プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

学びて思わざれば。

2006-05-18 20:16:17 | キャンパスライフ
則ちくらし

論語の中の1節ですね。
いろいろ学んでも自分で物事を考えなかったら何も分からないっていう意味ですが、最近特にそうだなぁって思うんです。

今までばらばらにたくさんの知識をインプットしてきたけれど、
それを自分の頭の中で有機的に組み立てることが大切なんじゃないかと。
それが社会を見つめる目を養う近道になるんじゃないかと。
そんなことに思い至った今日この頃でありました。

もともと考えることは嫌いじゃないけど、
ここ数ヶ月は、なんかこうもっと貪欲にいろいろ吸収していきたいなぁともどかしくて、
どうしたもんかなぁと思考を巡らせてたらぴかって↑の言葉を思い出して。

別に勉強だけじゃなくってね。
人間関係とか将来のこととかワグネルのこととか。毎日学ぶことは山程あるけど、
それをうまく消化できてないようなもどかしさみたいなのを感じて、イライラしてたのですね。
今だから客観的に言えることだけど(笑)
どうでもいいけど、見通せてないときってなんかイライラしちゃうよね。
河合隼雄によると「イライラは見通せてないことの証拠」らしいけど、ホントにそう。

まぁそんなこんなで考えることの大切さを再認識したということ。

それに福沢諭吉先生も私の大好きな社会保障論の教授も「勿凝学問(がくもんにこるなかれ)」と言ってるし。
要するに勉強ばかりせずに考えろよ~っていう。

そうですね。
収入と支出のバランスじゃないけど、インプットとアウトプットのバランスを大切に。