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街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

擬洋風建築…尾道市本通商店街

2008-07-26 23:14:56 | 建物
尾道の本通商店街の中頃に天狗の面が取り付けてある商店が目に付きました。

1階部分はシャッターにポスターや〇中〇和の連絡事務所の看板、

これは先月来た時に見た「尾道の喰いだおれ太郎」が居た所だ。その時は上のほうを良く見てなかったようだ。

富半洋品店と右から書いてある。戦後は左から書く様になったのでこれは戦前の洋品店だろう。

建物の壁の左官仕上げや、富半洋品店の看板の字も左官の鏝で掛かれたように見えるし、

窓の格子などは倉吉の商店街で見た擬洋風建築と同じだ。




左官で仕上げられた柱型、窓上の飾り、白と黒のモザイクタイル見たいな仕上げ、

しかし洋品店と天狗の面はどんな関係だったのだろう。



倉吉市の擬洋風建築。昭和の初めに建てられたようだ。

鉄筋コンクリート造に左官で飾りを付け加えてある。
        
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和順講堂…広島市中区小町2番

2008-07-11 23:15:05 | 建物
平和大通の大手住宅メーカーの事務所の前を歩いていたら、

そこの2階の和順講堂から編み笠を被った、黒い袈裟、白いたび、ぞうり姿で

「ナムアミダブツ」と念仏を唱えながら20人ぐらいお坊さんが出て来た。



何事かと見ていたら、最後尾のお坊さんが幟を持っていた。

それには「全国浄土宗青年会」と書かれている。

何かの修行か研修だったのかもしれない。

             

仕事をしていた時、良く会合をしていた和順講堂は浄土宗のお寺の講堂だったのか。

そういえば昔、中町の見真講堂もお寺さんの講堂でよくコンサートが開催されていた。


『ウィキペディア(Wikipedia)』より
講堂は仏教寺院の建物の一。僧侶が経典の講義や説教をする堂(建物)のこと。
通常 金堂の後ろに建てられる。尚、禅宗寺院では主に「法堂」が用いられ、その他の宗派では講堂と呼ばれることが多い。
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旧・ 広島陸軍被服支廠 …南区出汐2丁目

2008-07-05 23:59:38 | 建物
出汐町の旧・ 広島陸軍被服支廠 の被爆建物は、いつ来ても見に来る人は居ないなあと思いながら写真を撮っていたら、



大阪ナンバーの車が停まり、若い人が降りてきた。



レンガ造りの建物を熱心に見たり、写真を撮ったり、話あったりしていました。

偶然見つけて来たと言う状況ではない様に見えたので、

若い人達がこの被爆建物に興味を持ってもらうのは嬉しいことです。


後で気づいたのですが、この建物のことを知ってもらうように、話しかければ良かったのにと悔やみました。

しかし、この建物のことは詳しく知らなかったので出来なかったけど・・・。

詳しいことは「廣島ぶらり散歩」の旧・ 広島陸軍被服支廠
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気になる建物・むさし堂…広島市中区宝町8番

2008-07-03 23:32:55 | 建物
この建物の前を通ると、いつも凄く気になるお店なのですが、骨董屋さんとは縁がない生活なので、

一度も中に入ったことはありません。

しかし、外を見るだけでも昔の時代を感じさせてくれるような気になります。

だけど昔に、このようにごてごてと木彫りの飾りをつけた建物は無かったと思います。

神社には木彫りの飾りが良く見られますが、こんなに沢山はありません。

日本建築の外観は簡素ですっきりしているのがいいのです。

だから、この建物は駄目な建物かというと、そうではなくこのごてごてが目に付くのが良いのではないかと思われます。

何しろ、骨董屋さんのむさし堂ですから。


軒唐破風が付いた屋根。両側には卯建(うだつ)が造られている。雲の木彫り、竜の彫り物、ヤマタノオロチを退治する
スサノウノミコトの彫り物?(に見えたが違うかも) など彫り物のサンプル展示場。


玄関には、これでもかというほど何層もの屋根のサンプル?欄間の彫り物も豪華。本陣の石碑の横には背負子、酒徳利。


一つ一つ見るだけでも楽しい。怪しまなければ1時間でも見飽きない。
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洋館付き住宅…広島市南区翠町地区4

2008-06-27 23:09:43 | 建物
今回、広島市の南地区の古くからの高級住宅地を歩いてみましたが、この地区も原爆の爆風の被害も軽くは無かったと思われますが、

洋館付き住宅もまだ沢山残っていました。



この洋館付き住宅は玄関部分の屋根がパラペット付きの陸屋根です。


屋根材はアスファルトシングル葺きなので戦後に葺かれたのだろう。  妻面の三角部が空洞の様だが雨は漏らないのか?
        





