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相模工務店 散策日記

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湯河原 幕山ハイキングコース

2011-11-30 17:24:46 | 日記
秋も深まって、来年のことを考えるようになると、磯子支部では忘年会を兼ねた旅行があります。
去年は熱海でした。
1泊した後、自由解散なので、私は十国峠を経て湯河原へと歩いたのでした。
今年も旅行へ行けまして。
なんと、湯河原だったんです。
近場は現地集合現地解散が基本。
なので、今年も湯河原へ単独で乗り込んだわけです。

帰りはそのまま帰るのも芸がないし。
やはりこの機会に歩きたいと思いまして。

湯河原ということで、ハイキングコースがいくつかある中、幕山へと登ってきました。


湯河原駅を9時30分の「鍛冶屋」行きバスに乗ります。
1時間に2本くらいのペースで出ていました。

バス停には9時45分くらいに着きます。







すぐのところに「五郎神社」があるので、いつものようにお参りを。
散策の無事と家内安全・商売繁盛を5円で祈ってきました。






ま、五郎神社の由来などはまたの機会に。
ささ、お賽銭を・・・。








さて、幕山へ行きましょう。
左手に見える道が幕山への道になります。
バスは今日は通っていないので、歩きます。







舗装路です。
車も時々通ります。

途中には新崎川の釣り場がありました。






鮎やアヤメが釣れるらしいです。

私は素通り。



やっと着きました、幕山公園。
バス停から30分かかりました。
ま、ゆっくりでしたけど。






裾野の新崎川に沿った風致公園として、周辺に調和した池、流れ、施設として木製のアスレチックが整備されています。
付近には4,000本の梅林、柱状節理の岩壁、さらに足を伸ばせば神奈川の美林50選の1つ楠の純林があります。
ハイキングをしたり、幕山からの展望を楽しみながら大自然の中で1日を楽しむことができます。

公園内は1年を通して花が楽しめるようになっております。



ここからいよいよ山頂に向けて上っていくわけです。
登山口がほら、あそこに。





山頂まで私なら30分以上かかるでしょう。
まずはここで気合を入れないと。






幕山はクライミングの格好の地として知られていますが、実は梅林としても有名で。
3月になると紅・白・白紅が混ざり合った4000本の梅の花が山すそを彩り、壮観。
特に、登山道を少し歩いた辺りにある老成した太い木々は、枝ぶりがいいので足を運ぶ価値がありおすすめです。
梅の宴のときは臨時バスが出るそうなので、ここまで歩かなくてすみそうですね。


エッチラ上っていきます。
周りには梅の木が。
シーズンならさぞ見ごたえがあったでしょうね。





ハイキングコースの看板がありました。
階段状になっているコースを進みます。
ここらへんなら、普段のスニーカーでもらくらく歩ける道です。






幕山は標高625m。
公園は海抜180mくらいだから、結構な高さを登ります。






ところどころベンチがないと、やっぱりきついです。

そうこうしているうちに梅林最高地点。
ここから先は山登りですって。






階段有りの砂利道有りので、ひたすら登ります。






ところどころに案内板が。
これを見るともうちょっとっていう気分になります。
が、まだまだ登りは続きます。







山頂まで400mだって。
でもこれがなかなか着かないんだなぁ。






ふと見ると湯河原の町並みが。
ちょっと雲はあるものの、きれいな空の青。







景色に元気をもらって、また歩き始めましょう。







コースを九十九折に登っていきます。





道標もいくつもあります。
が、後どれくらいかは教えてくれません。



やがてたどりついたのが、山頂付近の分岐。







近道と書いてあったので、当然そちらへ。







やっと着きました、これが幕山山頂です。








そんなに広くないみたい。
今日はハイカーでいっぱいだったので、余計そう感じたのかも。







付近の案内板。







ここから私は南郷山を目指します。

休む間もなく、早々に分岐へ。







ここから南郷山まで2.2kmだって。







ここからは誰ともすれ違わなかった。
あまり人気が無いのかもしれませんが、私的には最高のコースです。




幕山周回コースもあるけど、それはまたの機会に。







静かな山道。
空は青い。
風は気持ちいいくらいの冷たさ。
いい感じです。



大石ヶ平方面へ。
ん?南郷山じゃないの?







とりあえず直進でしょう。

紅葉もほら。







ほとんど降りなので、ちょこっと膝が心配ではあるけど。
なんとかなるでしょう。



おや、分岐が。
大石ヶ平方面への分岐みたいです。
ここは南郷山を目指します。







大石ヶ平っていうのはどういう所なんでしょうね。
また行ってみたいところが増えちゃった。







やがて白銀林道に出ます。
以前箱根湯本から根府川に歩いたときに一部を通りましたが。
こんなところまで続いているんですね~。







この林道は舗装路です。
歩きやすいですよ。
誰も居ないし。

林道を渡って正面に「自鑑水」へと向かう道が。
せっかくなので行ってみることにしました。







自鑑水まで200mだそうです。







自鑑水は、石橋山の合戦に敗れた源頼朝が平家の追っ手から逃れ、ここで自害しようとしたが、池の水鏡で髪を結い直すと、平家を破る自らの姿が映り、自害を思い留まったという、そんないわれがあるとか。











さて、先に進みましょう。
道標が無いので、戻ろうかとも思ったんですが、参考にしている「大人の遠足」という本によるとまだ奥へ行けるみたいでした。
なので、行ってみましょうね。






分岐があるんだけど、白銀林道へ出る道だそうです。
今日は南郷山を目指すので、ここは左へ。






またもや九十九折の道を登ります。
今回はそんなに登らなくていいようなので、気が楽。







やがて山頂付近です。
尾根道かな。
分岐がありました。







小道地蔵堂寺屋敷跡へは左。
そこはどんなところだか知らないので、右に進路を取ります。







まずまず歩きやすい道を行くとまた分岐が。








ここからも白銀林道へ行けるみたいです。







さて、山頂は目と鼻の先。

屋敷跡への分岐から5分くらいで山頂に着きました。







標高は610m。
幕山と同じくらいなのに、疲れ方が違うのは・・・。
やはり人気が無いのか誰も居なかった。
そっちのほうが私は好きなんだけど。






ここにも周辺の案内板が。

先ほどと同じものかな?







ここからの空がまた綺麗ったら!








そういえば、今回はあまり花とは出会わないなぁ。
木の実があったので、一応パチリ。







さて、先ほどの分岐から林道を目指しましょう。


いったん分岐まで戻って林道方面へ。
左に降りていきます。
結構急な坂・・・いや、これはもう斜面と言っていいかも。







今日はこちらから降りたけど、山頂から先にも降りる道があったようで。
気がつかなかったなぁ。
ま、いっかぁ。


ほら、林道です。







ここは左に。

すると、五郎神社への山道の分岐があります。







ハイキングコースなので、ちょっと歩きづらいかな。







そんな苦労するような道ではないので、ゆったり気分で歩きましょう。
ここも降りて行く道です。
膝が心配。







湯河原カントリークラブの脇を通ります。
ゴルフコースが見えたら簡易舗装路になるので、ここからは歩きやすくなるかも。
ちょっと残念な気もするけど。







やがて農道に。







ネコに出会ってしまった。
ちょっと美人じゃない?







湯河原の町を見渡せるころ、もうすぐあの公園への道に出ます。
散策も終盤を迎えました。







ほら、分岐が。
右に行けば公園、左はバス停。
左に進みましょう。







道標が南郷山までの距離を教えてくれてます。

そんなに歩いたんですね~。






バス停へはすぐです。
今日はバスで移動する人はあまりいないようで。
私だけみたいでした。







ここから湯河原駅へ出ます。








駅からは東海道線で大船まで。
普段の行いがいいのか、今日は東海道線も京浜東北線も余裕で座れました。


今日の散策の反省点は、お弁当を忘れたこと。
駅の近所で昼食を調達してから、バスに乗るべきでした。

帰ったらカップラーメンだな。


今年もあと1ヶ月。
寒くなっているので、体調に気をつけて、年末を乗り切りましょう。
お疲れ様でした~!!







遠藤原から七国峠へ

2011-11-24 13:57:50 | 日記
秋もだいぶ深まってきました。
今日はいい天気の割には朝から寒い・・・。
でも天気予報だと昼間は18度まで上がるそうだから、そんなに重装備はかえって邪魔になるんじゃないかと。

こんな青空の日は、たまには里山を散策するのもいいものです。
よし、以前から気になっていた遠藤原へ行こう!

