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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

井上勝巳

2023-09-26 12:29:11 | 日記
1960年
十六日、対南海戦の試合前、練習する大毎選手にまじって、眼鏡をかけた背番号「30」の見なれぬ選手が、練習にはげんでいた。兵庫育英高を中退して、大毎に入団した井上勝巳投手である。野口コーチの話によると、「すぐ戦力にプラスするとは思えないが、左の少ない大毎で小野、荒巻、三平に次ぐ投手として育てたい。若いし、体もあるし、期待の持てる投手だ」とのこと。「大毎が好きだから入りました。まだ何も分かりません。得意とする球ですか、別にありません。また、あったとしても、プロの選手に通じるはずもありません。たあガムシャラに練習するだけです。小野さん、荒巻さんを目標に頑張ります」と、記者の質問に、学生服の彼は、直立不動の姿勢で答えていた。


1961年


ことし育英高から入った井上勝巳投手。野口ピッチング・コーチは「球速の速いことはナイターにもってこいだ。スピードの点だけなら小野より速い。しかしコントロールと、打者のかけ引きはまだまだ、だから、夏場ごろから一軍に上がるようにしたいと思っている。しかし、一軍からSOSがくれば、いつでも送れるよ。井上だけでなく、長谷川もいいしね。だが一軍にやってもバッティング・ピッチャーや、ベンチばかりにおかれては、調子が狂うから、この辺がむつかしいよ。ぼくの考えからすれば、もっと練習させ、勉強してからやらせたい」と、眼鏡の奥の眼を輝かせながら語っていた。

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