1964年
西鉄、大洋、巨人7、阪急などから積極的な勧誘を受けてその去就が注目されていた山口県水産高の四番打者藤野智成(18)=1㍍76、75㌔、右投右打=は一日「在阪球団に入りたい」と語り、阪急入りが決定した。正式発表は今月中旬の予定。今夏の予選で水産高は三回戦で早鞆高に敗れ、全国大会には出場できず全くの無名チームだが、西中国地区ではダークホースとして注目されていたチーム。なかでも今春の地区大会当時からメキメキと腕をあげてきた四番打者藤野選手の存在は大きく、すでにプロ入りが決まった池永(下関商ー西鉄)亀井(早鞆ー大洋)とともに山口県下でベスト・3に数えられていた好守好打の選手だった。藤野選手は大型ではないが、腕っぷしの強さは人並みはずれたものを持っており、かなりの長打力を秘めている。獲得にのり出していた各スカウトは「ホームラン打者ではないが、俊足であり、中距離バッターとしてプロでも十分通用する」と口をそろえて語っている。強肩でもあり、阪急にとっては若手の外野手が伸びなやんでいるときだけに、大いに期待されている。
西鉄、大洋、巨人7、阪急などから積極的な勧誘を受けてその去就が注目されていた山口県水産高の四番打者藤野智成(18)=1㍍76、75㌔、右投右打=は一日「在阪球団に入りたい」と語り、阪急入りが決定した。正式発表は今月中旬の予定。今夏の予選で水産高は三回戦で早鞆高に敗れ、全国大会には出場できず全くの無名チームだが、西中国地区ではダークホースとして注目されていたチーム。なかでも今春の地区大会当時からメキメキと腕をあげてきた四番打者藤野選手の存在は大きく、すでにプロ入りが決まった池永(下関商ー西鉄)亀井(早鞆ー大洋)とともに山口県下でベスト・3に数えられていた好守好打の選手だった。藤野選手は大型ではないが、腕っぷしの強さは人並みはずれたものを持っており、かなりの長打力を秘めている。獲得にのり出していた各スカウトは「ホームラン打者ではないが、俊足であり、中距離バッターとしてプロでも十分通用する」と口をそろえて語っている。強肩でもあり、阪急にとっては若手の外野手が伸びなやんでいるときだけに、大いに期待されている。
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