秋の柔らかな日差しが廊下に注ぐ。クーは布団の上で日に包まれてのお昼寝をしている。クーにとっては至福の時間だろう。こんな日は昼ご飯も食べずに夕方まで熟睡している。午後目を覚ましても、その余韻を楽しむように布団にいる事もしばしばある。おしゃべり娘は起きて来ると煩く人に向かって強請り、聞き入れないと直ぐにむくれる。ねことの生活が初めてなので甘やかせて仕舞ったつけが今回って来た。彼女は自分の言う事は全て聞いてもらえると思っている。人間の幼子と変わらない。
ねこの可愛いのはこんなところにもありそうだ。ココは男の子らしく無頓着。今朝はクーに焚き付けられたのか、早朝から枕元に来ては「ニャゴゴ」とご飯の催促をした。台所に行くと、クーがねこ椅子の上で正座をして待っていた。彼らは「ココ君。お腹空いちゃった。お父さん起こして来なさいよ」とでも話しをしたのだろうか。
ねこの可愛いのはこんなところにもありそうだ。ココは男の子らしく無頓着。今朝はクーに焚き付けられたのか、早朝から枕元に来ては「ニャゴゴ」とご飯の催促をした。台所に行くと、クーがねこ椅子の上で正座をして待っていた。彼らは「ココ君。お腹空いちゃった。お父さん起こして来なさいよ」とでも話しをしたのだろうか。