というわけで、出発しました。

平塚駅で降りればいいので、朝はゆっくりと出発です。
いつものように大船駅で乗り換えて、平塚駅に着いたのが9時半ちょっと前。

バス停は8番。
[平71]南平橋・金目経由秦野駅北口行きバス、 [平74]室川橋・下大槻団地経由秦野駅北口行きバス、または, [平75]井ノ口・金目経由秦野駅北口行きバスで25分くらいでようか、「土屋橋」というバス停で下車します。





県道62号線沿いなので、交通量は多いんですが、ま、しょうがないか。






すぐの土屋橋を渡って、金目川沿いを歩きましょう。





未舗装路なので、雰囲気は十分。
ま、側には幹線道路が走っているので、音はうるさいくらいなんだけど。
それも、そちら側を見ないで歩くと、ここはもう別世界。





秋らしくススキも風に揺れていて。







ちょこっと目にはアニメの「おもひでぽろぽろ」を思い出します。






昔は舗装なんかあまりされてなくて、砂利道が主流だったよなぁ。
車が通るとホコリだらけになるんですよね。


さて、やがて分岐があります。
正面は民家なので、ここを左に行きます。







細いけど舗装されてて、歩きやすくなってます。
懐かしい感触はなくなっちゃったけど。



坂を上るとお寺さんが。
「一向寺」さんというらしいです。
法事かな、人の出入りがあったので、写真は1枚だけ。
中にも入りませんでした。





その隣が老人ホームみたい。





なので、ここは右に進みます。

ほらあった、老人ホーム。
大きいですね。

「湘南老人ホーム」というらしいです。







いずれ私もこーゆー施設にお世話になるんだろうか・・・。



さて、先を進みましょう。
基本的に真っ直ぐということで、正面の道を歩きます。







このルートは、用意した資料と違う道みたいなので、歩いていても結構不安だったけど、ここへきてやっと道標がありました。
こっちでいいみたいね、あー、よかったぁ。






さらに進もうと思ったら、ここにも道標が。






やっぱり真っ直ぐでいいみたいです。





今回見所があまりなくて、見える景色は里山の風景。
昔懐かしい土と作物と、時々匂ってくる焚き火のあのにおい。

たまにはこんな散策もいいものです。


さて、先に進みましょうね。
とにかくまだ真っ直ぐに。

ここの道はホントに通じているのかぃ、みたいなところも真っ直ぐに。







その証拠に道標もほら。







やがて住宅街に出ました。
道も登りが緩やかになってます。

丁字路も真っ直ぐ。







遠藤にはいろいろ花が咲いていますが、例によって名前がまったくわからないので、今回も載せるだけ。







あまり見たことが無いので、これもパチリ。






刺があるけど、なんだろう・・・?



ま、いいかぁ。
ってなわけで、住宅街を過ぎると、これまた見渡す限りの畑。





結構車は通るんだけど、それでもちょっと静かな時間ができます。
そんなときの空がいつもより青く見えて。


神社がありました。
日枝神社。





ここらへんは戦前は草競馬でにぎわっていたらしいです。







ここは以外に休憩にいいかもしれません。
ベンチもあるし、綺麗なトイレだってあるし。








さて、先に進みましょうか。
いい天気の中をのんびりと歩きます。
沿道に今度はネコジャラシ。







自慢じゃないけど、ウチのネコはこーゆーのでも遊ばないんです。
ネコじゃないのかも。


さて、そんなことはどうでもいい。
またまた小さな花が咲いていたので、パチリ。







緑のバックに黄色の花。
いいコントラストです。

紫の、これはなんでしょうね~。








さて、次は「花籠の台」だそうです。
江戸時代後半に花籠に乗ってお嫁さんがここを通ったそうです。
そのときに一人の若者が現われ、花籠の外から簾ごしに花嫁を刀で刺して逃げ去ったとか。
以来、ここは婚礼行列は通行禁止の場所となりました。







こんな長閑な場所でもいろいろあるんですね~。


さて、そろそろ分岐になります。

もしかしたら、本来ならここから私はこの道に合流しなければならなかったようで。
左に降りていくと「芳盛寺」だそうです。







そーかぁ、でも最初からどちらへ行けばいいのか解らなかったので。
ま、今回はそーゆーことで。






まだ真っ直ぐ行きましょ!



すぐに分岐がありますが、ここは左になりそうです。






道標によると、左が七国峠。







やっと本来のルートみたいです。

ここも見えるのは畑。

私の大好きな景色です。






おっと、ここで以外にも「遠藤原」が。







平塚八景だそうです。







土屋と中井町の境の尾根道を経て小田原へ抜ける古道を、昔から「小田原みち」と呼んでいました。
この道の南東部にあたる遠藤原地区は、富士山・箱根山・丹沢山・大山などが一望できる広大な台地です。
済んだ空、春は菜の花、初夏のつつじ、りんどう、秋の収穫、晩秋の日暮富士、冬の西山北嶺などなど、四季を通じて景色が楽しめます。








さすが、平塚八景。
最高のロケでしょ?














さて、歩いていると厳島神社という道標が。
ここから近いのかな、行ってみようかな。







どうやら右にあるみたいなので、ちょっと寄り道。

道標にしたがって。







カギの手に降りていくみたいです。







距離や時間は書いていないけど、どれくらいで着くのかな・・・?







