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街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

核と環境の時計…広島市東区牛田本町5丁目

2008-09-30 22:10:48 | 東区牛田

牛田の光明学園幼稚園の壁に大きな時計が取り付けてあります。

左から「核の時間」、真ん中は「現在の時刻の時計」、右は「環境危機時間」の時計です。




左の時計は『世界終末時計』とも言い、

「核の時計」は核戦争による地球の滅亡を「世の終わり」になぞらえて、

その終末(午前零時に設定)までの残り時間を象徴的に示す時計だそうです。

この時計は、原爆投下から2年後の1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」の表紙に初めて掲載され、

実物はシカゴ大学にあり、同誌によって管理されていて、毎年新年号に何時かが掲載されている。

現在の時刻は、11時55分で人類の核などによる終末まで、あと5分に危機です。

これは、2007年の北朝鮮の核実験強行 、イランの核開発問題、 地球温暖化の更なる進行 などにより

後5分になったのです。

だから、核の破壊の恐ろしさを知っている広島は、もっと「核の恐ろしさ」を訴え無ければならない。



右の時計は、地球温暖化などによる人類存続の危機を示す「環境危機時計」と言います。

この時計は、日本の「旭硝子財団」が1992年から国内外の専門家を対象に毎年調査して、

回答のアンケートの結果を発表している。

「環境危機時計」は0時から12時で表され、時間が進むほど不安度が高いことを示します。

今年は、9月10日に発表されて、地域別では日本が9時42分(前年比プラス8分)、

西欧9時44分(同21分)、北米10時13分(同33分)となっている。

写真は撮影が2008年9月26日だが、日本は2006年は9時15分、2007年が9時34分だから、

2006年のままだったようだ。

核の時計のように、後5分の危機ではないが、環境破壊の地球温暖化の進行を早く食い止め無ければ、

後5分の危機になるのは、あっという間に来る。

アメリカ(北米)はもう、1時間47分しかない。

アメリカは知っているのだろうか?

オバマさんが大統領になってアメリカは変わるのだろうか?

日本も、変わるのだろうか?

日本は、「極めて不安」の2時間18分しかない。




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