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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

大沢勉

2014-05-01 21:55:49 | 日記
1971年

捕手難を嘆いている東映でルーキー大沢捕手の株が上がっている。田宮監督、毒島コーチも「強肩で脚も速い。バッティングが一寸荒っぽいが、これさえ直ればなかなかやりそうだ」と、一日から始まった伊東キャンプではつきっきり。種茂に続く捕手として、大沢の台頭に大きな期待を寄せている。この大沢、秋田県能代高からノンプロ日鉱日立を経て入団したもので、日鉱時代は常時クリーンアップを打ち、昨年の都市対抗では日立製作所の補強選手として活躍した。昨年のアベレージは三割三分、本塁打十三本。パンチのある大型捕手として、将来性は十分というところ。大沢は「ノンプロや高校時代の仲間だった千葉(広島)や山田(阪急)にだけは負けたくない。当面は種茂さんに追いつき、追い越すこと。最後の大目標は野村(南海)さんです。とにかく一日も早く先輩投手のクセを呑み込んで、一軍入りをしたい」と大張り切りだ。「ハッスル・プレー」を売り物にする田宮・東映のアキレス腱と言われる捕手陣だけに、期待のルーキー大沢の成長が楽しみである。

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