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相模工務店 散策日記

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足柄峠 新松田から行く地蔵堂~万葉公園

2012-11-07 08:25:53 | 日記
今日は寒い朝です。
そろそろ衣替えをしなきゃいけないと思いつつ。まだタンスの中は夏物で。

さて、今回の日曜日はいい天気なので、今日も散策に行ってきました。
久しぶりの友人との二人旅。
今日は足柄峠を目指そうということに。


海抜759mにあるこの峠は、古くから足柄路として知られ、東国と西国を結ぶ重要な路としてにぎわったところだそうです。
峠には、足柄聖天堂や、新羅三郎義光吹笙の石、足柄の関所跡、足柄城址などがあり、風光明媚な観光名所だということなので、ちょっと楽しみ。


今日はいつもより早めの出発になります。
最寄り駅から横浜駅経由相鉄線に乗り、海老名駅で乗り換えて新松田駅に着いたのが7時台後半。
近くの小田急ストアーで買出しを済ませても、まだバスの時間まではずいぶん待つことになっちゃった。







ここから関本(大雄山駅)経由で地蔵堂まで行きます。
この駅から座れる確立と、路線バスの旅をもくろんで乗ったわけですが、案の定立ち客が大勢いて、私たちは座れてよかったぁ。

ただ、関本に着いたときは空席がありましたが。

なんだ、関本から乗ってもよかったじゃん!?



さて、バスは快適に走っていきます。
地蔵堂行きのバスは、あまり本数がありません。
今日も8時10分発のバスに乗りましたが、これは地蔵堂行き。
ほかのほとんどが関本止まりになります。



地蔵堂バス停へは40分くらいで着きました。
期待通りの長閑な雰囲気です。







ここからは万葉公園へ行くバスにアクセスしているそうです。
が、今日は歩いて行く事に。


近くにあるお堂をパチリ。







さて、いつものように遊歩悠遊さんを参考にさせてもらってと。
どちらに行けばいいのかな?


バス停を降りたところにある分岐、お堂の脇ですが、道標がありました。
足柄峠は右の道ということで、そちらへと進みます。






すぐのところに地図があるので、参考にと思って撮っておくことに。







このまま直進かと思ったら、なんと、あの路地を入れと・・・。







右に降りる路地を入っていくと、うどん屋さんがありました。
まだ営業はしていないので、今日は素通りです。







この道は先ほどのバス通りに出るんじゃ・・・?
じゃ、バス通りをそのまま登る・・・?


いやいや、そーじゃないみたいです。
道路の向かい、ちょっと右手にハイキングコースの入り口がありました。







ファミリーコースって案内板には書いてあったので、あまり過激な道ではなさそうです。
でも、山道っぽいので、期待しちゃいました。







大体1時間くらいで万葉公園に着くそうなので。


じゃ、歩き始めましょう。







最初は畑などへの道です。
少し登ると茶畑がありました。
お茶の葉の緑がきれいでしょ?






こんな調子で続いていくのかと思ったんだけど、緩やかな上りはここだけのようで、すぐに山道となりました。

ちょっと分岐が続きます。





左へ行ったり右へ行ったりと、ややこしくなりそうですが、このコースには道標が整備されていて、目的地がわかっていれば迷うことはないみたいです。






万葉公園へ65分と書いてあります。
そんなに遠くないみたい。







道はどこぞの(例えば葉山とか)山道とは比べ物にならないくらい歩きやすくなっています。
道標もちゃんと付いてるし。






ただ、ほとんど登りというのがちょっと・・・。






しばらくすると東屋に着きました。
小休止できますね。






ここで分岐がありました。
万葉公園や矢倉岳、あしかりの郷。
万葉公園は直進らしいので、このまま上りです。







あしかりの郷って興味あるなぁ。
ま、それはまたのお楽しみ。







道は広いけど、広すぎてわかりにくいということもあるんですね。
とりあえず登ればいいかぁということで、えっちら登っていきます。
どこを目指していいか不安になるころ道標が現れます。







それを確認しながら登っていきましょう。
30分くらい登ったかな。
ここら辺は急勾配と感じました。


わかりづらい分岐がありました。
万葉公園は左だということで、道を探します。








これかな?







どうやら道は合ってるみたい。
迷わなくてよかったぁ。

さて、先に進みます。






分岐はいくつかありました。
それでも道標に助けられて公園に向かってます。







山道でも広めで見渡せるので、安心感。







草を掻き分けて進むどこか(葉山や逗子あたり)と雲泥の差かも。


と、このコースを持ち上げている、そんなとき・・・。







く、クマ~?
それはちょっと怖いかもしれません。
あまり襲わないだろうけど・・・。



さて、ここの分岐はどちらでもいいようです。
なので、右手を上がっていくことにしました。







広場に出るとのこと。
どんな広場なんでしょう?
景色は楽しめるのかな?









