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相模工務店 散策日記

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鳶尾山ハイキングコース

2017-03-27 19:16:15 | 日記
2017年3月もなかば、今日は始めてのコースに挑戦してきました。
厚木から愛川町にかけてつづく「鳶尾山」。
そこには家族で楽しめるハイキングコースがあるとか。

厚木市のHPには
  「天覧台公園から階段を上ると鳥居があり、しばらく行くと金比羅宮跡にでます。
   雑木林の中のなだらかな尾根を少し歩いていくと芝生のきれいな広場に出ます。
   日清戦没記念碑と鳶尾山展望台があり、厚木市街や相模湾も望め、眺めは抜群です。
   下り坂、崖状の場所を過ぎ、なだらかな野道を行くと標高235メートルの鳶尾山。
   快晴時の山頂から相模湾、そして東京の副都心新宿の高層ビルが中津川を挟んでとても素晴らしく見えます。
   子供連れの家族の散策にもとても良いコースです。」
とありました。

じゃ、早速行ってみましょう。
今回も「悠歩悠遊」さんからのコースを参考にしました。


今日は小田急線の本厚木駅からバスで移動します。
厚木バスセンターからは10時台からしか出ていないので、朝早くから移動するには本厚木駅前からバスに乗ります。

[鳶06][鳶89]鳶尾団地行きで「鳶尾団地(とびおだんち)バス停」で降ります。


バス停を撮るのを忘れてしまったので、近くの交差点の写真から。


バス停を降りたら北へと向かいます。
交番があるので、そちらへと歩きましょう。





交番を過ぎて、小さな公園を目指します。
コースは公園から続きます。





ほら、あった。





「天覧台公園」というそうです。





ハイキングコースの案内板があったのでパチリ。





さて、ここから階段を登っていきます。








しょっぱなから長い階段を登るという試練が・・・。



それでも振り返ると町並みが眼下に広がります。



なんとか登ると、そこには山の中という景色が。






最初の分岐は「鳶尾峰公園」への道みたいです。





こちらは参考コースにしたがって直進。


道は広くて歩きやすくなってます。


正面に上り坂がありました。
どうやら「金毘羅宮跡」らしいです。

今日はそこへは寄らず、左のまき道を進みます。





歩いているとなにやらインパクトドライバーのような音がしていました。
工事でもしてるのかと思いましたが、ふと上のほうを見ると、小鳥が木の幹をつついています。
ダダダダって、おまえハンマードリリかよ!!


やがて合流になります。









いやぁ、ファミリー向けということだけあって、楽珍な道が続くなぁ。

やがて最初の山頂、「小鳶尾山(標高213m)」です。





展望台あり、ベンチあり、東屋ありで、ここで一休みしていきましょう。





ここからは遠く新宿やみなとみらいが見えるそうです。


さて、次に進みますか。
次の目標は「鳶尾山山頂」。

すすむ道は広くて緩やか。






道標もちゃんとしてて、どれくらい歩くとという目安も書いてあります。






さて、いよいよ山頂です。
標高235mだそうで、まだ桜の季節にも早いので、周りが見渡せました。




芝が植えてあるので、シートを敷いて座っても気持ちいいかも。




もちろんベンチもあるので、シートがなくても問題ないんですが。





こちらは夜景も格別だそうです。
そんな情報があるので、いつか見てみたいと思います。


さて、次に進みましょうね。
山頂からは下り坂がありました。
当たり前だけどね。










とりあえず降りていくことに。

15分も歩けば、すぐに舗装路に出てしまいます。





左右に走る道は八菅神社へ出る道だそうです。





「やなみ峠」というらしいです。


ここにも案内板がありました。






今日のコースは右へ行けと言っているので、コンクリート舗装路をエッチラ降りていきます。


15分も降りたでしょうか、分岐に着きました。





「大沢橋」というそうです。


左は「八菅山いこいの森」。
なんと、トイレがあります。






ちょっと寄っていってもいいかも。
こちらからも今日のコースに乗れるらしい。





八菅山いこいの森は、自然環境に恵まれた森林を保全し、美しい郷土と町民のみなさんが自然とふれあい、緑を通じて心のふれあいを広めようと開設したものだそうです。
ここには、ふるさとの歴史、由緒ある八菅神社の遺跡や遺品、樹齢三百年とも言われる老杉、スダジイの大木、赤松などの樹木や他の植物も多く、その樹名、樹種の特性を知ることや小鳥のさえずりを聞くことができるとともに、西部の高台には展望台が設置されており、町の雄大なパノラマとしてすばらしい景観が一望できます。
八菅山いこいの森は、新町発足三十周年を記念して、この森の自然を保全しつつ自然景観と調和のあるやすらぎの広場や施設の建設、特色ある樹木、野草の補植など充実を図り、広く町民のいこいの場として整備 したものだそうです。

















