多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

Washington (11) National Air and Space Museum2 

2005-05-14 22:42:27 | Washington D.C.
これは一人の人間には小さな一歩だが、人類にとって偉大な飛躍だ。 (That's one small step for man, one giant leap for mankind)」という言葉をご記憶の方、どれだけいらっしゃるだろうか? もう若い世代の方々には「現代」ではなく、「歴史」の中の名言の部類として記憶されている方も多いのだろう。

月面の「静かの海」に着陸したときのアポロ11号 アームストロング船長が 月面に人類の第一歩を記したときのものだ。
当時中学生だった我輩も、人類初の月着陸の大事業には大きな感銘を受けたものだった。
そのアポロ11号を始めとした当時の宇宙船や月着陸船が、ここ航空宇宙博物館では余すところなく展示されておる。

当時から現在までの宇宙航空技術は超のつくペースでの加速で長足の進歩を遂げているが、今からこのような過去の実物の宇宙船を見ると、形は小さく、造りもスタイル・使用素材など随分原始的なものであったという驚きを持たざるを得ない。
それでも、未曾有の月着陸を成し遂げた当時の最高水準の知識・技術とソ連への対抗意識や政治的な情熱という当時独特の背景も想起させられ、過去への思いも刺激される。

今でも、「あの月着陸はうそ!」とか、「2割のアメリカ人は月着陸について疑念を持っている、という調査がある」などという話も聞いたことがあるが、いづれにせよ、我輩にとっては「ついこの前」と思っていた出来事がもう既に歴史のひとこまに変わっていることと気付かされ、軽い衝撃を覚えてしまった。


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