やがて車道に出ました。
どうやら県道77号みたい。







正面に道があるので、そこを下るのかな?







どうやら正解みたいです。
随分降りてきたけど、まだかなぁ。






やっと見えました。
神社というか、公園じゃん!







湿生公園だそうです。

道は左右に分かれているけど、右に神社らしい鳥居が見えたので、そちらへ。







綺麗な公園です。

厳島湿生公園は県下でも稀な清水が出ている湿生地を復元し保全することを目的に整備された公園だそうです。
園内は、「弁天様」として地域の方々に親しまれている厳島神社を中心にして、湿生地には木道をめぐらし、東屋、休憩ひろば、芝生ひろば等が設置されています。
この公園では、様々な水生動植物を観賞することができます。
シュレーゲルアオガエル、ホトケドジョウなどの希少な生き物が確認されており、5月下旬から7月中旬にはホタルの観賞を楽しむことができます。
また、自然学習の場としても活用され、園内にある水田では小学生による稲作(手植え)体験が行われています。






久々のマンホール写真も。







今日は鳥の写真家たちが三脚に素晴らしく高そうなカメラを据えて水辺を狙ってました。







折角なので、神社でお参りを。
いつものように家内安全と商売繁盛をお願いしました。















さて、もと来た道に戻りましょう。
この公園の近くからバスもあるようだけど、今日はもうちょっと足にも余裕があるので、七国峠を目指します。






公園の帰り道で咲いていた花。







県道を横断する道。







やっと着きました、峠道。
公園からこの分岐まで15分でした。
なんだ、近いじゃん!







さ、ここを右に進みます。
右斜め前方にはカントリークラブの緑がみえるので、「七国峠」バス停まであと少しでしょう。


ほら、あった。







ここは県道77号線との合流。
正面は平塚富士見カントリークラブ。







この路線はバスの時間に注意が必要で、このときはちょうどいいバスがあったので乗ることが出来ましたが。
下手すると2時間近く待たされるかも。

平塚駅北口か秦野駅へ出られます。
今回は平塚駅だったけど、もし機会があるようなら秦野駅へもバスで行ってみたいなぁ。







バスに揺られて30分くらいで平塚駅到着です。

ここから東海道線に乗って大船駅で乗り換えてウチの最寄り駅へ。

今日の散策はほとんど舗装路だったし、急坂もなかったし、2時間しか歩かなかったしで、帰ってからの即ビールはありませんでした。
ま、こんな日もあってもいいんじゃない?

比奈窪~八国見山~渋沢駅

2011-11-07 16:42:11 | 日記
ここのところ日曜日となると天気が不安定で、なので金曜日に歩きに行くことにしました。
といっても今日は休日、「文化の日」です。
一応雨は降っていませんが、ちょっと心配な空です。
気温は歩いていると暑くなるような、そんな天気です。

今日はかる~く歩こうねということだったんですが、蓋を開けてみるとキッチリ4時間もかかってしましました。
同行者殿、すいませ~ん。


東海道線の二宮駅から出発です。
南口のバスターミナルから、 [二30]比奈窪行きバスまたは[二31]比奈窪経由高尾行バスにて20分。
比奈窪までは1時間に2本程度の便が出ています。
本当はその先の高尾というバス停で降りれたらいいんだけど、ちょうどいい時間の便がありませんでした。






バスを降りたら近くの中村川沿いの道を進んでいきます。
県道77号に平行に、これは旧道でしょうか、松田方面へ歩きます。






ほら、ここを右に。


川沿いでしょ?


で、ここで右に入ると。






すぐに左に行くんですが、そーすると「雑色横穴群」に着きます。
今日はそこを通りましょう。





長閑な風景を眺めながら歩くこと10分。
「雑色横穴群」への分岐です。






田んぼの農道を通ります。






神社はまたの機会にするということで、「雑色横穴群」です。







ここには、18基もの横穴が延長200mにわたって点在しているみたいです。
大きさも様々で、造りも中央部に段があるものや、二穴が連なっているものもあり、町内にある他の横穴群とは異なっているそうです。
この横穴群は、8世紀中頃から同末期にかけて、郷土の先人によって造られたものだそうです。 (中井町教育委員会)






マイナーだけど、名所ですよ!





