東京第三の投手に
迫田がオープン戦五度目の登板、そして初めての先発で、しかも完投した。低目に速い球を投げ込み、失策がからんで、二点を失ったが自責点はない。迫田は「醍醐さんのサイン通り投げたが強い風は計算にいれた。これで落ちる球もよく落ちた」という。また張本を連続からの振りの三振にとったのは「カーブとシュート」。さらに東映の打線を「よくわからないが当たっていないのでしょう」と批評するあたりプロ二年生とは思えない落ち着いた口ぶりだった。真田ピッチング・コーチは「迫田は左打者の料理がうまいので出したが、期待通りだった。しかし簡単に四球を出すなど制球力に欠点があり、八十点から八十五点の出来。しかしまだまだ安心できない」といっている。迫田はこれでオープン戦二十イニングスで失点二、自責点0。昨年イースタンリーグで十二勝をあげ最多勝利投手になっており、小山、坂井につぐ東京期待の第三の投手として大きく浮かび上がりそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます