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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

村越稔

2022-06-12 09:42:00 | 日記
1970年
「ことしこそ一軍でがんばるゾ!」とハッスルしているのが、村越捕手、昨年神奈川大から入団して二年目の大型捕手である。ノッポの村越が張り切る理由は二つある。一つは仙台商からドラフト1位で入団してきた八重樫へのライバル意識。もう一つは新婚早々で「女房の分まで働くゾ」というわけ。旧ろう十二月に新家庭を持った村越という男、よほどきちょうめんな性格なのか愉快なエピソードが残っている。昨年のシーズン中、ファームにいた村越は武山球場での練習が終わると、佐藤コーチにまじめな顔でこう尋ねたという。「佐藤さん、もしボクが結婚するとしたら監督の許可がいるんでしょうか?」これには佐藤コーチも口をあんぐり。「バカだなおまえも…。おまえが好きで結婚の相手に選んだ娘さんを監督がいいの悪いのというとでも思っているのかい?いくら監督の権限が絶対だといっても、そこまで監督する監督などいるわけがないじゃないか」と大笑い。「そうですか、ボクはまた一人前になるまで結婚なんておあずけかと思っていました」「でも、結婚したら責任が重くなるんだからいま以上にがんばらなきゃダメだゾ」というわけで、村越の意気込みは大変なものだ。

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山本義司

2022-06-12 09:35:03 | 日記
1958年
東映フライヤーズの投手陣は両リーグを通じても、一、二を争うくらい充実した投手陣といわれているが、その投手陣にもなやみはあった。たよりになる左腕投手のいないところである。ここで左腕投手がおれば…と何度、岩本監督がなげいた場面があったことか、だが、ようやく山本義司投手が進境をみせてきた。その進境ぶりをいかんなく発揮したのが、十六日、駒沢球場での対近鉄24回戦であった。この試合の山本投手は、これまでに見られなかったくらい、いつものおどおどした態度は全然みられない。自信たっぷりである。速球にのびがあり、これを軸としてカーブ、シンカーのきれもよく、コントロールもよく低目にきまっていた。ピンチらしいものといえば、四回無死加藤昌に初安打され、木塚のバントで二進を許したときと、五回一死後大石に左翼線二塁打されたわずか二度だけ、4安打散発、1四球というみごとなピッチングで、六回、八回こきざみに1点ずつを記録した2点のリー碁を守りきったのであった。山本投手が完投したのはプロ入り以来これが二度目。最初の一度は、西鉄に完投で敗戦投手となっているから、完投で勝ったのはもちろん、シャット・アウト勝利は、プロ入り78試合目の快記録だった。

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佐藤友紀

2022-06-12 09:15:40 | 日記
1998年
契約金7000万。昨夏は兵庫大会の対神戸西高戦で19三振奪取。準決勝で優勝した報徳学園に延長10回、1対2で敗れたが、兵庫のドクターKの異名をもらった。しなやかなフォームからのスライダーがすばらしく、将来性豊かな本格派左腕。

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杉本潔彦

2022-06-12 09:13:10 | 日記
1998年

契約金6800万。MAX144キロのキレのあるストレートと高速スライダーが魅力のサウスポー。安定度が増せば先発ローテーション入りも可能だが、まずは中継ぎなどで、実戦経験を積むことか。星野を手本にしてほしい。


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池田郁夫

2022-06-12 09:10:42 | 日記
1998年
ここ毎年のように期待の星として名前を連ねながら、どうしても最後の壁を超えられず、二軍暮らしが続いている。長身の左腕から少し変則気味に投じられるクセ球は、打者にとってタイミングが取りにくいといわれる。過去5年間で体づくりはしっかりできた。気持ちを前面に向かっていけば、プロ初勝利も夢じゃない。

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中塚昌尚

2022-06-07 15:20:33 | 日記
1980年


昭和34年6月9日生 広島県・竹原高
1㍍82、75㌔、右投右打
ガッツのある若タカ。体力があって鍛えがいのある3年生。そろそろ片鱗が現れてもよいころだ。

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羽田広伸

2022-06-07 15:18:47 | 日記
1980年

昭和37年1月18日生 岡山市・岡山日大高
1㍍72、69㌔、右投右打

岡山日大高時代は強肩と豪打で鳴らした。高校時代のゲームでは、相手チームに盗塁をほとんど許していない。

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相方裕二

2022-06-07 15:16:07 | 日記
1980年


昭和33年7月29日生 広島県福山市・盈進高
1㍍80、73㌔、右投右打
捕手から転じた素質ある四年生。ダイナミックなプレーのできる力が伸びてくれば本物。

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永安清己

2022-06-07 15:14:49 | 日記
1980年

昭和34年5月5日生 長崎県・佐世保工業高
1㍍78、70㌔、右投右打ち
3年目を迎えるヤング代表。未知への挑戦に闘志を燃やしている。先が楽しみだ。

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上坂嘉彦

2022-06-07 11:24:23 | 日記
1980年 

昭和33年9月18日生 兵庫県西宮市・尼崎工高 1㍍76、71㌔、右投右打 兵庫県尼崎工高を出たあとノンプロ三菱京都に在籍したが、退部して南海のテストを受けた変わりダネ。
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プロ野球マイナー選手

