ぱるぷふぃくしょん

日常の様々な楽しい事
映画 音楽 本 カメラ バイク こども etc~

キョンシーごっこ

2011-12-28 19:25:00 | 映画
今の若い人で「キョンシー」を知っている人はどのくらいいるんだろうか?

わたしが小学生だった頃は、それはもう、知らない子供はいないくらいの爆発的ブームを巻き起こしていたキョンシー。休み時間はキョンシーごっこ。

特にテンテンという女の子がヒロインの台湾映画「幽幻道士」(1986)とそのスピンオフであるテレビ版の「来来!キョンシーズ」(1988)が流行っていました。

これとは別に香港映画の「霊幻道士」(1985)というキョンシー映画もありますが、こっちはものっ凄い怖いので嫌いな女子が多かったのを覚えています(ちなみにわたしは好きでした)。

「キョンシー」とは、まぁ、おおざっぱに説明すると中国のゾンビですね。もともと中国では、人が死んで埋葬する前に室内に安置しておくと、夜になって突然動きだしたり、人を驚かしたりすることがあると昔から言われているそうです。なんらかの事由、恨みや嫉みによってこの世を去った者が死後に怨念を持ちキョンシーになる。

両手を前に突き出して両足でぴょんぴょん跳ねて迫ってくるというかなり個性的な奴で、こいつには弱点があり、お札(黄色い縦長の紙に墨で呪文が書かれているもの)をおでこに貼るとおとなしくなります。あと、目が見えていないのか、息を止めると襲ってきません。

名前の由来を調べてみると、「乾屍」と書いて「かんし」「こんし」→「キョンシー」・・・・・って、どうでもいい話をつらつらと書いているのはなぜかという話をしましょう。

ある日、Amazonでなにを調べるでもなくボーっと見ていたら「ありゃぁ、懐かしい」って感じでおもわず購入してしまった「来来!キョンシーズ」のDVDBOX。それを息子と一緒に見ていましたら、まぁ、なんと言いますか、こどもの心をつかんで離さなくなる『何か』は今も昔もさほど変わらないという事なのか、はたまた、わたしの息子だからなのか・・・・・・・・どっぷりハマってしまったのです。

何十年かぶりにキョンシーごっこブームが我が家に舞い戻ってきました。。。