登りますね!












どうやらここを左みたいです。
右は駿河小山駅へ行くみたい。








じゃ、左へと。







なんてことない尾根みたいです。
眺望もよくないし。
これなら山道を進んでもよかったかも。







ところどころに句碑がありました。



これは登山番組でやっていた木の実。
名前は・・・忘れちゃった。







公園だけあって、散策路がいろいろとあります。
どこを通っても公園入り口まで行けそう。







また東屋があるので、一休み。








周りを見回してみると、紅葉しているじゃありませんか!
今シーズン初めての紅葉。
ちょっと感動です。







道標はこの先を示しているので、直進すればいいみたい。







やがて散策路の分岐がありました。
ここを右に降りていくと本コースだそうです。







舗装路に出ちゃった。
バス道路みたい。

右手の脇を入っていくみたいです。







ちゃんと道標がありました。
足柄峠はこちらでいいそうです。
トイレもあるそうなので、そろそろスッキリしたいな。






下界がちょっと見えます。
ずいぶん登ってきたみたい。







やっと公園の入り口に着きました。







足柄万葉公園は、神奈川県(相模の国)と静岡県(駿河の国)の県境にある足柄峠を主とし、南には箱根、東に足柄平野や遠くに相模湾が見渡せ、自然を破壊することなく、市民や観光客が自然の中で憩いながら歴史にふれ、文化的教養の向上を図ることを目的として開設されました。
ここ足柄峠は、奈良・平安の時代には東国と西国とを結ぶ官道(足柄道)であり、東海道の交通の要所でもありました。
当時、東国から西日本の防備のために赴いた防人が、足柄山や足柄地方を詠んだ歌が万葉集の中に多いことでも知られています。
また、峠の足柄城址から見る富士山は、長い尾をひく裾野から雪をかぶった頂上まで手に取るように大きく壮大です。
園内は「歴史散策、自然の景勝、万葉集を味わう」の三区分からなっており、万葉集に出てくる足柄ゆかりの歌を刻んだ石碑(根府川石)と、歌に出てくるネズ、エゴノキ、アセビ等約90種の植物などが植栽してあります。
また、アブラチャン(油瀝青 別名;ムラダチ)が多く自生し、早春(3月~4月)には黄色い小さな花が園内を彩ります。







りっぱな方位盤も。






ここからもバスは出ているようです。








時間表は・・・あら、こんだけしかないの~?






あまりメジャーな公園じゃないってことでしょうか。
車での移動がメインと考えているんでしょうか。
もしバスでの移動のときは気をつけなくちゃ。


さて、先に進みましょう。
まずはトイレを探さなきゃ。






車道を進んでいきます。
静岡県の境にきました。
ここからは駿府だぞっと。






県境のそばには足柄明神への分岐がありました。
ホントならお参りしていけばいいんだろうけど、ちょっとトイレ事情が・・・。





なので、説明文だけ撮って先を急ぐことに。







現在、神奈川県南足柄市苅野274に鎮座する「足柄神社」は、社伝によれば、天慶3年(940年)に明神ヶ岳に祀られたのが創始で、足柄峠、矢倉岳に遷座した後、鎌倉時代末期に現在地に遷座したとされています。
このため、明治時代には「矢倉神社」と称しましたが、昭和14年に「足柄神社」に改称したそうです。
主祭神は天照皇大御神だそうですが、伝承によれば、日本武尊東征のとき、明神ヶ岳から足柄峠を越えようとして道に迷い、白鹿に導かれて無事に峠を越えたといい、これを神霊の導きであるとして祀ったものというとか。
足柄峠の「足柄明神跡」は、その足柄峠の神社跡とされ、いわば足柄峠越えの守り神です。
創建伝説に日本武尊が関わるということは、古代東海道沿いの神社には、よくあります。
矢倉岳山頂(870m)には、今も石祠があり、いわば「足柄神社」の奥宮とされているそうです。



さて、トイレはどこかな?
車道を進んでいくと、あったあった、あれがそうですね。
割とキレイじゃん!







トイレを済ませて、さてこれからどちらに行けばいいのやらと思っていると・・・。
トイレの向かいに関跡がありました。
ちょっと寄っていきましょう。






足柄の関は昌泰2年(899年)、足柄坂に出没する強盗団、シュウ馬の党を取り締まるために設けられたそうです。







顔はめしながら写真を撮る気にはなれず。
まだまだ修行が足りないと自覚しました。
人目を気にすることなく、撮ってくればよかったかも。



さて、ここから左手の階段を登っていくそうです。
どこに階段があるのかと思ったら、ほら、あの案内板のところ!







