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相模工務店 散策日記

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曽我丘陵から不動山を経て上大井駅へ

2010-10-20 09:54:54 | 日記
秋真っ盛りになりました。
暑い暑いと言っていた一月前が嘘のような過ごしやすい日になりました。

今日は天気予報の初めの頃の予定では「雨」となっていたんですが、週後半になって「曇り」に変わりまして。
じゃ、歩きに行こうかということで、散策決定。
だって、せっかくの日曜なんだし、気候もちょうどよくなってきたし、家にこもっているなんてモッタイナイじゃないですか!?

ということで、曽我丘陵のリベンジです。
最近リベンジネタが増えてますが、今回も同行者がいてくれたおかげで、前回歩かなかった不動山を散策することができました。
同行者様様です。

国府津駅から歩き始めます。
大船経由で東海道線に乗り、国府津駅で下車。
駅そばのコンビニで昼食の買出しをして、ホーム沿いを上り方面に。
すぐにホームをくぐる感じで駅の北側に出ます。




前回はここを左に行ったけど、今日は右に進路をとりました。





お決まりのマンホールは、小田原バージョン。
酒匂川の渡しと小田原城・・・かな?




しばらく線路沿いを歩きます。
やがて二股に道は分かれますが、どちらもコース上に出られるので、今回は線路際を歩きました。




やがて分岐があります。
右に向かいます。




目印はポストかな。
わかりにくいけど、ポストと町内会の防災用倉庫がありました。




ここを右折なのかぁ。
おっと、正面の壁に案内板があるじゃないですか。
ここで間違いはないですね。




民家の間の坂道を上っていくと、すぐにミカン畑になります。
農道は舗装されていて、歩きやすかったかな。

しばらくは登りだけど、気温も暑くなくちょうどいい具合なので、今日は楽に歩けました。
ほら、道標が。




ここを過ぎると吾妻神社があるはずなんだけど・・・。
あれ、通り過ぎたかな?
ま、いっかぁ。

やがてベンチがあります。
休憩にはちょっと早いから素通りだったけど、時間によったらお弁当タイムにいいかもしれません。




ここら辺から道はより穏やかな起伏になります。
のんびり周りの景色を見ながら歩きましょう。

そうするとまた分岐になります。
桜の馬場へ向かう分岐みたいです。




最初にこのコースを辿ったときは、この分岐で右に降りて行きました。
今回は真直ぐに進むことになります。
道標によれば、六本松跡まで50分だとか。




50分も歩くのかぁ、と、がっかりすることはありません。
長閑な農道は里山を静かに案内してくれてます。

分岐はいくつかあるんだけど、ほとんど真直ぐ。



「五國峠農道記念碑」もなんかひっそりと建っているって感じです。




やがて風外窟分岐になりますが、今回もそこへは寄らずに本道を真直ぐ進みました。




前回はこの辺で猫が寝ていたんだけど、今回はミミズ。
それもかなり大きかったです。
写真じゃ判りにくいけど。




今日はここら辺で舗装の修繕をやっていました。
軽トラックが何台か止まっていて、崩れたコンクリートの補修を。
通っていいのかちょっと不安があったけど、なんなく通してくれて、ホッとしました。
写真は撮らなかったので、勘弁してください。

やがてまた分岐です。
左は町道へ出る道だそうです。
町道は交通量があって、周りの景色に反して、車の音がうるさかったかな。





私たちはまだ真直ぐです。
でも、すぐにまた分岐。
ここは左に行かないとね。



道標にもあるとおり、六本松跡へは30分かかるって。





ここは農道だから、分岐もいくつかあります。
今度の分岐では、右に行くそうです。




道標もあります。
そういえば、前回もここを曲がって急坂(私的に)を登ったような。



急坂だぁ。
それに先ほどの道よりも狭い。
と、下を向いて歩いていたら、同行者がアケビを見つけました。





おいしそう・・・?
野生のアケビだから、そんなに甘くないかも。

それから、ダリアも鮮やかに咲いていました。
ダリアですよね?




登りきったら、そこは246mだそうです。
ずいぶん高く上ったなぁ。
軽く大丸山を越えた!

眼下には小田原の町が広がっていました。

空は秋。




今日は小鳥も撮れた!
これはちょっと嬉しいかも。
セキレイ?
だれ?





