1972年
異色の新人、K・H・ライト投手が、ウエスタン・リーグの対広島5回戦で、プロ入り初のマウンドを踏んだ。長身のうえに長いモミアゲ、かっこうだけは大リーガー並みだが、球威の方はさっぱり。5イニングを投げ、道原、前田にホームランされ、4点を失った。ところが、当のライト君、デビュー戦がKO同然だったというのに「はじめてだから、打たれてあたりまえですよ」とケロリとしたもの。ショックを受けているようなところはみじんもなく「三振を三つ取れた方がうれしい。これから一つずつ勉強していきます」と笑顔さえ浮かべた。大石ピッチングコーチも「あんなもんでしょう。入団したころよりはだいぶかっこうがついてきた。いずれにしろ、一軍で使えるようになるのは二、三年先のこと」といっていた
異色の新人、K・H・ライト投手が、ウエスタン・リーグの対広島5回戦で、プロ入り初のマウンドを踏んだ。長身のうえに長いモミアゲ、かっこうだけは大リーガー並みだが、球威の方はさっぱり。5イニングを投げ、道原、前田にホームランされ、4点を失った。ところが、当のライト君、デビュー戦がKO同然だったというのに「はじめてだから、打たれてあたりまえですよ」とケロリとしたもの。ショックを受けているようなところはみじんもなく「三振を三つ取れた方がうれしい。これから一つずつ勉強していきます」と笑顔さえ浮かべた。大石ピッチングコーチも「あんなもんでしょう。入団したころよりはだいぶかっこうがついてきた。いずれにしろ、一軍で使えるようになるのは二、三年先のこと」といっていた