足柄城址公園の遊歩道の案内板でした。







足柄城は、北条氏によって築城された戦国時代の出城です。
この城は、足柄峠を中心に尾根上のいくつかの城郭群に守られた堂々たる城でしたが、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めの後廃城となりました。
足柄城は悌郭式(ていかくしき)という方式でつくられた城で、郭(くるわ)と呼ばれるひとくぎりの備えが串だんごのように並び、自然の山地をうまく利用した城で、虎口(こぐち)という小高い丘がひとくぎりの陣地である郭への入口となっています。
このため、敵が攻めてきても城内のようすがわからないようになっています。
足柄城址は、攻撃を守るためにつくられた城で、どの郭からも打って出るのに都合のよい工夫がされており、隠し郭と考えられている三の郭、長く続く二の郭などはいずれも銃撃戦に備えて築かれている形で本丸にせまっています。




橋を渡って公園内へ。







一気に開けました。
天気は上場。
芝生の緑と青い空。
すぐそばには雄大な富士山。

きもちい~い!!







こんなキレイな富士山を見たのは久しぶりでした。
裾野まで広がった姿。
登山道まで見える!
いつかは登りたいと思ってます。








さて、散策路を行ってみましょう。







道標にしたがって郭(くるわ)と呼ばれる場所を辿っていきます。
一から順番に道標が案内してくれます。







ベンチも整備されているので、いい時間ならここらでお弁当を広げるのもいいかもしれません。


いくつか郭をすぎていくと井戸跡に出ました。






その先が五の郭。
これが最後らしいです。







散策路はやがて車道に出ました。
交通量は多くは無いけど、結構往来しています。
気をつけて歩かないと。






左は先ほどの城址公園。
なので、右に降りていきます。
もう下るだけになってきたようです。
旅の後半ですね。



少し歩くとお地蔵様がありました。







六地蔵。
「六」の所以は、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)を彷徨う、迷える衆生を救済する六人の菩薩さま、ということらしいです。


その先には下六地蔵といわれているが8体の地蔵が祀られていました。







この地蔵像は享保の頃に江戸本所の人々により両親の供養や自分たちの死後の安楽を願って建てられたものだそうです。



芭蕉の歌碑もありました。







「目にかかる 時やことさら 五月富士」
句の内容は、山越えの時に曇り空で富士の姿が見えないと思っていたところ、突然雲が切れてあざやかな富士の姿が現れた。
予期もしない時に目に入った山容の美しさはことさらであるということらしいです。



句碑の向かい側にこれから向かう「足柄古道」がありました。
ここを降りていくそうです。







道はすぐに車道に出ました。








すぐの向かいにまた古道が。
どうやら車道で分断されているみたい。






県道まで670メートルということなので、またすぐに車道なんでしょう。
ともかく降りていきましょう。







それでも県道に出るのに15分近くかかりました。








やっと県道です。
ここを右に降りていきます。
足柄駅まで45分だそうです。







車道を通る車は多くないみたい。
ちょっと安心して歩いていけます。

あ、あそこに分岐が。
ここはダートじゃないですかぁ!







足柄駅はこちらから行けるそうなので、こっちに進みましょう。







広めの林道を進みます。
車も通れるような未舗装路を見ると、ジープ時代が懐かしく思います。

入り口から数分で分岐がありました。
「虎御前石」というのがあるそうなので、ちょっと寄っていくことに。







500メートルって道標にはあったけど、山道での500メートルは結構距離があるように感じますね。
しかもすべて登り。

やっと着いたとおもったら、石はいずこや?


あ、トラ目ロープがはられている。
ってことは、ちょっと左に下ったところにあるらしい・・・。





あった。







建久4年(1193)5月、源頼朝が富士の裾野に巻狩りの折、曽我兄弟は父の仇の工藤祐経を討ちとり本懐を遂げ、この時、兄十郎祐成を慕う大磯の長者の娘虎女(後に虎御前)はひそかに相模国を発ち、足柄峠を越えて富士の見える古道の傍らの石に座し、兄弟の悲願達成と安否を気づかい夜を明かしたという。
後に里人たちは虎女の愛情を称え、この石を虎御前石と命名したそうです。




さて、本ルートに戻りましょう。

分岐っぽい道もありますが、本道は広く降りていく方です。






歩きやすく、しかも下りということで、軽口まで出ました。


この先は滝があるらしいのですが・・・。






銚子ヶ渕というところに着きました。






昔、花嫁が厳粛な祝言の最中に「おなら」をして大笑いになりました。
年若い初(うぶ)な嫁は、これを深く恥じて席にいたたまれず抜け出し、銚子を抱いてこの渕に身を投げてしまったと。
その後、女の履いた草履が時々水の面に浮かぶので村人たちは恐れ、地蔵を安置してねんごろに弔ったので、再び浮かんでこなかったと云う。
この悲しい物語を忘れるため、里人はこの池を縁結び「銚子ヶ渕」と名づけ伝えたので、良縁を望む多くの男女が池にがんをかけ成就したと伝えられています。






