QAZのつれづれ日記

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ついに買ったシャープのガラホ

2017年03月21日 | 日記

1ヶ月前93歳の義母が体の不調で緊急入院、難しい検査のため3度も転院させられ、2度の緊急手術やつらい検査にも耐え、ずっと食事が摂れずに点滴ばかりでしたがやっと通常の食事ができるまでに回復しました。
大変な生命力で医者もびっくりしていました。

その間、今から緊急手術をするからと真夜中に病院から電話で呼び出され飛び起きてすっ飛んで行ったりしました。
今まで一度も携帯を持ったことがなくそれなりに何とかなっていましたが、昼間に夫婦二人とも外出しますと病院からの緊急連絡を受けられなくなりますのでやはり携帯がいるねということになり、この際購入することにしました。

我が家ではメールやインターネットについては家内の分のメール送受信や頼まれたネット検索なども今まですべて私がパソコンでやっていました。
家内はメールやネットには全く興味・関心がありません。

携帯は二人で使うつもりですが、よく外出する家内のほうが持つ機会が多くなると思われ、電話ができればいいと言う家内の希望でどのようなのがよいか検討することにしました。

ネットで調べ始めますと、携帯の世界はガラホ、MNP、SMS、MVNO、白ロム、テザリング、LTE、格安SIMなどわからない言葉だらけ、逐一意味を調べないと気が済みませんので下調べに時間がかかります。
料金体系も複雑怪奇で単純に比較することがなかなか難しいです。

街の公衆電話がめっきり少なくなりました。
持っていれば通話以外にも何かと便利で手放せなくなるのでしょう、携帯は家庭に1台から個人に1台へ、高い通信費をかけてみんなが所持する時代になってしまいました。

携帯の通信方式も私が仕事で長年開発に携わってきました第2世代のGSMや長らくIMT-2000と言われた第3世代のCDMA2000やW-CDMAを通り越して、今や第4世代のLTEの時代、さらには2020年頃を目処に第5世代の開発も進んでいます。

携帯の形状・性能もガラケー、ガラホを経てスマホの時代へと、これらハード・ソフトの進化にもまことに目覚ましいものがあります。

今回、携帯の選択に当たって考慮したことは
・主に家内が使うことを考え極力通話だけの無駄の少ない契約ができ操作も簡単なものにしたい
・家のケーブルTV(J:COM)がau固定電話の契約となっていますので携帯キャリアもできればいろんな特典が使えるauにしておきたい

これらのことからいろいろ比較検討しauの4G LTEガラホ、シャープのAQUOS K SHF33にすることにしました。
3G携帯やガラケーは今や時代遅れ、といって通話主体にはスマホはいろんな機能があり過ぎます。

ガラホはシャープが最初に開発し2015年にSHF31、SHF32、2016年にSHF33を発売しています。
今年もまた新しい後継機種が発売になるのかも知れません。

AQUOS K SHF33

ガラホはKDDIによって商標登録されている造語でガラケー型スマホのこと、明確な定義や規格があるわけではなく、ガラケーとスマホのいいとこ取りをした製品とか逆にどっちつかずの中途半端な製品とか、スマホを使い慣れていない50代以降が使う製品などと言われたりしています。

当初かかる費用は端末代金39,960円と契約事務手数料3,000円です。
ACアダプタはついていませんので別途購入します。
端末代金は毎月割として36ヶ月間毎月660円料金を割り引いてもらえますので実質16,200円になります。

毎月の料金はVKプランSが998円(無料通話1,100円/月分付き)、それに加えてオプションとして
(A)ダブル定額(ケータイ) 500円/月
(B)LTEネット 300円/月
(C)故障紛失サポート 380円/月
最低この3つに加入する義務があります。

VKプランSが通話料金、オプションの(A)と(B)がデータ通信料金で、これらを基本料金としてさらに通話しただけの電話料金とEメールやネット閲覧などデータ通信しただけのパケット料金が加算されます。

このなかで非常にわかりにくいのはの(A)と(B)の関係です。
どちらもデータ通信料金ですが(A)は0.02円/kB、(B)は0.6円/kBと説明されていて一体どっちが正しいの?と迷ってしまいます。

(B)はEメールやネット閲覧する場合必ず加入する必要があります。
それに加えて(A)にも加入しておくと通信料の単価を0.6円から0.02円へと1/30に低減できる上、通信料の上限を一定額に抑えることができ使い過ぎを防げる利点があります。
(A)は(B)のオプションと考えるとわかりやすいです。

これらオプションについては加入翌月には解約可能ですが、(A)を解約すると毎月割が使えなくなる仕組みになっていてそう簡単に解約させてはくれません。

さらに固定電話も携帯もauになることから
・自宅の固定電話から全国すべてのau固定電話およびau携帯への通話が無料
・自分のau携帯から自宅固定電話への通話が無料
・J:COMまとめ請求が利用でき従来のJ:COMへの支払いにau携帯の支払いを統合することで100円/月割引
など、これまでのJ:COM側への支払いにも特典がつきます。

J:COMにも「端末コミコミでずーっと月額980円」という魅力的なプランがありLGの4G LTEガラホ(またはスマホも!)実質無料となっていますが、au携帯ではないためauどうしの特典である相互通話が無料にならないうえ毎月の通話が一定額無料になる料金設定もありませんので、長期で考えれば端末代が無料にならなくてもau携帯のほうが有利と考えました。

携帯の料金体系はコロコロ変わりますので将来的にどうなるか予測がつきません。
今のところは携帯を通話だけに使う場合、無駄なオプションの加入義務はあっても上記のようにauガラホの選択が経済的な方法ではないかと思います。

私は日頃パソコンを十二分に活用していますのでパソコンでできることを小さな画面の携帯であれこれやろうとはあまり考えていません。
携帯は電話ができればそれでいいと思っています。
本体のほかに液晶保護フィルム、ストラップ、キャリングケースなども要りそうです。

冒頭の義母ですが、やっと退院できたと思ったらすぐまた大腿骨骨折で再入院、手術、全治1ヶ月以上とのこと、長生きも楽ではなさそうでやれやれです。

関連ブログ:
携帯電話のお話(2011.08.09)



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2 コメント

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QAZさん、大変な日々を送られたようですね。 (原左都子)
2017-03-21 17:25:50
それにしても、QAZさんが未だに携帯をお持ちでなかったとは驚きです。
実は我が家も一家でスマホに遅れを取っていたのですが、昨日やっと娘にだけはスマホを持たせるために家電量販店を訪れました。 その際に私もスマホ売り場で係員氏よりQAZさんが書かれている複雑過ぎる説明の数々を4時間に渡って聞かされました。
結果として、若い世代の娘にはスマホを持たせる決断を下しました。 私もガラケーからスマホ移行に追随するかどうは今後の課題です。
お義母様のご容態がご心配な事でしょう。 我が家の場合は義母実母共に有料介護施設へ入居して(させて)いる関係で、施設の方で入院等の措置をとって頂いた後に保証人の我が家へ連絡が来る段取りとなっています。 それにしても保証人の身が年老う毎にその処置が困難になるであろうことは、今から想像して余りあります。
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ついに買ったシャープのガラホ (QAZ)
2017-03-22 14:22:07
社会でご活躍中のお若いお嬢さまには今どきスマホは必需品かも知れませんね。
それにしましても取説の字の小さいこと! 読む気になりません。
おかげさまで義母も頑張ってリハビリを始めました。
老々介護の時代ですね。
義母はまだいいとして将来、子供のいない私たちの介護はどうなるのだろうと心配しても仕方のない心配をしております。
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