ちょうどお腹もすいたし、道端に座れるところを探して昼食タイム。
景色を眺めながら、一休みです。




さて、出発しましょう。
また分岐です。
いろいろあるなぁ。
道標にしたがって進んでいきます。
右に行ったり、左に行ったりしました。




道標があるから、迷うことはないみたい。





今度のは別所梅林への分岐。
私たちはまだ真直ぐです。





別所梅林っていうのも、ちょっと行ってみたいかな。
それはまたの機会に。




そうこうするうちに一本松です。
ここまでくれば六本松跡もあとちょっと。





道標によると6分位で着くそうです。





あったあった、六本松跡です。




六本松跡は、古代千代大地は師長国の府中で、この地方の文化の中心地であったので、西からの旅人は皆ここに寄って、この道を、目指す坂東や奥州へと向ったと推定(弓削道鏡等)されます。
その後、源頼朝が鎌倉に幕府を開き、上洛や富士の巻狩などにこの道を通り、いまも鎌倉山、将軍山また豪族中村氏がお出迎えした所を「大迎え」などの地名が残っているそうです。
また、この地の豪族が鎌倉に馳せ参じた鎌倉街道でもあり、坂東三十三番観音の五番勝福寺から六番長谷寺に詣る巡礼道でもあるとか。
戦国乱世のころ、京の聖護院准后道興は「答えする 人ほそなけれ 足曳の 山彦山は嵐吹くなり」を詠み、降って元禄のころ、松尾芭蕉は「ほととぎす 鳴き鳴き飛ぶぞ いそがわし」、門人の白雄は「人の知る 曽我中村や 青嵐」、その後、蕪村も「雨ほろほろ 曽我中村の 田植えかな」と詠んだと。
この、六本松の地名となった最後の松の大樹は、明治の終わり頃惜しくも長い一生を終わっています。
・・・というように、お世話になっているホームページに書いてありました。

さて不動山へ向かいましょう。
左に登っていきます。
まだ歩きやすい舗装路です。

やがて分岐だけど、ここには道標がない・・・。
お世話になっているホームページには、左手は先ほどから見えていた神奈川県防災行政無線の曽我中継所の脇を経て曽我の里へと降っていく道ということなので、私たちは右折。





いよいよ前回勇気がなくて行かれなかった不動山への分岐です。





正面には山道が口をあけてました。
前回は左に下りて下曽我駅に出ましたが、今日は同行者もいるし、気合入りましたよぉ!




山道です。
農道ばかりじゃ、やっぱりねぇ。
こーゆー道もなくちゃ、つまらないですよね。
でも、蜘蛛の巣があって、ちょっと辛かった・・・。

やがて不動山山頂への分岐です。




ほどなくして山頂に着きました。
ちょっとしたスペースだったけど、お弁当を広げるような雰囲気じゃないみたい。
「不動山327.7m」の標識と三等三角点がありました。




山頂を後に、またもとの道に戻って、先に進みます。
山の中だけあって、なんか空気が違うような・・・。

おっと、同行者が何か見つけました。
これはクワガタ。
・・・クワガタ・・・?
こんな時期にクワガタ?





今年はなにか変なんですね。
蝉も鳴いてたし。

そうこう心配しながら進むと、分岐が。
ここも車が入れるらしいです。
私たちは左に曲がりましょう。





写真じゃ判りにくいけど、ちゃんと道はありました。
次の目標はNHKの中継局です。
NHKは頑張っているんですね。
こんなところにもアンテナがあるんだもん。
受信料はちゃんと納めないとね。




さらに進むと十字路に出ました。
ルートはまだ真直ぐです。
写真を載せられなかったのが残念。
でも、真直ぐだから。

その先には浅間山。
電波塔があって、無線中継局だそうです。
給水塔もあるみたい。




赤田配水地への道標もありました。




配水地を過ぎて、まだまだ真直ぐに進んで行くと、また分岐が。
古怒田方面へ抜ける道だそうです。




右が古怒田方面。
私たちは左。





そろそろ頭の上が開けてくるみたい。
いこいの村のテニスコートが左に見えてきました。




やがて車道に出ます。
左に「いこいの村あしがら」のメインの建物があります。




道標。





いこいの村あしがらにはバス停がありました。
残念なことに、1時間以上待たないとバスが来ないということで、今回は上大井駅まで歩くことにしましたが、ここで休憩を入れて、お風呂でくつろぐという手もあるかなと。
あ、バスは新松田駅行きだそうです。




いこいの村あしがらの案内板。




周辺地図。





で、ここがメインの建物です。
ここに「里山の湯」とか客室とか宴会場やカラオケルームまであるみたい。
オジサンとしては寄ってもいいかも。
今度はそうしようっと!