こんな言い伝えがあったんですね。







川沿いに遊歩道があります。
戻って林道を通ってもいいし、川沿いを歩いてもいいし。
この先で合流するので、どちらでもお好きに。


さて、先に進みましょう。
もうずいぶんと降りてきていると思います。

次は不動之滝だそうです。







由来は、足柄峠から源頼光は赤い雲のたなびく峰を見つけ家来の渡辺綱に、あの雲の下には偉人がいるにちがいないとして急いで見てくるように命じました。
渡辺綱は金太郎親子に頼光の意を告げ、この場所まで二人をともなってきました。
頼光は早速金太郎を家来の一人に加え渡辺綱、碓井貞光、卜部季武の四人を頼光の四天王としました。
初めて金太郎が頼光に対面した場所の滝としてこの名がつきました。







先ほどの銚子が渕よりも滝らしい滝です。






すぐそばに建物がありました。
道場だそうですが、ガラスも割れていて、使えるのかどうか?





ちょうど日に当たった場所に虹が出ていたのでパチリ。
わかるかなぁ・・・?







ちょっと見えにくいですね、すいません。

さて、戻って先に進みましょう。

林道は快適に続いています。

嶽之下宮奥宮がありました。







今回は素通りでしたが、パワースポットらしいので、機会があったら寄ってみたいです。

さて、今回の散策も終盤です。
駅までの道標がありました。

6分で駅に着くそうです。







民家がありました。
これで街中に入ったみたいです。
直進していけば御殿場線の踏切があります。







踏み切りを渡ればすぐ左手が足柄駅になります。





足柄駅は昭和22年に開設されましたが、その設置実現については地元の並々ならぬ運動背景がありました。
その実現への意欲は、足柄地区住民が用地及び資材を提供し、駅舎建設、ホームや線路の土盛り・切り土工事などに住民総出で取り組み、「眺める汽車から乗れる汽車にしよう」という意気込みでした。現在は駅前整備が平成10年に完成し、良好な住宅地となっています。



駅前には足柄地区観光案内版と金太郎が。







ここは無人駅みたいで、切符も車内で買うそうです。

長閑なホームに御殿場線が入ってきました。
ここから国府津駅へ出て、東海道線で大船まで。
座っていけるといいなぁ。








今回の散策は天気にも恵まれて、久しぶりにすがすがしく歩くことができました。
富士がとてもきれいで、なにかご利益がありそうです。

前半は登りばかりでしたが、それほどきつい勾配ではなく、楽しんで歩くことができました。
地蔵堂バス停から足柄駅まで約5時間の散策でした。







路線バスの旅~神奈中編~

2012-11-02 12:54:51 | 日記
実は、路線バスが好きなんです。
別にオタクるわけでもないんですが、なんでだろう、好きなんです。
これは鉄オタだと言われたんですが、そうなんでしょうか?
ということで、一度やってみたかった路線バス乗り継ぎの旅。
初回ということで、神奈川県を縦横無尽に走っている神奈中バスで、横浜駅から橋本駅まで行ってみることにしました。

神奈川中央交通は、1921年(大正10年)に相武自動車として横浜市内でスタートしました。
以来、神奈川県内のほぼ全域及び東京都の一部を営業エリアとして、乗合バス事業を中心に、不動産事業、ホテル業、飲食・娯楽業など、様々な事業を手掛けているそうです。


今日はそんな神奈中バスに、朝早くからどっかりとお世話になることにしました。


時刻表は神奈中バスホームページでゲットできます。
ルートは、ネットで検索して、あまりややこしくない駅から駅までの乗り継ぎを調べました。

料金は1日フリー乗車券。
これは各営業所で売っているそうで、これがほしかったんですが、なんせ朝が早いものだから、営業所が開いてなくて。
なので、バス車内で買えるICカード用にしました。


横浜駅を6時52分に出発する戸塚駅行きに乗ります。
9番乗り場からです。







ここで乗車時に1日フリー乗車券をチャージしてもらうことに。

料金は大人が1000円、子供は500円だそうです。


横43の井土ヶ谷経由 は、日曜の朝の道を快適に走っていきます。
1時間近くかけて戸塚駅まで。

ここから戸塚バスセンターへ向かうわけです。
戸塚駅を通って、表示どおりにバスセンターへ向かうと、そこに藤沢行きが待っていました。
1番乗り場は、駅からすぐの階段を下りたところ。
ちょっと急ぎ足で。







アクセスがよければ、7時57分発に。
その後の8時12分でも大丈夫だと思います。
戸塚駅から大船駅まで出て、そこから藤沢駅まで行ってもよかったんですが、今日は直で藤沢駅へ。