で、正面には階段が。






こちらからも「八菅神社」に行けるそうです。


今日の案内では右に進むそうなので、沢沿いに進んでいきます。







アスファルトの普通の道路を進みます。
10分ちょっと進むと、また分岐が。






ここは八菅神社への分岐。





案内板があって、バス停が書いてありました。





今日は神社を経由して「上荻野(かみおぎの)バス停」へ出る予定です。








さて、境内へと進みましょう。












鳥居をくぐると「八菅山(はすげさん)」の説明書きが。


「八菅山(やすげさん) 標高 225メートル 。
この八菅山は古名を蛇形山(じゃぎょうさん)といった。
昔大和武尊が坂本(現在の中津坂本地区)でこの山を眺め山容が龍に似ているところから名付けられた。
そしてこの山中には蛇体の各部分にあたる池の名が今も残っている。
大宝3年(西暦703年)修験道の開祖役の小角(役の行者)が日本武尊ほか6神を祀り修法を行った。そのとき八丈八手の玉幡が山中に降臨し神座の菅の菰から八本の根が生え出たという。
そこで山の名を八菅山とよぶようになった。これが八菅神社のはじまりであると伝えられている。
この八菅山を前にした丹沢山塊一帯は山岳信仰の霊地として修験者(山伏)たちの修業道場として盛んであった。
この連なる山々には幣山、法華峰、経ケ岳、華厳山、法論堂など今も残る名は巡峯の要所であったことを教えている。 」

また大きなケヤキも。








「八菅神社社叢林(しゃそうりん)   神奈川県指定天然記念物。
中津川に面した八菅山の集落に続く丘陵の海抜100~170メートルの南側斜面から東側斜面にかけて八菅神社の森と称されるスダジイ林が発達している。
一部にスギやヒノキが埴栽されているが、二百段を超す階段わきの山道周囲には樹高15メートル以上のスダジイ林が自然植生として生育する。
高木層は台地上でアカシデ、ヤマモミジ、ハリギリを混えスダジイが優占する森を形成している。亜高木層以下はヒノキ、サカキ、アラカシ、ツルグミ、クロガネモチ、などヤブツバキクラスの常緑の自然植生の厚生種が多く生育する。

八菅山の森は相模平野にそって海岸から比較的内陸まで生育するスタジイ林(ヤブコウジースタジイ群落)が25、000ヘイホウメートル以上まとまって残存する極めて貴重な森林である。 」


さて、階段を登る男坂と、車道の女坂。





どちらも同じ高さまで登らなきゃならないので・・・。
今日は会談を選択。


いやいや、長い階段であります。
途中休憩を入れて、なんとか登りました。


社殿に到着。





ここにも案内板がありましたが、なんか範囲が広いな。





さて、ここでお参りをしていきましょう。





聞くところによると、こちらは七社あるそうな。

「八菅神社の祭神に日本武尊、役の小角(役の行者)によって七神が祀られた、これを総称して八菅山七社権現
 といった。そして信仰の対象は日本固有の神と仏菩薩とは一体であるという思想に基いて祀られた社で
 この八菅の霊地を護持する人たちを修験(法印)といい山内の院や坊に拠っていた、
 源頼朝の大日堂寄進、足利尊氏による社頭の再建、足利持氏再興で一山の伽藍が整ったが、永正2年、本社、
 諸堂を兵火で失った。その後、天正10年再建、天正19年には徳川家康より社額を給せられた。」


屋根にはシャチホコ。





色具合からいって、陶器かな?


さて、お参りも済んだし、次にいきましょう。


社殿の左にコースは続きます。






展望台があるらしいので、そこを目指しましょう。





相変わらず歩きやすい道を進みます。






道標が広場を案内してくれてます。





そばにはアスレチックがありました。
今日も子供連れの家族が何組か遊んでいました。



道沿いには「お花見広場」や「白山堂跡」という名所もあります。





「青空博物館」というところもあるそうだけど、今日はまずは展望台へ。





10分も歩かないで「やすらぎ広場」に着きました。








今日はここはスルーですが、余裕があったら寄ってもいいかも。





さて、いよいよ展望台です。





先ほどの小鳶尾山のような展望台がありました。











ここも眺めがいい!
今日は天気もいいので、遠くまで見渡せます。







あれ、東屋が。
先ほどの小鳶尾山の展望台には、もしかしたら東屋はなくて、ここと勘違いしたかも。






申し訳ございません。


ということで、一休みして。



さて、そろそろ帰路に着きましょう。

先へと、今度は降りていきます。





最初は土の道でしたが、ゲートを過ぎたら舗装路になります。





中津川カントリークラブのコースへの道みたいです。








ここからは舗装路。
分岐を右に行けばバス道路へと出られるそうです。








ハイキングコースへの分岐もありましたが、今日はこのままバス停を目指します。





周りはゴルフコースと変哲もない景色。





もうここまで来るとハイキングの楽しみもなくなります。








しかし、ここでやっと先ほどと同じような、あのハンマードリルの音の出所を捉えることができました。





ちょっとわかり辛いかもしれないけど、中央に何ていうのかしらないけど、つついてるヤツがいる!



なんか最後のトキメキを味わいました。


さて、もう思い残すことはないかも。
バス停バス停と。





この分岐は左。


やがてバス道路です。






上荻野町公民館を過ぎて・・・。






ほら、バス停があった。





「上荻野(かみおぎの)バス停」です。
本数はあまり期待してなかったけど、時間帯によっては1時間に4本くらいありました。






通勤時間帯はもっとあるじゃん!

ということで、すんなりとバスに乗れて、無事「本厚木駅」へと戻れました。


今日のコースはファミリー向けということで、山歩きとしては物足りない場所でしたが、のんびりゆっくり歩くにはいい散歩道だと思います。
今日は久しぶりに同行者がいて、いろいろ話をしながら歩いたので、いつもより時間が早く過ぎた気がしました。


それでも4時間はかからなかったかな。
ゆるやかな道で、ヒザも痛くならなかったし。


天気にも恵まれて、久しぶりにのんびりしました。






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