さて、本線に戻りましょう。






登りがあるみたいだけど、そこはどこに行くのやら。
わからないので、そのまま真っ直ぐ。

やがて丁字路だけど、左は行き止まり?
右ですね。






田んぼの中のあぜ道なんて、すっごい久しぶりです。
母の実家や女房の実家に行ったときに歩いたけど、わたしこーゆー景色大好きです。

さ、次は・・・あ、あの橋を渡るんですね。
それから方行は松田方面。







なんともいえないいい雰囲気の橋。
もし子供だったら川に下りて遊んだかも。





やがて丁字路だけど、ここを左に行かないとね。
真っ直ぐは行き止まりで、民家ですから。



ここから県道へ出ます。
松田方面、ということは右に行きます。






県道は落ち着かないので、やはり旧道へそれましょう。
この橋を渡って旧道へ。







雰囲気だけは静かな道を歩きます。
やまゆりラインを過ぎたところに「鴨沢城址周辺」と刻まれた石碑が。
お城はやまゆりラインを入って左にいった辺りにあったらしいです。





鴨沢要害が歴史上に現れるのは、永正年間(1501~1521)の扇谷上杉・三浦氏と北条早雲の対立抗争の中で。
永正7年の権現山合戦から永正9年に岡崎城陥落までです。
この当時の城主は三浦氏の家臣武和泉守のようで、北条方との合戦で戦死した文書が残されています。






鳴沢児童遊園地という小さな公園を右手に見て、さらに進みましょう。






この橋で県道に戻ります。






側には道標が。






県道に出たら、また旧道へ。
車が煩いし。

トンネルの手前を右に。






中村川を渡って左に。





バス停でいうと、「柄沢口バス停」。

この道はほとんど車が来ないので、のんびりと歩けます。


また県道に合流。
今回は旧道県道と、行ったり来たりですね。


もう県道を歩きましょう。

おや、今をときめくザル菊が。






今回渋沢丘陵へ入っていく道は歩道橋を目印にするそうです。
ほら、あれ。






歩道橋を過ぎた辺りに、手前に戻るように上る道、ここを入るそうです。






丁字路にあるのは高尾地区の町内会館。






そこに周辺地図があったのでパチリ。







解りづらいですね。
とりあえず登りですから。



真っ直ぐに進んでいくと、この先工事中の看板が。
歩けるかなぁ・・・?







側溝の整備みたいでした。
邪魔になるから急いで通り抜けなくちゃ。
なので、写真は撮らず。

さて、上りましょう。
振り返ると東名高速のガードが遠くに見えました。
もうそんなに上ったのかぁ。

で、頂上付近に近づいていくと舗装路が終わって山道に。





山道は数分で終わるんですが、やっぱりこーゆー道も歩かないとね。
ハイキング気分も盛り上がらない。


電波等の脇を過ぎました。
前回はここでお弁当タイム。
今回は買出しをしなかったので、そのまま素通りです。






やがて分岐になります。
震生湖と頭高山への道だそうです。







右は震生湖なので、今回は頭高山方面へ。






すぐに分岐が。







ここは渋沢駅へいけるそうですが、まだ時間も早いし、頭高山経由で駅に向かいましょう。






なんてね、ここで素直に駅へ降りていればよかったんです。


こんな分岐もあるけど、真っ直ぐに進みます。






やがて十字路。
大きくまわって震生湖に行くそうです。
が、私たちは頭高山。
なので真っ直ぐね。







ここでもチャンスを逃してしまいました。







だって、半そでTシャツでいい陽気なんだもん、もうちょっとこの雰囲気を味わいたいじゃないですかー!?



おっと、ここでハイキングコースがありましたね。





須賀神社方面だそうです。
今日は行かないけど、また次回の楽しみが増えました。






さて、頭高山への分岐です。
全快「峠バス停」から歩いたときは正面から来たと思います。
今日はここを右に。

(本当はここを左に行けばよかったみたいです)