藤沢駅からは茅ヶ崎駅行きに乗ります。
これは1時間に1本しかないから、ちょっと貴重な路線になります。
わかり辛かったのは、各ターミナルへ降りる階段。
茅ヶ崎行きは7番乗り場から。
8時39分発です。






約30分の旅です。

茅ヶ崎駅に着いたら、次のバスまでちょっと時間がありました。
駅前を散策してもいいんだけど、どうしようーかなぁ・・・。


取りあえずあつまみを買って。

いざ3番乗り場へ。

ここから平塚駅を目指します。
北口へと行ける便があるので、それに乗りましょう。
9時半発。







15分くらいで平塚駅に到着です。
ここまでは、神奈川県を横断するように走ってきました。
ここから北へ向けて走っていきます。



次の目標は本厚木駅。
6番乗り場から9時58分発があるので、それに乗りましょう。








約40分の旅になります。

本厚木駅の南口に下ろされてから、ここから次の乗り場まではちょっと距離があります。
厚木バスセンターまで移動しなければ。
これが曲者で、バスセンターからなら座れるだろうという目論見です。
10番乗り場、10時50分発に乗ることができました。
半原行きです。







約40分で半原に着きました。
ここまでくれば風景はいい雰囲気の里山。
ちょっと山奥の、しかもバスだけしかないターミナル。







バス停そばの公衆トイレを借りてスッキリしちゃいました。


愛川町だそうです。
なので、マンホールの写真もバッチリ。







半原からは淵野辺駅へも便が出ています。
こちらのルートも興味があるんだけど、今回は三ヶ木へと出ました。

半原バス停では、数台のバスが並んで発車を待っています。
三ヶ木行きのバスは・・・。
12時ジャストに出発です。







三ヶ木までは25分くらいで着くそうです。

三ヶ木ってどんなところなんだろう?
ここもバス停しかないので、半原みたいなのどかな雰囲気なんだろうか?


なんて思ってたら、結構交通量の多い街中じゃん!

三ヶ木からは相模湖駅へも出られるし、橋本駅にも頻繁に便があります。
今日は橋本駅へと出ることにしました。

神奈中の営業所もある三ヶ木バス停は、それぞれの乗り場に待合室まである豪華なターミナル。
以前、三ヶ木操車所は津久井営業所(つくいえいぎょうしょ)という独立した営業所で、城山操車所は津久井営業所に所属した操車所であったが、2005年(平成17年)4月16日に所管する車両・路線全ての運行管理を津久井神奈交バス津久井営業所へ委託し、これに伴い相模原営業所が所管する操車所へ組織変更されたそうです。
現在、三ヶ木操車所は相模原市緑区内全域および町田市堺地域の、城山操車所は町田市堺地域と相模原市緑区内のうち旧城山町の路線を担当しているそうです。


橋本駅行きは2番乗り場から12時24分発に乗ることができました。








だいたい35分くらいで橋本駅に着きます。
今日はここが終点になりました。







朝7時からだから、6時間くらいバスに揺られていたことになります。
橋本駅からは八王子駅や町田駅に神奈中バスで行けるので、体力と時間に余裕があったら今度挑戦してみようかと思います。

また、別ルートを探してもいいわけで。
八王子駅までなら、横浜駅から青葉台駅を経由して町田駅へ出て、橋本駅で乗り換えてっていうのもいいかもしれません。


ほかにも、駅で乗り換えないでバス停で乗り換えることができれば、いろいろなルートを探せるんじゃないでしょうか。
頑張って検索してみたいと思います。

次の目標は、フリー乗車券をちゃんと営業所で買うことかな。







衣笠から大楠山へ

2012-11-02 08:05:15 | 日記
秋も深まってまいりました。
でも、まだ紅葉は早いみたいです。
かといって、コスモスはもう終わっちゃったみたい。
こんな秋晴れの日に、大楠山へ行ってきました。
近場の手ごろな山といえば大楠山。
今日は衣笠駅からのルートを選んでみました。


衣笠駅は横須賀線で行けます。
1944年(昭和19年)4月1日に国鉄横須賀線の駅として開業。
商店街も充実していて、散策の準備の買出しも楽しめます。
私の好きな路線バスも、横須賀駅や逗子駅、堀の内駅や久里浜駅へとアクセスしています。
いつか全路線を制覇してみたいです。







さて、改札を抜けたら右手へと進みます。
衣笠周辺の観光案内版があるので、パチリ。






今日は商店街アーケードを抜けて、まず衣笠公園を目指します。







今日は朝早くから出たので、まだ朝の7時を回ったところ。
これでは肝心の買出しができないではないか・・・!
でも、とりあえずアーケードに入ります。







く、暗い・・・。
で、最初の十字路を右に進みます。
そうすると横須賀線のガードをくぐって、住宅街へ出ます。








さて、正面は衣笠病院。
この病院を右にぐるっと巻いていきます。







なので、すぐの分岐は左へ。







ちょうど猫が歩いていたので、取りあえず撮っておこう!







