紫陽花ころコロ

日々のちょっとしたことをゆる~い感じで綴ってみたり・・・

三鷹へ~。その2

2013-04-30 02:51:00 | 日記

三鷹にある古本カフェ フォスフォレッセンス。

 

ここで、「太宰を読む」朗読会が開かれました。

朗読は、青森県出身のフリーアナウンサー 中村雅子さん。

 

    

 

前半は太宰治の「不審庵」、後半は高木恭造の方言詩集「まるめろ」を津軽弁で朗読。

 

本に囲まれた小さい空間と、お着物姿の中村さんの素敵な朗読がマッチしていて、

とても心地の良い時間を過ごすことが出来ました。

 

津軽弁は私の地元の言葉ではないけれど、でもとても気持ちよく心に響きました。

私も自分のくにの言葉で、こんな風に人に伝えられたら素敵だな・・・って思いました。

 

やってみようかな。

 

 

 

 

 

・・・・・・こんな感じで、一日、三鷹で充実した時間を過ごしました~。

ま、ほとんどが太宰でしたが。

 

今度は絶対ジブリ行くぞ!!

     

 


三鷹へ~。その1

2013-04-30 01:32:15 | 日記

古本カフェで行われる朗読会へ行くべく、いざ三鷹市へ~!

 

朗読会のタイトルは「太宰を読む」。

 

・・・ということで、せっかくの三鷹なので、朗読までの時間 太宰めぐりをしてみることに。

巡りツアーのお供をしてるれたのは、ピヨ子さま

 

まずは 『太宰治 文学サロン』 で “三鷹 太宰治マップ”(¥100) を購入し、

太宰ファンと思われるサロンの方に、色々とレクチャーを受けるうちら二人。

   

教えてもらった場所へ、時間の許す限り行ってみることにした

 

 

 

 

【陸橋(跨線橋)】

 

   ( ↑ モデル/ピヨ子 )

1929(昭和4)年に竣工した当時の姿を今も留めている。

太宰は、中央線の上に掛かるこの陸橋に 友人を案内することもあったそうです。

 

 

 

 

【禅林寺・太宰治墓】

    

尊敬していた森鴎外の墓の向かいに、本人の希望により太宰の墓が建てられた。

毎年6月19日には、太宰を偲んで 桜桃忌 が開かれる。

 

 

 

 

【井心亭(百日紅)】

   

  ( ↑ モデル/プヨ子 )

純和風な文化施設で、貸出しはしてるが 残念ながら見学はできず。

ここにある百日紅(さるすべり)の木は、太宰治の家から移植したもの。

 

 

 

 

【玉鹿石】

   

このあたりの玉川上水で、太宰は入水したらしい。

太宰を偲んで、故郷 青森県五所川原市金木町産の玉鹿石を石碑とした。

 

 

 

・・・・・・とまあ、こんな感じに巡ってみました。

 

他に、「路傍の石」の作者 山本有三記念館という所も行ってみた。

この記念館、実はあまり興味をそそられなかったのだけど、

建物に近づいてみてびっくり、中に入ってみると更にびっくり そしてどっきり、

なんとまぁ素敵な建物ではありませんか

目黒の庭園美術館みたい・・・と思いながら、二人ともすっかり夢中になってしまいました。

 

この建物は、大正末期に建てられた本格的な洋風建築で、

当時の流行を取り入れるとともに様々な建築様式が融合されており、希少な建物として

1994(平成6)年に三鷹市の文化財に指定されました。

作家 山本有三が1936(昭和11)年から1946(昭和21)年まで家族とともに住んだ家だそうです。

 

 

 

 

お散歩と言えば、休憩が必要

今回も見つけましたよ、素敵なカフェ。

  

雰囲気もすごく良くて、チーズケーキとコーヒーを美味しくいただきました

 

 

 

さて。

心も体(胃袋)も満たされたところで、いざ、朗読会へ~