道標もほら。











ここは眺めがいいですよ~。
渋沢の町並みが。






また分岐だ。
ここを右に行きますね。






確か神社があったような。











今日は神社には寄らずに駅を目指します。

今度は頭高山への分岐。






頭高山は最近行ったから今日は素通りで、そのまま駅に向かいます。







分岐がありました。
駅は左ということです。





道標もそう書いてあるし。






ちなみに右は・・・。








さて、ここからがマズかったみたいです。
道標がないから駅がどちら方向にあるのかがわからない。
とりあえず右に行ってみました。






角には湧き水が。
「若竹の泉」だそうです。






渋沢断層からの湧水で、渋沢丘陵に沿って流れる室川の源流に位置します。
緑に囲まれてひっそりとたたずむ湧水で、その緑に溶け込むようせせらぎの音を響かせています。



このあたりは千村地区というらしいです。
住宅街ですね。



「若竹の泉」を右手に見て、丁字路を右に向かいました。






今度は左。
道が広いほうがいいかなって。





そのうちに解らなくなってきちゃった。
なので、ちょうど地区案内図があったのでパチリ。
よかった~、これでなんとかなるゾっと。







この地図によると、ここを右に入るみたい。







道なりに進みます。
丁字路があったので、右に。
だいたいアッチ方面に駅があるらしいです。







ほら、広い通りに出た。
どうやら先が見えてきたみたいです。
とりあえず下に下りなきゃならにので、ここを左に。






確か、小田急はここらあたりを通っているはずだけど。
じゃ、ここを右に行ってみましょう。







当たり!
あとは道なりに歩けばいいみたいです。


ほら、分岐があった。
ここは駅のすぐ側の道ね。





ここを左に行けば、小田急線が走ってます。
あとは商店街を抜けて駅です。

やっと着いた~。







いつも参考にしているHPでの案内は「峠バス停」へ出て、バスで渋沢駅へとなっていました。
だって、「峠」からのバスって、あまり本数がないので、そんな冒険をしないですむようにこちらのルートを選んだつもりだったんだもん。
いやぁ、ルートの選択ミスでした。
「峠バス停」から駅まで歩いても20分くらいなんだって。
そっちから帰ったほうがよかったじゃん!?


そんなこんなで4時間もかかってしまいました。


今日はビールのおつまみに上海焼きそばというカップ麺をゲットしたので、それで自棄食いします。
あー、疲れた・・・。

箱根湯本~白銀林道~根府川

2011-11-01 09:19:37 | 日記
秋の空が今日は曇りがちです。
天気はなんとか持ちそうなんだけど、気温はそんなに上がらないみたい。
歩くのにはちょうどいい陽気です。

さ、今日は箱根を攻めてみようかと思いました。
といっても登山じゃなく、舗装路を歩くみたいな。
いつもの散歩です。

箱根湯本駅まで出ます。
いつものように大船駅から東海道線で小田原駅に出て、コンコースのコンビニで食料を調達。
奮発してオニギリを2つと調理パンを。
飲み物は黒ウーロン茶。
黒ウーロン茶は初めてなので、ちょっと・・・いや、かなり不安です。

小田急線に乗り換えて箱根湯本に下りました。
出発が早いし、ウチからそんなに遠くないので、9時には着いちゃった。







駅の歩道橋を渡って川を渡りましょう。
あじさい橋が目の前にあるので、そこを行きます。






川には獲物を狙っているのか、観光客に自分をみせているのか、じっとたたずむ鳥が。
サギでしょうか?





まったく知らないので、勝手にサギにしてしまいましたが。
ま、いいや、渡りましょ!?





左右に通る道があります。
どちらからも行けるそうですが、今日は右に行ってみました。
正面は湯本冨士屋ホテル。







旧箱根街道案内図を写真に。






こちらのルートは早雲公園への近道だとか。
いい雰囲気の道が続いているようなので、ちょっと期待しちゃいます。






明治21年(1888)10月、国府津~湯本間に開通した小田原馬車鉄道の落合橋跡です。
馬車鉄道は、湯本山崎の台地が越え難いため、小田原の風祭から早川左岸の堤防沿いに走り、湯本山崎で前田橋を渡って早川の右岸に出、ここ落合橋で再び早川を渡ったそうです。
当時の終点湯本駅は、この先、約200mの早川の川べりにあったとか。
この橋は、明治33年(1900)、馬車鉄道から電気鉄道に代わっても使われましたが、明治43年8月の大洪水で、下流の前田橋も共に流失し、以後、鉄道は現在とほぼ同じ山側を走るようになりました。
碑の前の道は当時の軌道敷だそうです。









歴史を感じるなぁ。
道は歩きやすい砂利道。
説明版のすぐ先に分岐があって、左へ進路を取ります。






こちらが早雲公園への道。






山道っぽい道になりました。
今日初のヘビ。





写真じゃ解りにくいけど、小さめでした。
まだおこちゃまなんでしょうか。


すぐに公園に着きます。
だ~れもいない公園。
ちょっと広くなっているけど、それだけでした。





ここにも案内板が。







左に行くと早雲寺へ。
じゃ、そっちに行きましょう。



公園の案内板。
広そうに見えるけど、けっこう狭いです。






早雲寺の裏山一帯に広がる公園で、シイやカシなどの常緑樹がうっそうと茂り、遠く早川のせせらぎが聞こえる憩いの場。
体長35mmという小さなセミ、ヒメハルゼミの生息地としても知られ、神奈川県ではここにしか生息しないため町の天然記念物の指定を受けているらしいです。
ヒメハルゼミは鳴き声が読経のように聞こえるので、地元では勤行蝉[ごんぎょうぜみ]とよばれています。
大合唱は6月下旬~7月上旬と、ほんの短い時期だけ。






山道っぽい散策路を進みます。






すぐに分岐が。
ここの階段を降りればいいのね。






降りないと戻っちゃうみたいです。
降りましょう!








