カボチャは、毎回前年に自家採種した種を蒔く
こちらは2019年に種取して
冷蔵庫で保存している種の一部
エンドウなど
すでに昨年末に植え終わって、余った残りも
翌年、台風などで種が取れないこともあるので
2年ぐらいは保存しておく
3品種のカボチャをポットで育苗してから植える
発芽温度は25~30℃と
野菜の中ではスイカとともに最も高いので
この時期では、育苗ヒーターを使って発芽させる
ビニール温室内で発芽させるなら
早くても、4月に入ってからが良い
左のは、一般的な深緑色の西洋カボチャ
もう十数年は自家採種しつづけている品種で
栗カボチャとか、えびすカボチャ 黒皮カボチャ、とも言われ
スーパーや、お店で売っているほとんどがこの品種
真ん中のは、ラクビーボール型をしたロロンカボチャという品種で
ちょっとしっとり系で肉質が細かく
舌触りがなめらかなで、風味があっておいしい
比較的新しい品種
といっても 十年くらい前に登場したときに栽培し始め
たのだから、十年は一昔だ
右のは、白カボチャ
雪化粧カボチャともいわれ
カボチャの中でも
もっともホクホクな品種で甘い
ホクホクで甘い品種ほど
欠点として貯蔵性が悪くなるのが常だが
これは長期間保存できる
外観が白っぽいので
紫外線によるダメージが少ないからではないだろうか
カボチャは日焼けすると、すぐにそこから腐ってくる
たとえ見た目が日焼けしているように見えなくても
やはり色の濃いカボチャのほうが
紫外線を強く吸収するので
ダメージはより進行しているだろうから
貯蔵できる期間も短くなる
貯蔵性が劣る品種でも
覆いをして、紫外線から保護して栽培すれば
保存性が上がるかもしれない
最近では”カボチャの日除けテープ”なるものも販売されている
もし時間があれば
日除けしないもの
直射日光だけ当たらないようにしたもの
鍋などでふたをしたり、不織布などで四方を巻くかして
日光をできるだけ遮ったもの
3種類の栽培を試してみて
はたしてどのように保存期間に違いがでるか試してみたいとおもう
結果によっては画期的な、超長期保存可能なカボチャ栽培法が完成する
かもしれない。。。(笑)
自家採種なので、種がたくさんあり
予備も含めて多めに蒔いたが
実際植え付けるのは、この半分か1/3ほど
話が外れて、余談だが
名札木にこのように養生テープを張ってから書くと
簡単にはがすことができるので
名札木を一回で使い捨てすることなく
何度でも再利用できる(ガムテープやセロテープでは剥がせなくなるのでダメ)
発芽ヒーターに入れ
左奥にあるサーモスターで25℃に設定
発芽ヒーターの中には
ポットの底面がしっかり接地するように
砂を敷いている
さてさて、
ここでクイズです
この写真の中に間違いが
ひとつあります
というか、私もいま気づいたのですが
ありました(笑)
「な~~んだ」
「なに? なに?」
「わかんな~い」
「どこ?」
「言わな~い」(笑)
電気代をできるだけ節約するため
ヒーターの下には2㎝程の断熱材を敷いている
さらにトレイガバーも被せておく
昼間では、日があたっていれば
ヒーターが作動すことはなく
むしろ30℃を超えるとやばいので
温室の上部を少しあけておく
夕方
よく散歩にでかける
町で一番の高台にある
公園に行ってきた
そこにある
高さ15mもある山桜の大木
薄いピンク色をしているが
夕日に映えて
さらに濃くみえる
ここは、
町内はもちろん
広島市内が一望できる
遠く、宮島もみわたせる
まる一日
雲ひとつなく
あたたかな
晴天だった・・・・・
日が落ちると
まだまだ肌寒い・・・・