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パンクロックな文学

2013-07-01 19:49:24 | 文学、音楽

完全に個人的思想なお話。


元パンクロッカー、現小説家の町田康氏が好き。。。

2000年、第123回芥川賞に輝いた「きれぎれ」が好き。




何回読み返したか分からないね。。
ずばり悪夢のようなお話、、、って感想かな。。
感想になってないね。。

文庫になっていたので買ってしまった。。。


2000年当時、選考委員の選評も興味深く読んだのだけれど、やっぱり賛否両論。
これが歴史ある日本の文学(近代文学から現代文学を通して)と呼ぶものであっていいはずはなく、
それでも私的にはこういう麻薬的な町田節というか文体は、、、好きで仕方が無い。。

型にはまっていない、型がない、いわゆるプロフェッショナルではないプロというか、、まぁ、早い話が、「パンク」なのである。。



賛否両論、、自分が賛側であることに喜びを感じる。。



バルコニーでひとり、きれぎれ。。

飛行機が空を引き裂く。
振り返ると、青空。
きれぎれになって腐敗していて。。


なんてね。。