんが犯人だと思っていたのだが
どうも違うらしく、
さっき言っていた○○というのが真犯人(?)らしい。


まあ不法投棄の時点で既に犯罪なんだが。




これで当てがなくなってしまったため
今度こそ地中レーダーの本領発揮となる。

縦横に何測線か調査を実施すると
地中に大きな物体の存在が浮かび上がる。

そこを目当てに掘削すると
濃紺のボディを発見。
お!ついに発見か!?


既に調査開始から6時間が経過している。
最初は聞きたくもなかったミミズも
今か今かと待ち望む状況だ。

人間っていい加減なものだなぁ。



鑑識のおねーさんが穴へ入り
車体後ろにあるエンブレムと、車の一部を見ただけで
年式まで判別し、求めるブツと断定。
いやあ、鑑識ってのは凄いなぁ。



徐々に日が落ちていく中
車の全容が明らかになっていく。
車の周りや運転席の土をザカザカ掻き出していくのだが
何故かトランク部分の土だけは誰も手を付けない。

やっぱり、そうなんだろうなぁ……。




日も殆ど落ち、かなり冷え込んできたので
車に上着を取りに行くと
ドドッという音とともに辺りに怒号が響く。

何だ?何があった!?

急いで戻ると、
高さ5m程にまでなっていた壁の一部が
突然崩落した模様。
幸いにも巻き込まれた人は居なかったものの
これ以上穴の中での作業は危険ということで
車を無理矢理上に引っ張り上げて
この日の作業は終了。


基本的に私は霊感なんぞこれっぽっちもないため
祟りなんて信じてはいないのだが
やはりちょっと嫌な気分だ。


結局アレを拝むこともなく
調査の目的は達成したので
これで調査終了、解散と相成った。


えらく疲れが溜まる現場だった。



翌日。

昨日肩が痛いと言っていた上司が
調子が悪いと会社を休んだ。




えと、風邪ですよね?

地中探査 前編

2007-02-11 22:49:24 | Weblog
あー、えっと、
あ、あけましておめでとうございます。(遅い)
年賀状にまで更新しろというメッセージを頂いたくぉーつです。
ご無沙汰しております。

先日久方ぶりに電話で連絡を取った方の第一声が
「生きてる?」
でした。

無事とは言い難いまでも生きております。


余りにもご無沙汰になってしまった為、
更新する際には何か強力なネタが必要と感じておりましたが
格好の、というか
一生の内そうは無いであろう事がありましたので
報告と記録をしておきます。

何卒本年も宜しくお願い申し上げます。




2月4日(日)①

今日は警察の捜査に同行する事になった。







私ではない。







事の発端は2週間ほど前
会社にかかってきた一本の電話だった。

隣の席で先輩が電話を取り、いつものように受け答え。
かと思いきや、いきなり動きが停止する。

「はい、少々お待ち下さいませ」




「Aさん(上司)、○○警察署から電話です。」




会社にいた全員の動きが止まる。
皆上司に注目する。
上司は私に注目する。

お互い「俺じゃない」という表情が見て取れるようだ。


とりあえず話を聞かない事にはどうにもならないので
上司が電話に出て応対する。


すると、どうやら誰かが何かやらかした訳では無い様だ。

内容としてはうちの会社で地中探査はやっているかとの事。
やってはいるのだが、
どういったものの調査に用いるか把握しないと
概略の見積りが立てられないので
ある程度詳しい内容を聞いている模様。

が、

「あ、そうなんですか、ご事情はお察しいたします、了解いたしました。」

突然、いつもは歯切れのいい上司の口調がおかしくなる。

電話が終わったあと訊ねてみると
「地面に埋まった金属製のものを調べたいらしいんだが、
 事件に関連する事なので詳しくは後日お伺いした時にと言ってた。」

色々考えて見た結果
恐らく産廃か何かの調査だろうとの結論に落ち着いた。


この時点では。




数日後、警察署の方が来社する。
2名のうち1名は会計課の方
もう1名は捜査1課の方。


ん?


