1982年
ルーキー倉田がオープン戦初登板、六、七回の2イニングを完ぺきに抑え、勝利投手になった。ロッカー室で着替えながら「初めてなので緊張しました」と言ったとたん、たまたま居合わせた大島、中尾らが声をそろえて「ウソつけ!」。このルーキー、マウンドでのポーカーフェイスぶりは、チームでも有名になってしまっているのだ。ひょうひょうとした態度で2イニングの間に三振3を奪う好投は新人離れ。が、インタビューはルーキーらしく「ボクが抑えられるとは打者の調子が出ていないからでしょう。もっとカーブ、フォークのコントロールをつけないとー。それが課題です」
ルーキー倉田がオープン戦初登板、六、七回の2イニングを完ぺきに抑え、勝利投手になった。ロッカー室で着替えながら「初めてなので緊張しました」と言ったとたん、たまたま居合わせた大島、中尾らが声をそろえて「ウソつけ!」。このルーキー、マウンドでのポーカーフェイスぶりは、チームでも有名になってしまっているのだ。ひょうひょうとした態度で2イニングの間に三振3を奪う好投は新人離れ。が、インタビューはルーキーらしく「ボクが抑えられるとは打者の調子が出ていないからでしょう。もっとカーブ、フォークのコントロールをつけないとー。それが課題です」