病院を左に見て、ゆるい坂を上っていきましょう。
勾配がついているかもよくわからないような道だけど、これがママチャリだと「坂だ」っていうのがわかるんだよなぁ。

さて、道なりに進むと、左に入る道があります。
ホントにこの路地で合っているのかなぁっていうような行き止まりっぽい路地です。







それがなんと、細いなりに道は続いているのでした!







公園への入り口は山道っぽくなります。
歩きにくいということはないので、安心して進みましょう。

池を過ぎると公園ぽく舗装路になりました。
前回は直進してアスレチックの横を通ったんだけど、今日は左へ行ってみようかと。







すぐに広場がありました。








なんていうのかな?
「小鳥の森」?
今日は素通りだけど、お弁当を持ってここでゆっくりと日向ぼっこもいいかもしれません。







さて、先に進みますね。


右手がホタルの里らしいです。
左はアスレチックに。

なので、今日は直進しましょ。







季節になるとホタルが飛び交うんでしょうか。
きれいだろうなぁ。







もうずいぶん前に蛍狩りに行ったんだけど、一匹だけ、しかも数秒しか見れなかったっていう苦い経験があります。
ここじゃないので、できれば今度はここでリベンジしたいです。







さて、舗装路は管理用の車も通るので、道は九十九折になります。
ショートカットしちゃいましょう。
ちょうど階段が在るので、そこを登ることにしました。







これで短縮できたかな?

おっと、左右に走る道は本道でしょうね。







案内板があるのでパチリ。







さらに短縮を狙って階段を登ります。







と、あれ、桜が咲いている!?








コバザクラというそうです。






日本には初冬の季節はずれに毎年花が咲き,また4月にも再度花が咲く変わったサクラがあります。
フユザクラ(冬桜)はコバザクラ(小葉桜)ともいわれ,白色,一重の花が11月から12月いっぱい咲くそうです。
群馬県鬼石町の桜山では木枯しの吹くころに花見ができるのは有名な話。
コヒガン系のものにも,八重咲きの十月桜や一重の四季桜のように,初冬と春の2回きまって咲くサクラがあるそうです。
でも、やはり時期になると混むんだよなぁ。


さて、先に進みましょうね。
しばらく階段を登るとやっと頂上に着きました。






左は展望台や広場ある衣笠公園。
右は展望台とハイキングコースがある方。

ちょっと休憩がてら公園に寄っていきましょう。
トイレもあるし。







衣笠山は、山の姿が、馬の背に鞍を置いた形に似ているところから、正しくは「鞍掛山」と呼びますが、現在では、広く「衣笠山」の名称で親しまれています。
明治37年におきた日露戦争では、三浦半島からも多くの人々が徴兵され、戦死しました。
明治40年、日露戦争の戦没者の霊を慰めるために、三浦半島の官民有志が、頂上に「芳名不朽」の文字を刻んだ記念塔を建て、数百株の桜と各種のツツジを植えて公園とし、それ以降、三浦半島随一の桜の名所になりました。
そんな桜も戦後の一時期には、老化と病気で衰えかけましたが、衣笠観光協会が補植等に力を尽くしてくれたおかげで、昔の姿をとり戻すことができました。
公園の面積は、7.4ha、桜の大部分はソメイヨシノです。
谷を一つ隔てた場所には衣笠城址があります。



せっかくなので、展望台へ登ってみようかな。

デッキには衣笠観音様が祭られているようです。
金網で囲ってあるので、中は見ることはできませんでした。










一服タイムは十分に取りましょう。
私はここで朝食です。
昨日買ったパンをほおばりました。

さぁ、充電できたところで出発しましょうね。
第2展望台へと進みます。







先ほどの分岐を過ぎてすぐに第2展望台があります。







今日は昇らないで左手にあるハイキングコースを歩くことにしました。







なんか工事中って書いてあるけど、大丈夫かな・・・?
ま、なんとかなるでしょう。
いざ!






