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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

小野剛

2025-07-19 08:48:32 | 日記
2000年


首都大学二部リーグながら通算37勝を挙げた本格派。上体に頼ったピッチングで完成度は低いが、化ければ大きく育つ可能性も。

巨人の中村、藤本両スカウトは20日、東京・豊島区にある武蔵大を訪ね、ドラフト7位指名の小野剛投手(22)に指名あいさつを行った。約40分間の話し合いを終えた小野は、今季限りで退団するバルビーノ・ガルベス投手(36)2世を襲名し、同投手がつけていた背番号59を希望した。高校時代は無名、武蔵大進学後も地味な存在だった小野だが、その言動はなかなか立派。この日の話し合いでも、中村スカウトから巨人サイドに2つのお願いをしていた。まずは名前にちなんで登録名を「GO(ごう)」にすること、さらに剛球を投げたいという希望から背番号の「59」をお願いしたのだった。その登録名について中村スカウトから「巨人では名字以外を登録名にすることはあまりないので」とやんわり拒否されたが、背番号「59」についてはどうやらものにできそうになっていて、「ガルベスくらい熱く投げたいですね」と2世襲名を宣言した。ガルベスには乱暴者のイメージがつきまとうが、小野は気にも留めない。「あれくらい闘志を見せた方がいいと思います。巨人にはエリートというかクールな人が多いようですけど、ボクはそういうスターとは違いますからね」と雑草派をアピール。大学2年まではやじられると、マウンドからどなり返していたという。子供のころは「水泳とサッカーが好きだったけど、それじゃ食べていけないので」と野球を始めた変わり種。ガルベス同様「野球をやりはじめてから肩痛になんてなったことがない」というたくましい右腕は22日、都内のホテルで仮契約を結んで、エリート軍団の一員となる。


巨人がドラフト7位指名した武蔵大の小野剛投手(22)=187㌢、88㌔、中津市出身、右投げ右打ち=の入団が二十二日、決まった。中村スカウトらが東京都内のホテルで交渉し、契約金三千万円、年棒五百五十万円で仮契約した。巨人がガルベスを来季の保留者名簿から外す方向で、退団が決定的なため「(ガルベスのような)熱い投手になりたい」と、ガルベスの背番号59を希望。首都大学リーグ二部で阪神の藪が持っていた最多勝記録を更新する通算37勝を挙げた右腕は「(最高145㌔の)直球を見てもらいたい」と強気に話した。

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