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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

森川卓郎

2016-12-04 10:23:58 | 日記
1964年

九回巨人の攻撃中、ダッグアウトのうしろで小きざみにからだをふるわせて落ちつかない。プロ入り初勝利がきまると奇声をあげてリリーフした竜にとびついていった。「ていねいにコーナーをねらったのがよかった。カーブとストレートをおもにどきどき落ちる球をほうりました。巨人は外角球を引っかけていた」先発は試合開始十五分前にいい渡されたそうだ。「長島さんには一度だけど真ん中にほうったけど見送ってくれましたよ。池沢さんにはヤジり倒されましたがね」とニヤリと口もとをゆるめた。池沢とは神奈川大の合宿で一年間同室だった。「ともかく心臓の強い男だったが、こんなによくなるとは・・・」と池沢は笑い顔。白石監督も「投手陣が底をついているとき急遽しのぎで出したのが森川だった」という。「いよいよ巨人キラーだね」といわれて「巨人キラーっていい言葉ですね」酔ったようにいった。1㍍73、67㌔、左投左打、二十二歳。

王選手「大羽はスピードはないようにみえてけっこう速い球を投げてきた。コントロールもすごくよかった。クネクネしたピッチングにひっかかった感じだ。森川の球種はカーブ、シュート、直球だけ。しかし慎重に低めをついてきた。七回まで零点に押えられたんだから、調子はよかったんでしょう。スピードはあまりなかった」

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