すぐに左右に走る道があります。
これは右でしょう。







左は駅に戻るみたい。






ここは早雲寺の裏門になるそうです。






裏門を撮ってもしょうがないかも。
さ、先に進みましょう。


また丁字路です。
ここは箱根旧道。







丁字路の正面には白山神社があります。
ちょっと寄ってお参りしていきましょう。







鳥居をくぐって社殿へ。
お賽銭は日頃から気をつけてためている5円玉。







江戸時代まで「白山権現(はくさんごんげん)」と呼ばれ、地元の人々に温泉の守護神として崇められていたそうです。
石川県の「白山さん」と親しまれている白山神社総本宮の白山比(しらやまひめ)神社の御祭神を勧請したお社です。
境内には、伏見稲荷大社から勧請した稲荷社や水神社があり、手水舎には「白山水」と呼ばれる御神水が湧き出ていました。
そこまでは見ていないけど。



さ、先に進みましょう。
旧街道を上っていきます。


すぐに早雲寺正門が。







寄らずに進みますね。
次の分岐は白山神社から15分くらい歩いたところにありました。
「小田原湯本カントリークラブ」方面へ行きます。







左に曲がると旧街道よりもちょっとだけ急になった坂。
エッチラゆっくり上っていきましょう。

箱根新道(国道1号)の下をくぐります。






ガード下にはあまり目にしないムカデが。
同行者が見たことがないということで、パチリ。






足が赤いヤツは私も見たことがあるんだけど、白いっていうのは・・・?・・・。


さて、ここにも神社があります。
山神神社。
だけど、階段をけっこう登っていくようなので、ここはパスさせてもらいました。





道沿いで同行者がみつけたカミキリムシ。






まだいたんですね。

今日は涼しいくらいなのに。


やがて分岐です。
旧街道分岐から20分くらいかな、カントリークラブの門がありました。
そこから右にルートを取ります。







林道入り口だそうです。
許可を受けていない車両は通れないそうですが、ちょっと単車で走ってみたい気もします。
今日は歩きね。







林道とはいっても舗装路ですから。
歩きやすいなぁ。

やがて分岐があります。
林道猿沢線への分岐らしいです。
今日はゲートが閉まっていたので、そのまま本道を進みます。







「山の神」の碑がありました。
早川地区住民の造林意欲の増大にともない、昭和49年神奈川県との地上権設定契約が解除され、昭和51年から地区住民の協力を得て植林に着手し、昭和52年完了しました。
毎年その育成ならび管理は継続して行われ、見事な山林を形成するに至っります。
先輩諸氏の献身的な努力に対し深い感謝を禁じ得ないとともに、これからの早川地区の繁栄と山の安全を祈念し、山の講の日に当たり、ここに山の神の碑を建立したそうです。






上を見るとアケビが。
ちょうど食べごろかぁ?





なんにも道具が無いもので、試食することもできず残念です。

やがて「大杉窪林道分岐」になります。
今回は本ルートを歩くので、ここは直進。
でも、機会があったら大杉窪林道も歩いてみたいかも。





またすぐに分岐だけど、私たちは真っ直ぐに。
ちなみに、ここを右に行く道は「桜山林道」だそうです。






そうこうしているうちにやっと「聖橋」に着きました。
ここは箱根ターンパイクと交差しています。





旧街道分岐から1時間半弱でした。
誰とも会わないから、ゆっくりと歩けます。
道も舗装されているしね。





橋を過ぎたら、また分岐が。
早川・石橋林道へと行く分岐です。
今回は左へ進路をとりました。





ここらへんから砂利道になります。
気温も下がってきて、おまけに下りになったので、今まで汗ばんでいたのが快適に。






周りは杉林。
花粉の季節はキツいんでしょうけど、今日は木漏れ日もあって気持ちいい~!


どんどん下がっていきましょう。
道も舗装されたり砂利だったりと、ちょっと変化が楽しいところです。

おや、上に道が。
これは石垣山へ抜ける道みたいです。
一夜城址公園、先日行ったなぁ。







私たちはまだまだ下ります。
また分岐があったけど、ここからも一夜城址公園へ行けるみたいです。

ちょっと休憩してお弁当タイムといきますか?