2022-06-07 11:22:46 | 日記
1977年


竹原比呂志 捕手
昭和34年1月1日生 徳島県 右投右打
173㌢、73㌔
徳島商工―南海
四国球界では、実力第一と注目されていた。将来の大器と
期待がかけられる。


松山龍男 外野手
昭和33年1月9日生 愛媛県 左投左打
173㌢、72㌔
新田高ー阪急
昨年ドラフト外で入団。強肩で打撃の素質にも恵まれている。


夏目隆司 投手
昭和31年6月9日生 静岡県 右投右打
176㌢、64㌔
三ヶ日高ー阪急
ドラフト指名外のテスト採用選手。派手な存在ではないが、
まずスタミナをつけることが先決。


小川忠幸 投手
昭和33年6月9日生 兵庫県 右投右打
175㌢、70㌔
市立尼崎工ー阪急
高校時代はそれほど騒がれた存在ではないが、それだけに未知の魅力も。
ドラフト指名外の入団。


坂川重樹 内野手
昭和33年12月4日生 兵庫県 右投右打
178㌢、73㌔
洲本実―ロッテ
ドラフト4位。層の厚いロッテ内野陣のなかで一軍入りを果すには、
あせらずにファームで地力をつけることが肝要。


伊藤浩 投手
昭和33年4月4日生 右投右打
180㌢、70㌔
東金商ーロッテ
千葉県下でもあまり名前の知られなかった、かくれた逸材。
ドラフト5位。


田中彰 内野手
昭和29年7月27日生 熊本県 右投右打
174㌢、68㌔
九州学院高ー神戸学院大ー阪急
大学卒には珍しくドラフト外のテスト採用。肥後もっこすぶりを
いかに発揮するか。


今岡均 投手
昭和34年1月28日生 岐阜県 右投右打
177㌢、70㌔
中京商ー中日
2年生の夏の甲子園大会では、攻守に大活躍。全日本チームのメンバーにも
選ばれている。


吉川盛男 外野手
昭和33年11月23日生 神奈川県 右投右打
181㌢、78㌔
横浜高ーヤクルト
青木や永川の後輩だが、まだ海のものとも山のものともいえぬ
養成選手。ただ体力とパワーには恵まれているので、うまく伸ばせば、
将来大物になりうる可能性もある。


川畑盛幸 投手
昭和30年12月5日生 鹿児島県  右投右打
180㌢、75㌔
小倉職業訓練高校―徳山オール周南ーヤクルト
中学卒後ライオンズのテストを受け、最後まで残った。
まだ子供の体だが、フォームにくせがなく、球筋もいいので、
鍛えれば本格派の投手?


森浩一 外野手
昭和31年3月19日生 東京都 右投右打
修徳高―オール北斗ー大洋
180㌢、80㌔
ノンプロ時代は外野手で6番バッター。
足は速いし、肩はめっぽう強く、新人テストに合格しての
入団。力はあるが、変化球には弱い。第二の高木嘉一となるか。


浅利光博 捕手
昭和30年2月8日生 秋田県 右投右打
角館高―釜仙ー大洋
172㌢、73㌔
高校を出てから、東京の釜仙という軟式チームで活躍していた。
キャッチングはしっかりしているが、プロ選手としての将来性は全くの
未知数。


河守峰男 投手
昭和30年2月5日生 静岡県 左投左打
橘高ー日本楽器ー大洋
172㌢、65㌔
テスト採用で入団したが、昨年はまだほんの小手だめし。左腕特有のくせ球を
生かせれば…。


笠原敦郎 投手
昭和28年2月8日生 新潟県 右投右打
直江津工ー東亜石油ー大洋
175㌢、65㌔
イースタンでもなかなか出番が回ってこない。雪国出身らしく粘り強さはあるが、
もう少し積極性があれば…。


高岸佳宏 捕手
昭和33年2月27日生 兵庫県 右投右打
178㌢、62㌔
社高―近鉄
中学時代は投手だったから肩は強い。捕手としての経験を積むことが勉強になる。


黒木実 捕手
昭和30年10月22日生 鹿児島県 右投左打
176㌢、75㌔
照国高ー日本ハム
練習生として契約。地味に徹する努力型のキャッチャー。


藤原克己 捕手
昭和25年8月4日生 広島県 右投右打
173㌢、73㌔
芸南高ー広島


米沢馨 捕手
昭和33年10月4日生 三重県 右投右打
三重海星高―クラウン
179㌢、75㌔
昨年のドラフト5位。いちおう各球団からマークされていた。
それだけに力はありそうだが、ことしいっぱいはファームで腕を磨く。
未知数の魅力はある。