捜査1課って何を担当してるんだっけ。


会議室で上司が応対し、数十分後

「では裁判所の許可が下り次第、ご連絡させて頂きます。」

という挨拶とともに警察署の方が帰っていった。


上司に確認した内容をまとめると

・山中に車が埋まっているのでそれを探したい
・大体の位置は分かっているが、
 掘削前に詳細な位置を知るのに良い調査法はないか

との事。
事件の内容は教えてくれなかったらしい。

ちなみに名刺交換の際、
会計課の方は普通に交換したのだが
捜査1課の方は警察手帳を開いて
「こういう者です。」
と言ったらしい。素敵だ。


その後皆で協議の結果、

本命は産廃
対抗はひき逃げ
大穴で麻薬

との結論に達した。


この時点では。


続く。

唯我独尊

2006-09-20 22:19:47 | Weblog
happy birthday to me
happy birthday to me
happy birthday dear gentleman
happy birthday to me


生きてます。
たった今上の文章を書いて死にそうになりましたが。


くぉーつです。


実に御久しゅうございます。
約3ヶ月振りでしょうか。
ほったらかしにして本当に申し訳ありません。
さて、何人の方が気付いてくれる事でしょうか?


高校生、大学生、社会人と
年齢を重ねるごとに
1年の過ぎ行く体感スピードが
加速していくように感じます。

気付けばもう20代も終わりになりつつあって、
年齢に比して何か進歩があったかというと
これが何もない訳でして。
ましてや隣に祝ってくれる人など居ない訳でして。
周りの人は、一部を除いて、相方を見つけていく中
なんだか時間の流れに取り残されている気がしてきます。

つい最近届いたメールに
「9月病」
というのがありましたが、まさにその通り。
アンニュイな誕生日を迎えております。



長々と書き連ねましたが、要するに何が言いたいかというと



誰か祝ってやってくださいm(_ _ )m





ところで先週の連休
富山のB-eater=kaniさんのところへ遊びに行ってきました。
忘れないうちに記録をしておきます。


私信 kaniさん、リンク張り替えました。
   かも先生、やっとこさリンク張りました。


9月16日(土)

今日は以前より企画されていた
越中富山食い倒れトロッコ列車温泉ツアーの開催日。
内容は名前の通りである。

この企画、途中までは多くの参加者が見込まれたのだが
皆なかなか日程が合わないらしく
最終的には3名での実施となった。
実のところ私も大変怪しい状態ではあったが
2人では旅行自体が成立しないため
月曜日予定の仕事を上司に投げつけて参加となった。
多分来週の休みは無い。


夜と朝の境界線が曖昧な中
9:14静岡出発。
富山到着予定は13:25。
意外なほどに時間距離は短い。

多分大丈夫だろうと高をくくって自由席にした
米原で乗り換えの特急しらさぎ
何だかえらく混んでいる。

一体皆どこへ行くのだろうか?
やはり金沢あたりだろうか?
そんなことを考えていると
大挙して福井でお降りになる。
きっと例の観光地へ花を捧げに行くに違いない。


富山到着。
台風が心配されたものの、まだ雨は降っていない。
日ごろの心がけの良さが出たものと思われる。

ここでkaniさん、rekkaさんと合流し
ややファンタスティックな運転の下
極一部で有名な富山名物
「きりん飯店」のチャーシューメンを食いに行く。
(写真は後日)
チャーシューメンというか
メン付チャーシューといった方が正しいと思われる。
何故なら単品のチャーシュー4枚と
チャーシューメン(チャーシュー4枚)の
値段が同じだからだ。


その後時間が中途半端だということで
夕飯までカラオケへ。
選曲は相変わらずちょっと(?)アレだ。

カラオケの後スーパー銭湯へ。
700円というリーズナブルな価格にも関わらず
素晴しい館内設備を誇る。
一日の疲れと共に体も融けそうになる。
お腹周りだけは本当に融けてほしい。


お湯で蕩けそうになった後は
料理で蕩けることになった。
kaniさんが予約した店で
日本海の海の幸に舌鼓を打つ。

将に絶品。

やはり同じ海の幸といっても
静岡と富山では大分種類が異なるようだ。
静岡はやはりまぐろがメインだが
こちらではブリがメインだと思う。
まだ旬の季節ではないもののこの旨さ、
旬の2月はどれほどのものだろうか?

それにしてもkaniさんが選ぶ店は実に当たりが多い。
素晴らしい才能だと思う。


kaniさん宅へ到着。
座った瞬間一気に睡魔が襲う。
とりあえず翌朝起きる時間を決めた上で
さっさと就寝。
翌日は宇奈月トロッコ列車の予定だ。