快適な道は最初だけ。
ちょっと降りると滑りやすい岩肌が。
気をつけて降りていくこと15分。
三浦縦貫道のインター近くに出ました。







山道はここでいったん終わって。
一般道を横切るわけです。







インター入り口のすぐ脇から、衣笠城址への山道へ行く階段が在ります。
今日はここから衣笠城址を経て、大楠山へと登っていきます。







でも、ここは最初にきつい登りがあるんです。
階段はコンクリートで新しく作ってあるので、ちょっと楽そうなんだけど、この先がまだまだ登りなんです。







体力の無い私にとっては、まさに心臓破りの坂なんです。







時間にしたら15分もかからないんだろうけど、やっぱり登りはきつかった・・・。
やっと尾根に着いたみたいです。

ほー。

正面に写っているのはお稲荷さん。
ちょっと散策の挨拶に寄って、今度はこの道を左にちょこっと降りていきましょう。






衣笠城址に着きました。







「三浦一族」は、桓武平氏の子孫「村岡為通」が源頼義に従い「前九年合戦(1051~1062)」に参戦し、その恩賞として与えられた所領の地名を氏とし「三浦為通」を名乗ったのが始まりと伝えられています。
為通は所領の中心、衣笠に城を築きました。これが衣笠城だそうです。
衣笠城を有名にしたのは、治承4年(1180)の衣笠合戦です。








この年、8月17日、源頼朝は平家打倒の兵を伊豆で挙げました。
三浦義明は、三浦義澄、和田義盛ら300余騎を頼朝の加勢に向かわせましたが、雨で増水した丸子河(酒匂川)で足止めされる間に、頼朝は石橋山の合戦で敗れ、箱根山中に逃れた後、安房に向かいました。
頼朝敗走の報を受けた三浦軍は衣笠城に引き返しますが、途中、鎌倉の由比ガ浜で平家方の畠山重忠の軍勢と遭遇、合戦(小坪合戦)となりました。
この時は双方兵を引きましたが、26日に平家方の大軍が衣笠城に攻め寄せました。
攻め手の平家方は追手口より江戸重長・河越重頼・金子家忠など2000余騎、搦手からは畠山次郎重忠ら1000余騎。迎え撃つ三浦方は400余騎。三浦方は少数ながらも、多勢の平家方に対して奮戦したと伝えられています。
しかし、数に劣るうえ、小坪合戦で疲弊していた三浦勢の奮戦むなしく、衣笠城は落城しました。
三浦一族は城主義明を残し、源頼朝と合流するため船で安房に向かいました。残った義明は壮絶な最期を遂げました。
その後、頼朝と合流し平家追討に功をあげた三浦一族は鎌倉幕府内でも重要な位置を占め、再び衣笠城を拠点とし勢力を伸ばしますが、宝治元年(1247)第七代泰村が北条氏、安達氏との勢力争いに敗れ、衣笠城は廃城となりました。
衣笠城址とその周辺には、中世に栄えた三浦一族ゆかりのスポットが数多く残されています。







衣笠城址周辺のハイキングコースの案内板がありました。
そーかぁ、あそこから今日は登ってきたのね?







やっと登ってきたので、一休みしましょう。
日差しは強くなってきています。
今日もいい天気です。


さて、そろそろ出発しましょうね。
道は下りとなります。
左手に続いています。







やがて階段になるので、気をつけて降りていくと、大善寺があります。
階段の脇には衣笠城址の説明版が。







さて、階段を下りたところは左右に走る分岐があります。
左はインターへの道、右は大楠山へのハイキングコースへと続く道。
今日は右へと進みます。
以前はここで時間的にも体力的にも余裕が無かったので、左へと進んで衣笠城址バス停で帰りましたが。
今日は頑張って登るぞぉ!







沿道にはこんな花が。











春から秋にかけていっぱい花が咲くので、いつでも元気をもらえていいですよね!



やがて舗装路も終わって、本格的なハイキングコースに入ります。







案内板も整備されていて、快適です。







道は広くはないけど、歩きやすくなっています。
整備もバッチリ。






修復までされているのは、流石です。

20分もかからないで横浜横須賀道路にかかる陸橋へと出ました。







正面へは陸橋。
で、右は・・・。
どこへ行くんでしょうね?
機会があったら行ってみたいものです。







陸橋は「大畑橋 」。
1984年に架けられたそうです。







さ、渡っていきましょう。







また山道になりますが、先ほどのような高低差はないので、快適に歩けました。
高速道路の音はうるさいけど、まわりは緑なので、やっぱり癒されます。
すぐに舗装路に出ました。







ちゃんとハイキングコースなんだけど、産廃施設につながっているんでしょうか、よくわからないです。
ともかく、案内板は右を指しているので、そちらへ。







ちょっと散策してみたいような山の中の道。
またの機会があったらということで、今日はハイキングコースを進みます。








正面にコースの案内がありました。
一人歩けるくらいの道が奥に伸びていました。







ちょっとテンションが下がるような道を行くと、下の舗装路をまたぐように歩道橋が。








ここで気分はハイキングモードに切り替わり、テンションも上向きに。



道はハイキングコースというだけあって、歩きやすくも山道の醍醐味を残しています。
が、ここで工事をしている場所に出ました。







簡易階段が設置されていました。
左の坂は工事用らしいので、ハイカーは階段を使えとのこと。

この階段は歩き辛かったぞー!



