人生は上々だ

管理人ののんべんだらりとは言いがたい日常を、のんべんだらりと綴るサイト。タイトルは自己暗示。

地中探査 前編

2007-02-11 22:49:24 | Weblog
あー、えっと、
あ、あけましておめでとうございます。(遅い)
年賀状にまで更新しろというメッセージを頂いたくぉーつです。
ご無沙汰しております。

先日久方ぶりに電話で連絡を取った方の第一声が
「生きてる?」
でした。

無事とは言い難いまでも生きております。


余りにもご無沙汰になってしまった為、
更新する際には何か強力なネタが必要と感じておりましたが
格好の、というか
一生の内そうは無いであろう事がありましたので
報告と記録をしておきます。

何卒本年も宜しくお願い申し上げます。




2月4日(日)①

今日は警察の捜査に同行する事になった。







私ではない。







事の発端は2週間ほど前
会社にかかってきた一本の電話だった。

隣の席で先輩が電話を取り、いつものように受け答え。
かと思いきや、いきなり動きが停止する。

「はい、少々お待ち下さいませ」




「Aさん(上司)、○○警察署から電話です。」




会社にいた全員の動きが止まる。
皆上司に注目する。
上司は私に注目する。

お互い「俺じゃない」という表情が見て取れるようだ。


とりあえず話を聞かない事にはどうにもならないので
上司が電話に出て応対する。


すると、どうやら誰かが何かやらかした訳では無い様だ。

内容としてはうちの会社で地中探査はやっているかとの事。
やってはいるのだが、
どういったものの調査に用いるか把握しないと
概略の見積りが立てられないので
ある程度詳しい内容を聞いている模様。

が、

「あ、そうなんですか、ご事情はお察しいたします、了解いたしました。」

突然、いつもは歯切れのいい上司の口調がおかしくなる。

電話が終わったあと訊ねてみると
「地面に埋まった金属製のものを調べたいらしいんだが、
 事件に関連する事なので詳しくは後日お伺いした時にと言ってた。」

色々考えて見た結果
恐らく産廃か何かの調査だろうとの結論に落ち着いた。


この時点では。




数日後、警察署の方が来社する。
2名のうち1名は会計課の方
もう1名は捜査1課の方。


ん?


捜査1課って何を担当してるんだっけ。


会議室で上司が応対し、数十分後

「では裁判所の許可が下り次第、ご連絡させて頂きます。」

という挨拶とともに警察署の方が帰っていった。


上司に確認した内容をまとめると

・山中に車が埋まっているのでそれを探したい
・大体の位置は分かっているが、
 掘削前に詳細な位置を知るのに良い調査法はないか

との事。
事件の内容は教えてくれなかったらしい。

ちなみに名刺交換の際、
会計課の方は普通に交換したのだが
捜査1課の方は警察手帳を開いて
「こういう者です。」
と言ったらしい。素敵だ。


その後皆で協議の結果、

本命は産廃
対抗はひき逃げ
大穴で麻薬

との結論に達した。


この時点では。


続く。