オニギリもおいしかったし、調理パンも満足。
・・・黒ウーロン茶は・・・、やっぱり私には辛かった。
でも、脂肪の吸収を抑えるそうなので、我慢だよなぁ。


お腹もいっぱいになったので、先に進みましょう。

道沿いにはみかん畑があって、もう時期なんでしょう、美味しそうなみかんがいっぱい生っていました。

さらに下っていくと下界に着きます。
民家ばかりの多分早川駅の近くなんでしょう。
石橋という集落だと思います。





そこの分岐から「佐奈田霊社」を目指していきます。
右に進みました。







まだ舗装路が続きます。
農道です。


ほとんど1本道だけど、神社が見えてきたところに分岐が。






左に行けば神社なので。
またお参りに寄ってみますね。






石橋山の合戦で、頼朝方の佐奈田与一義忠は敵将の俣野五郎景久を組み伏せたが、与一の刀は血糊がこびりついて抜けず、その間に敵の長尾新六に討ち取られてしまいました。
その与一の遺骸を葬ったのが与一塚で、その傍らには、佐奈田霊社が建っています。
この霊社は、与一が景久と組み討ち中、味方からの問いかけに対し「たん」がからんで声が出ず、そうこうしているうちに、敵に討たれてしまったという伝承にちなんで、たん、咳、ぜんそく、声に霊験があるとして知られます。
このため、芸能関係者の参詣も数多くあります。








お賽銭を投げて散策の安全と家内安全・商売繁盛をお願いしました。



さて、先に進みますね。

社殿正面の階段を降りていきます。





ここが「ねじり畑」。






与一が俣野五郎景久を組み伏せた畑が、今でも「ねじり畑」として残っていますが、戦の後この畑の作物はみなねじれてしまうということからこの名になったといわれています。







右に進みますね。

すぐに分岐があるけど、よく見ると道標が。






なので、ここは左に進みます。







ここら辺は登りばかり。
海岸も近いので、気温も少し高めなんでしょう、暑くなってきた。






朗党文三をまつる文三堂があります。
左の階段を上ったところ。
ちょっと絵的に怖いものがあったので、写真を撮らなかった・・・。
ま、いっかぁ。






先に進みますね。
目指すは根府川駅。


ここら辺は農道が入り組んでいるみたいです。
道標にしたがって次は右ですね。







牧谷川方面に進みます。







次の分岐は左。







その先にはトイレが。
けっこう親切じゃん!







やがて道は下りになり民家も見えてきました。
米神地区だと思います。


分岐を左に行くと東海道線の線路が近くに。







線路沿いを右に進みます。








また丁字路です。
左は線路をくぐって旧道へ出るみたい。
今日は私たちは右に行きました。







こっちが牧谷川へ行くルートみたいです。







農道が整備されているんで、道標にしたがって歩きます。
上り下りは多いけど、舗装路だし勾配も緩やかだし。
今日はホント歩きやすいぞ~!





この分岐は左だそうです。






また分岐だ。
どうやら尾根道みたいですね。







えっと、左に進めと書いてある。






尾根道って眺望がいいから好きです。


また分岐だ。
道標がないと迷うな。







ここは右に行くみたいですね。
相変わらず誰とも会わないんで、今日もいいコースを選んだもんだ。







次の分岐は右らしい。






左は旧道に出るそうだけど、いまさら車道を歩いてもつまらないし。






橋が見えました。
牧谷川って書いてある・・・。







ここから「ヒルトン小田原リゾート&スパ」へ行けるらしいです。






小田原市の観光案内で「早川・片浦ウォーキングトレイル」というコースが紹介されています。
その案内板が。







ヒルトン方面は今回はパスして、駅に向かいます。
左に行けば駅だそうです。







牧谷川から舗装路を歩くこと10分ちょっと。
中学校がありました。
小田原市立片浦中学校だそうです。
駅はもうすぐ。







やがて分岐がありましたが、もうここは生活道路ですね。
直進して降りていきましょう。






左へ降りる道がまたありました。
下を見ると駅があります。
もう目標が見えるから余裕ですね。






道標も。








小田原市役所片浦支店の脇を通って真鶴旧道へ。







この階段を降りれば駅は目と鼻の先です。







ほら、あった。







今日は歩いたぞ~。
5時間はかかたかな。
道が歩きやすかったせいもあるけど、膝もそれほど痛くならず、天気も気持ちいいほど快適で。
いい散策になりました。

ここから東海道線で大船まで戻り、京浜東北で帰ります。
今日のオツマミに豆腐の話が出たので、冷奴で日本酒をちびちびとイッちゃおうかなぁ!?