先日のこと。
ここんところ ちょっとゆとりがなかったので、時間を見つけて美術館へ足を運んでみた。
浮世絵で見る「江戸の女子力」 http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H2504edonojoshiryoku.html
『女性たちが様々な場面ではつらつと活躍する現代。近年ではファッションや習い事などを通して魅力を磨く「女子力」という言葉もよく耳にするようになりました。江戸時代の女性たちもまた、女性としての魅力を磨くことに熱心だったようです。浮世絵のなかには、流行の着こなしやメイクに挑戦し、お茶やお花などのお稽古事を楽しむ女性たちの姿がいきいきと描き出されているのです。
太平の世が続くなかで、庶民にも着飾ることや趣味を持つ余裕が生まれてきました。ファッションリーダーである高級遊女や歌舞伎役者が、着物の着こなしや化粧法に新しい流行を生み出すと、庶民の女性たちは自分たちが可能な範囲でアレンジし楽しみました。江戸時代後期になると、髪型や化粧法の解説書も出版されるようになります。一方で、教養として読書や書道などを嗜み、三味線や踊りなどの芸事を身に付けることにも熱心に取り組みました。江戸の女性たちは外見だけでなく、内面の豊かさや美しさにも磨きをかけることを怠りませんでした。江戸の美人たちが浮世絵のなかで見せる洗練された美意識には、目をみはるものがあります。
本展を通して、江戸時代を美しくたくましく生きる女性たちの姿に触れてみてください』
着物は好きだけど・・・。
でも綺麗に着飾ってポーズをとってる姿にはあまり惹かれない私。
そんな自分が興味深く見入ってしまうのは、何かに打ち込んでいる女性の表情や仕草。
そういう女性は艶っぽくて美しい。
浮世絵なのに、まるで一人一人の女性と向き合っているように
一枚一枚じっくりと眺めて歩きました。
↑ 購入した絵はがき (下に敷いてるのは、これまた購入した手ぬぐい)
なんとなくこれで、私も女子力アップ?
・・・なんて乗っかってみたものの、
実は私、「女子力」という言葉はあまり好きではないし使ったこともないんだけどね(笑)
でもまぁそんなことはどうでもよくて、
ほっこりできて良かったなぁ