やがて分岐に出ました。







右へ行くと大楠山。
左は・・・。
芦名・佐島・長坂方面だとか。







「ハイキングコースではありません」って書いてあるけど、じゃ、なんなんだろう?
これも今後の宿題ですね。


さて、目指すは大楠山。
ここまでくれば、もうちょっとです。


珍しくトンボがいたので、パチリ。
キミは何トンボ?







阿部倉分岐に着きました。
ここを右に下れば横須賀菖蒲園などに出られます。
阿部倉温泉へも行けるんですよね。
今日は真っ直ぐ進みます。


ゴルフ場の脇をエッチラ登っていきます。
あの苦しい衣笠城址への道よりは数段楽な登りですが、やっぱり登りは登り、キツいっす。

やっと平坦になりました。
そこで分岐です。
この分岐は、正面は車道を通って。
右手は直接山頂へ。







今日はなぜか気合がいつもとは違うので、直山頂コースです!







階段を230段登らなきゃいけない・・・なんてことは目に入れないで、いざ!



思った以上に体力のない私。
またまた途中でへばってしまいました。
休み休み登って、やっと山頂へ。







おぉ、景色いいぞー!
青い空と緑の山。
遠くには富士山が・・・、ん?今日は見えないかぁ。







で、ここには売店と展望台があるんです。
今日は風が強くて、展望台は閉鎖されてましたが、売店の屋上は登れたので、そこで一服です。



荒崎でしょうか、ちょっと霞んでますが。







下にはレーダー降雨量観測所が。






遠くを見ると、猿島でしょうか。






八景島やその先にはベイブリッジ。






みなとみらい地区も。







さらに江ノ島も見えたりして。







ここまで見えるんだから、いつものように縁起のいい富士山までみせてくれればいいのに・・・。

今日はそれはダメらしいので、あきらめるとしましょう。



さて、出発です。
展望デッキから降りると、売店の入り口に猫が寝ていました。
なので、パチリ。







さて、階段を降りて、トイレに寄っていきましょう。







小学生のときによく投げて相手にくっつけていた・・・、ほら、あれですよ。







階段を降りたところは湘南国際村への分岐になります。
以前通った時は夏だったかな。
リスやウサギが出迎えてくれたのを思い出します。







今日は直進して観測所やコスモス畑へと進みます。

左右に走る道は、左が芦名口、右が観測所。
今日は右ね。







コスモスが楽しみだなぁ。







大楠平というそうだけど、ボランティアの人たちによる四季の写真が。







今日はこんな花も。







やがてトイレに到着です。
スッキリしていきましょう。







すぐそばがコスモス畑。
・・・なんだけど、・・・ない・・・。







もう終わっちゃったってことですね、残念。

気を取り直して近くの案内板を。

大楠山の生き物たちだそうです。











じゃ、そろそろ降りましょうね。
観測所を右に見て、前田橋を目指していきます。







観測所の隣は、展望台。
ここも登れるので、次回は!
今日はいいや・・・。






今度は黄色い花も。







天皇・皇后両陛下の記念植樹の碑です。







そのまま進むと山道になります。
滑りやすいところもあるので注意して降りていきます。







なぜかツバキが咲いていたのでパチリ。







ここは一本道。
ところどころにベンチがあって、一休みできます。
これはいい気配りじゃん!







今日は富士山には会えなかったけど、ヘビには会えました。
まだちっちゃいけど。







40分くらいかけて降りていきます。
快適に降りていくコースは、やがて階段になりました。
もうすぐ終わりなのかな。







出ました。
あれが車道。
もうハイキングコースも終わりです。







前田川の橋を渡って左へと進みます。








橋の下は遊歩道になっているはずなんだけど、今日は工事中ということで、入ることはできませんでした。








ま、以前歩いたから、今日はいいかぁ。

もう気分は帰りモードです。
車道をとぼとぼと歩いていきます。

と、工事区間が終わって、というか、始まっているところが。
遊歩道全体を整備しているんじゃなかったのね?


さっそく遊歩道に下りていきましょう。







ちょっといい雰囲気でしょ?
川端を歩いたり、飛び石を通ったり。






川の音にも癒されます。







こんな低い段差でも、マイナスイオンは出ているんでしょうか?



さて、遊歩道も終わりになりました。
階段を登って、車道へと出ましょう。







もうすぐ前田橋バス停です。
今日の散策もここまで。

この交差点を渡ったら、バス停へ。







バスの時間は・・・?
10分も待たないで来るので、ここは安心です。
ここから逗子駅へと出ます。
反対車線だと、乗り継いでいかないとどこかの駅へは出られないので。









そーかぁ、バス停をひとつ歩いて、「大楠芦名口」のバス停へ行ってもよかったかも。
そこからなら、運がよければ「横須賀駅」へのバスがあるし。
あぁ、ちょっと後悔です。
バス好きな私としたことが・・・。