■韓国映画「野球少女」 予告
2020年の韓国映画
私の未来は誰にもわからない。
プロを目指す天才野球少女の終わりなき挑戦。
「梨泰院クラス」で、大ブレイクを果たしたイ・ジュヨン主演最新作!
本作で第45回ソウル独立映画祭 独立スター賞、第19回ニューヨーク・アジアン映画祭
国際ライジングスター賞を受賞し、韓国で最も権威のある映画賞、
青龍映画賞で新人女優賞にノミネートされるなど高い評価を得た。
まさに韓国エンタメ界のアイコンとして今最も旬な女優だ。
イ・ジュヨンが今回演じたのは、最高球速134キロを誇り
プロ野球選手を目指す〈天才野球少女〉!
(城東リトル野球団のパク・ミンソ(15・ヘンダン中学3年)選手
韓国のスポーツビジネスグループ「BRION COMPANY」が
マネジメント契約を結んだ)
モデルとなった実在の選手の努力と葛藤に迫るため、
イ・ジュヨンは40日間のトレーニングを受け、
すべてのシーンをスタントなしで演じきった。
共演者には、「秘密の森」のイ・ジュニョク、ユン・ジェミョン、
「椿の花咲く頃」「悪霊狩猟団:カウンターズ」のヨム・ヘラン
「ヴィンチェンツォ」「ボクスが帰ってきた」のクァク・ドンヨンなど、
第4次韓流ブームを盛り上げてきた個性派俳優たちが名を連ねる。
理不尽な逆境を突きつけられるスインに、魂の底から湧き上がる
熱いエールを送らずにはいられない。
スインへのエールが、ラストシーンでスインから私たちへの特別なエールへと変わる。
彼女から受け取った〈諦めない心〉と〈夢を追いかける勇気〉が
前へと進ませてくれる、新たな傑作青春映画が誕生した。
(Webより抜粋)
■韓国映画「野球少女」
「私だけに見える探偵」に続いて、イ・ジュヨンさんの主演映画を観ました。
このストーリーが実話だと思うと、どれほどの偏見と苦痛に耐えてきたのか計り知れませんが、
それを乗り越えてプロになった本人の努力が報われて良かったな~っと思いました。
「私にもわからない未来が、ほかの人にわかるのか?」という言葉がジンとします。
大人たちが先の見えない未来を決め付けたように口を揃えていうところは、
私も経験したことがあります。
今思えば、大人って本当に勝手だなと思います。
欠点を欠点とせず、それを生かそうとアドバイスするコーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)も
すごく良かったです。
身近であった話ですが、娘が平凡な会社のサラリーマンと結婚したいと挨拶に来て
結婚相手と初対面した父親が、まだ何の肩書もない若造に不服だったようで
結婚に反対していて、相手に対してそっけない冷たい態度を取ったそうです。
でも、結局娘はその男性と結婚したのですが、
その後、その会社は急成長して名の知れる会社になったそうです。
それに一躍買ったのが娘の結婚相手だったので、重役になりました。
娘は今では豪邸に住み、裕福に幸せに暮らしているそうですが、
その後、娘婿は自分がまだなんの力もない若かりし頃義父からバカにされ、
相手にされなかったことが原因で、顔を合わせてくれないそうです。
現在、独り身になった父親は、娘家族に頼りたいところですが、
相手にしてくれず、寂しい老後を送っています。
人間は若い老いに関わらず、どこでどう変わるか本当にわかりません。
いつでも計り知れない可能性を持っていると思いました。
失敗したとしても責任は本人にあり、それも経験なのだから、
周りがとやかく言うよりも応援してあげたいと思う、とても良い映画でした。
■STORY
青春の日々をすべて野球に捧げ、〈天才野球少女〉と称えられてきたチュ・スイン(イ・ジュヨン)。
高校卒業を控えたスインは、プロ野球選手になる夢をかなえようとするが、
〈女子〉という理由でテストさえ受けさせてもらえない。
母や友だち、野球部の監督からも、夢を諦めて現実を見るようにと忠告されてしまう。
「わたしにも分らないわたしの未来が、なぜ他人に分かるのか」
自分を信じて突き進むスインの姿に、新しく就任したコーチ、チェ・ジンテ(イ・ジュニョク)が心を動かされる。
同じくプロになる夢に破れたジンテは、スインをスカウトの目に留まらせるための作戦を練り、
特訓を開始する。
次々と立ちふさがる壁を乗り越えたスインは、遂にテストを受けるチャンスを掴むのだが・・・。
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