クーたんとココ君のお家2

我が家の可愛いねこのブログ

ココ

2013-10-07 05:32:55 | ねこ
僕がココを最初に見たのは、ニャンポチ君のブログに里親募集の記事に載っていた、今日掲載の写真である。この目がしょぼ付いて何とも可愛い写真を見た時、考え込んでしまった。可愛らしくて、育てて見たいが、我が家にはクーと言う気難しいお嬢様が居る。だが1日考えて家内にも見せ、両手を挙げた。心の中では「何とかなるわい」と言う気持ちが強かった。載せていたテケトさんにコメントを入れ「遠くても新幹線を利用すると、東京も神戸の隣町です」と書いた。月が変わり、僕の誕生日の12月2日帰宅して暫くすると電話が鳴り、テケトさんからで「仔猫の事よろしくお願いします」と言うものだった。最良のバースデープレゼント。天にも昇る気持であった。「名前は神戸の珈琲と言う事で、ココにします」と付けた。
ココは、ミカンの段ボールに入れられて、公園の片隅に捨てられていたのを、小学校で「猫博士」とあだ名が付いていた少女に拾われたのである。1晩「六甲おろし」と呼ばれる北風にさらされてねこ風邪を引いてしまった。また、母猫と生後間もなく引き離されたので、クーの持っているような「ネコの社会性」も身に付いてはいない。去勢手術後食欲が旺盛になり、デブネコとなってしまった。
夫婦がココを引き取りに神戸に出掛けたのは、暮も押し詰まった12月30日である。まずは山の上にある両親の墓前に手を合わせ、ココの住む家に向かった。この駅も今年の春には、ココを引き取った当時の改築工事が終わり、すっかり綺麗になったようだ。
ココは毛に艶もあり、毎日クーを追いかけては「シャーアー」をされてもめげない男の子に育ったのである。