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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

山田武史

2012-03-11 16:53:35 | 日記
投球フォーム・・・右オーバースロー


球種・・・ストレート、スライダー気味のカーブ「スラーブ」、SFF「スプリット」、フォーク



1987年・3月21日・オープン戦・阪神ー巨人「甲子園」
巨人010000010・2
阪神00000120・・3
勝ち・福間・・負け・加茂川・・本塁打・原2号、バース1号、藤本健3号

山田投手・投球内容・先発・5回・4安打・・自責0

「新人・山田5回ピシャリ!度胸の先発デビュー」
・山田が初先発のマウンドを無難にこなした。西本の故障で前日に登板指示を受けたうえ、敵地での阪神戦。新人には酷な試練だった。相手は調子を落としているとはいえリーグ屈指の強力打線。しかも、ベストメンバーで挑んできただけに、首脳陣にも不安があったことだろう。その心配が期待に変わるのに時間はかからなかった。先頭打者・真弓にボールがうわずり、いきなり0-3としてヒヤリとさせたが、コースを突いて追い込み三邪飛に仕留め、リズムに乗った。キャンプで覚えた速いフォークも勝負どころで決めて、5イニングを4安打、無失点。久留米商から本田技研熊本を経て、ドラフト外で入団。高校時代には甲子園の経験もある。性格は強気。大観衆にも「初先発が大きな舞台でうれしかった」といってのけた。5回を除き毎回走者を出しながら得点を許さなかったのは運ばかりではない。犠牲フライも許されない4回1死、1,3塁では嶋田兄をカーブの連投で捕邪飛。「これでもか!」と投げ込む度胸の良さは、実戦向きだ。「制球はいいし、スプリットも威力がある。いい投手だ」とのバースの山田評は、少しお世辞が入っているが「びっくりするほどの球はないが、まとまっている」真弓・・・のは確か。投手陣でも若手の台頭は、左投手4人にかわされたチームの中で明るい材料となった。


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