仙石官房長官は、当初から、一人おろおろしていた。 民主党が支持を挙げていたのは、一つには前原外務大臣が、言うべきことは言う、という態度で外交を展開しようとしていたからだ。
NYでは、それなりに米国高官の支持を取り付けていた。 なのに、日本に残る仙石官房長官が一人、前原外相がやっている外交がわからず、一人でおろおろして、決めてしまったのではないか?
何度も言うが、これで日本は本当に諸外国から信頼を失った。 また、身をとして警備にあたる海上保安庁の職員も、このような結末では、最早、確かな警備活動はできないだろう。
余りにも大きい失敗だった。