この洋館付き住宅は、向こうの店舗と2戸連棟の建物なので昔は借家だったかも知れない。


             洋館部分の屋根は陸屋根。
            

洋館の外壁の上部は帯状に唐草を鏝で作っている。手間が掛かる事をしてある。




お隣の店舗部分は洋館部を改造したのかも知れない。しかし、玄関部分の前も増築をされていて、元の形が判らない。


店舗の向かい側に、防火用水槽。
だと思うが…実物を見たのは小さい時の事なので確証はありません。
     


広島市南区翠町地区で9棟の洋館付き住宅を見つけましたが、保存状態の良い建物も何棟かありましたし、

又リホームされている建物も有りました。

洋館付き住宅は、昔からの高級住宅地に似合った建物である事を再認識しました。

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可部線駅舎

2008-06-25 23:11:39 | 建物
祇園散策では、JRには乗らなかったが駅の前を歩いたので駅舎を紹介します。

JRの地方線は無人駅が多いのですが、沿線はさすが広島の住宅地だけ有って、3つの駅は皆、駅員がいる有人駅でした。

可部線の電車は通勤時間帯は1時間に5~6本、そのほかの時間帯は3本。渋滞にも会わないから利用者は多いのだろう。


安芸長束駅


下祇園駅。昔のままの駅舎のようだ。



古市橋駅
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洋館付き住宅…広島市南区翠町地区3

2008-06-19 23:28:54 | 建物
昔からの高級住宅地の翠町地区に建つ高級洋館付き住宅を紹介します。

内部は見させて頂いていないので、外から見た私の感じでです。



屋根の入母屋面と洋館の切妻面がすべて玄関の方に向いている堂々とした洋館付き住宅です。


洋館付き住宅に付き物の迎え松の先端の方が伐られているのが残念。洋館の木製妻換気ガラリ、木製の破風、
木製の窓建具、外壁の掻き落し仕上げなどは昔のままのようだ。このまま大切に残して欲しい洋館付き住宅です。




次は、角地に建つ高級洋館付き住宅です。屋根は洋館の切妻面と2階建ての入母屋をメイン道路に向けて家を大きく見せている。


洋館の木製の妻換気ガラリ、木製の破風板、木製の建具などは昔のままのようだし、お母屋の壁の板の色がいい色になっている。




この洋館付き住宅も2階建ての母屋にくっついた洋館です。迎え松が見えませんが、シュロの木、
かいずかいぶきの玉造の植木が似合っています。


この洋館も木製の妻換気ガラリ、木製で丸みをつけた破風板、右の写真の窓上の庇の細工など手間をかけている。


この洋館付き住宅の妻面の鏝絵はシンプルだけど素晴らしい。


この3棟は距離から原爆の被害も少なかったのでしょうから、洋館付き住宅の特徴が良く残されていると思います。

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洋館付き住宅…広島県福山市鞆の浦地区

2008-06-17 23:29:43 | 建物
高いところから鞆の浦湾を見てみようと思って町の西側の山の中腹の医王寺に登ってみました。

(下の写真の一番上の大きな屋根の所)


上から見た風景は江戸時代からの波止に囲まれた港と瓦屋根の昔夏かしい風景です。



医王寺から少し下がったところに錆び色の急勾配の屋根が目に付きました。洋館だ。



東側の壁だけ全面にカラー鉄板を張ってある。屋根も波トタンのようだ。洋館にはシュロの木だ。



海側に行くと、2階は全面窓、見晴らしがいいだろう。お母屋は和風の入母屋の屋根。

楢村幸男美術館の小さなプレートが出ていた。



半切妻面には逆三角形の換気口、この形は珍しい。建具や花台や窓庇など改装されているようだが、

年月を感じさせる壁面は昔のままか。いい味が出ている洋館付き住宅でした。






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洋館付き住宅…広島市南区翠町地区2

2008-06-12 23:41:05 | 建物
リホームされた洋館付き住宅。




玄関ドア横の小窓の面格子のデザインは始めて見た。    木製の破風板が軒先になるほど幅が広くなっている。   




           

窓の上部のアール、下部の象形文字のような型板、1階の出窓の欄間窓、外壁の仕上げなどの洋館の特徴を残して

リニューアルしてあり、一番いいのは外壁や破風板、軒裏の色が洋館の雰囲気を生かしている。




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洋館付き住宅

2008-06-11 23:56:08 | 建物
洋館付き住宅はほとんどが建てられて65年以上経っていて、手入れされていない建物は老朽化しています。

その為、持ち主の方は補修、改修をされて建物の寿命を延ばそうとされています。

この2棟は、私が見た初めてのケースでした。

この建物は、洋館部の外壁をタイル貼りにされています。嬉しいことに、迎え松は残されています。



木製の破風板、妻換気ガラリなどの洋館の特徴は昔のままです。



最初は、この建物は最近建てられた洋風の建物だと思いましたが、良く見ると洋館付き住宅の外壁をサイディング張りに改装されています。



洋館付き住宅の特徴の一つの木製の妻換気ガラリは昔のままです。



いずれも、住まわれている方は、洋館付き住宅の価値を認められて建物を残すようにされているのは嬉しいことですが、

リホームする会社がもう少しその価値を高めるよなアドバイス・・・たとえばタイルの色やサイディングの形状など・・・があればと考えてしまいました。

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