山村勝彦 外野手
昭和33年4月30日生 大阪府 右投右打
177㌢、75㌔
大鉄高ークラウン
大鉄高の四番打者で鳴らし、大阪府下屈指の長距離打者といわれていた。
兄は山村善則選手で、兄弟そろって第一線に出場するのが目標という。


河瀬雅英 投手
昭和32年2月3日生 大阪府 右投右打
177㌢、63㌔
まずファームの試合に登板することが課題。
体力をつけることが第一の目標だ。

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渋谷誠司

2022-06-07 09:44:53 | 日記
1963年


・野球をはじめたのはいつごろですか?
渋谷 青森の弘前市立桔梗野小学校6年のときからですが、野球部に入ったのは中学のときからです。はじめからピッチャーでした。
・中学校は?
渋谷 弘前市立第四中学校です。ここではじめてユニフォームを着ました。
・高等学校はどこですか?
渋谷 弘前市立商業高等学校です。
・その当時の思い出にどんなことがありますか?
渋谷 別にこれといって思い出はありません。中学・高校ともに野球が弱くて甲子園に出場するなんてことは遠い夢でした。何しろ県大会に出場しまして、二回戦以上いったことがなかったですから…。
・では高校を卒業してすぐ社会人野球に入ったのですか?
渋谷 いいえ、会社(日本通運弘前)に入ったんです。ここで軟式野球を二年間やりましてそれから浦和に転任してノンプロに入ったんです。そのときいっしょにやっていた人に、いま大毎にいる妻島さんがエースで張り切っていました。
・都市対抗野球大会に出場した経験はあるわけですね。
渋谷 ええ、あります。後楽園で一回戦に電々九州とやりました。0-2で敗れましたがこのとき敗戦処理投手として3イニングス投げました。
・それからすぐ国鉄入りですか?
渋谷 そうです、砂押さんからこないかと誘われたので、何となく入ってしまったんです。実のところ、やれるとは思っていませんでしたけど。
・入団して一番うれしかったことは?
渋谷 初勝利のときです。みんなが喜んでくれました。それに日通時代の同僚が、祝電をくれたことです。ほんとうにうれしかった。
・プロに入られて感じたことは何ですか?
渋谷 ぼくが想像していたとおりでした。第一にスケールがノンプロとぜんぜん違う。それにバッティングが段違いにいいですから、投げていても気を抜くことができない。
・渋谷さんは第二の金田といわれていますが、こんごの方針は?
渋谷 そんなことをいわれると恥ずかしいです。ぼくなんかとても金田さんの足もとにも寄れません。方針といっても別にありませんが、早く一人前になりたいです。去年は6勝8敗ですから、ことしは7勝以上することです。

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元南海1976年選手

2022-06-05 21:10:13 | 日記
1976年


山本利一 外野手
昭和28年10月22日生 三重県四日市市・中京大
1㍍80、75㌔、右投右打。


渡辺光弘 外野手
昭和32年7月15日生
大分県中津市・中津工高
1㍍82、78㌔、右投右打。


井口龍三 内野手
昭和29年10月6日生
兵庫県安栗郡・飾磨工高
1㍍69、65㌔、右投右打

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橋本啓

2022-06-05 21:05:04 | 日記
1998年
契約金1000万。昨年、春のセンバツ優勝メンバー。残念ながら登板のチャンスはなかったが、甲子園のベンチ入りはいい経験になった。188センチの長身、理想的なフォームで、潜在能力はある。2、3年みっちり鍛えて、いずれは一軍入りだ。


1998年


チームが優勝した昨春の選抜甲子園大会では、長崎、小南両投手のカゲで出番はなかったが、センスを見抜いた広島のスカウトの目にとまった。遠投115㍍の強肩が魅力。高校時に肩を消耗していないだけに、プロでどれだけ伸びるか楽しみは広がるばかり。右の本格派として理想的なフォームから繰り出されるストレートは威力十分。今のところMAX138㌔だが、体が大きいだけに、鍛えていけばさらにスピードは増す素質を持っている。


1999年


右の本格派。ヒジも柔らかく、理想的なフォームで制球力もある。高校時代、県大会でノーヒットノーランの経験があるが、優勝した春の選抜では控え投手で登板がなかった。何といっても188cmの長身と、遠投115メートルという強肩は魅力的。じっくりと鍛えていって、プロでエースの座を手に入れたい。

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白坂勝史

2022-06-05 20:17:09 | 日記
1998年
契約金5500万。伸びのあるストレートにチェンジアップと、緩急使い分ける左腕投手。92、93年と2年連続選抜に出場。斉藤宣(巨人)、紀田(横浜)らの1年先輩になる。大学では全日本大学選手権ベスト4に。中継ぎからスタートか。

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