ということで、先を進みましょう。
バス停を過ぎて、正面玄関を過ぎて、そして分岐です。




ここを左でした。
真直ぐいくと富士見塚だそうですが、今回は駅に向かいます。




うらやましいアマチュア無線のアンテナ。
車が買える位の費用がかかっているんだろうなぁ。




道は整備されたばかりのアスファルト。
歩道もあって歩きやすいです。




やはり道標があって、駅までのルートをサポート。
親切だなぁ。





やっと下界に下りてきたって感じです。
この分岐を右ですって。





駅まで2.1kmだそうです。







分岐が続きますが、道標があるから安心してます。

今度はここを左みたい。
周りは田んぼで、私の好きな景色。








のんびりと歩きましょう。





道標をいくつか過ぎていきます。
ここまでくれば、もう散策も終盤です。




菊川にかかる大縄橋です。
里山風景もここまでかな。




振り返れば、あれは浅間山でしょうか。
電波塔があんなに小さくなっていました。
ずいぶん歩いたんですねぇ。




やがて車道に出ます。
バス道路です。
近くのバス停は下庭バス停。
ここを左に進むと駅に着きます。






あと800mだって。





見回すと、またうらやましいアンテナが。
すごいなぁ。





さて、このまま車道を進んでもいいそうだけど、この左の階段を下りると近道だそうです。
もう歩きつかれてきたから、近道しましょう。





ショートカットみたいな感じでしょうか。
県道72号線です。




ここでマンホールを撮りました。
味気ないかもしれないけど、渡しバージョンじゃないマンホール。








ここでも道標です。
右に行くと駅だそうです。
もう最後のスパートってところでしょうか。
あと少しあとすこし・・・。





ほら見えた。
上大井駅入口です。
ひょうたん駅って書いてありました。




いつものwikipediaによると、上大井駅は、大井町の南部・上大井地区に位置する駅で、戦後の1948年(昭和23年)6月に開設し、日本国有鉄道(国鉄)によって運営されていましたが、1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化によりJR東海に引き継がれたそうです。
移管後もしばらく有人駅でしたが、1997年(平成9年)3月に無人駅化されたそうです。
現在は、管理駅の松田駅が当駅を管理しているとか。
昭和40年代に強い西日を避けるため、駅員が駅改札口に植えたひょうたんが1981年に「交通公社の時刻表」(現・JTB時刻表)8月号の表紙を飾り、以来「ひょうたん駅」として知られるようになったそうです。
町おこしでひょうたんを大々的に用いているため、駅前には「ひょうたん会館」もあるそうです。
また、毎年8月には駅から程近い大井町立湘光中学校のグラウンドにて「ひょうたん祭り」が開催されるとか。
ひょうたんは無人駅化された後も町民有志によって吊るされています。





御殿場線は1時間に1本から2本の運行です。
ホームの木製ベンチで休んでいると、程なくして入線してきました。




この駅では、乗車位置が1箇所しかないんです。
御殿場線は、ほとんどがワンマン運転だそうで、このときもドアから入るなり、整理券を取りました。
私たちの場合、どうやって乗ったらいいか、そして降りたらいいかが、とても不安でした。

無事に190円で国府津駅に着いて、東海道線に乗り換え、大船駅経由で帰りました。


今日はなんと、5時間の行程でした。
普段からは考えられない長距離です。
いつもなら3時間も歩けば膝が痛くなるのに、今日はほとんどならなくて。
これは最近飲み始めた「ヒアルロンサン」のおかげかも。
何も言わないのに買ってきてくれた奥さんに、感謝感謝です。


さあ、家に着いた。
シャワーを浴びて、ビールで今日の散策終了式です!




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