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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

三好幸雄

2014-11-02 16:03:54 | 日記
1965年

広島の三好投手が将来有望だといわれている。三好が一軍の遠征メンバーに加えられたのは、こんどのオープン戦がはじめて。東京、国鉄戦に先発していずれも五回まで失点ゼロに押えた力投が印象に残っている。この二試合で三好株がにわかに高まった。低めにストレートを決め、シュートとスライダーを左右のコーナーに振りわけるピッチングは二年生とは思えぬほど落ち着いている。ナインの間でも、「三好は根性がある。もうプロで何年もやっているような顔をして投げている」という声があり、このまま伸びていけば池田のようなタイプの投手になるのではないかと期待されている。三好は西川、安仁屋、いま売り出し中の小川らと同級生。このクラスの選手はいずれもしっかりしているという評判だ。三好もご多分にもくれず、オープン戦で少々投げたくらいで・・と涼しい顔。「みんな負けたくないのですが、ボクの性格同様、デビューぶりもスローモーですね。まあよくなったところといえば、コントロールがついたということでしょうか」名門徳島商の出にしてはいささかモッサリしたことば。これも生まれつき無口なほうだから仕方がないといえばそれまでだが、野球だけはもう一つスピード・アップしてもらいたいものだ。上田コーチが、「だんだんよくなってきた」と期待していたし、西川、安仁屋と、いっしょに広島の若手三羽ガラスといわれる日も近いことだろう。

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