大雄山最乗寺は、曹洞宗に属し全国に4千余りの門流をもつ寺です。
御本尊は 釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ、脇侍仏わきじぶつとして文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏こくどあんのん万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門道場だそうです。
開創以来6百年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶとか。
そんな由緒あるお寺のそばから、明神ケ岳へとハイキングコースが伸びています。
今日はその一部を通って、小田原フラワーガーデンを目指そうかと思い立ちました。
まず、小田原駅から大雄山線に乗ります。
降りる駅は大雄山駅。
終点になります。
以前はコンビニが近くになかったため、小田原駅で買出しをしていました。
今日はなんと、セブンイレブンを見つけてしまった!
これからはこの駅で買出しして、それから出発できるぞっと!
では、バスで移動しましょう。
終点で降ります。
ここの一つ手前の「丸太の森入口」からは明星林道があります。
今日のコースは、この道に合流する予定です。
さて、歩き始めますね。
正面には行かず、左手へと進んでいきます。
トイレはここと、あとはフラワーガーデンまでないから、気をつけないとね。
お寺への参道へは右に。
私は左に進みます。
階段がありました。
ここがコースの入口だと思います。
この階段である程度の高さまで登るんだけど、これが辛いんです。
長い・・・。
そして、階段が終わると悪路に。
歩きづらい~~。
勾配も急になってて、ここで体力を消耗しちゃうんです。
しばらく行くと勾配が緩やかな道になります。
そばには道標が。
緩やかだけど、ダラダラと続く登り。
もう身体は汗をかいてきています。
バス停から20分ちょっとのところに、これはたぶんロープウェイの残骸かな、鉄塔がありました。
この道はところどころで悪路になります。
段差があるので、登りも、もちろん下りも大変。
最初の林道に出ました。
これを左に行くと明星林道へ出られるみたいです。
今日は直進を。
今日も寒いので、霜柱がこんなに。
このコースは人気があって、私のほかにも何人か歩いていました。
なのに、道標は荒れてますね~。
さて、この道標があったら分岐は目の前。
1時間弱でここまで来ました。
ちょっと一休みしていこうかな。
明神ケ岳はまだまだ登らなきゃなんですが、今日はこの先の林道を左に進んで、二ノ宮金次郎が腰掛けたとされる「腰掛石」を目標に進みたいと思います。
ここから舗装路をしばらく歩きます。
ここが明神ケ岳への階段。
林道だから歩いている人は見当たりません。
雪もこんなに残ってるし。
あ、でも、歩いているのかな、足跡が残ってる。
イノシシかな、シカかな、そんな感じの足跡も。
寒いけど、空は快晴。
ちょっと気持ちいい。
やがてゲートです。
一般車両は通行止め。
先にもゲートで通行止めしてありました。
足柄久野線という林道だそうです。
橋を渡って、進みます。
梶が沢支流というのかな。
ホウノ木橋というそうです。
道は雪も残ってるし、これが凍って歩きにくいったら。
また橋がありました。
うめのき橋。
と、かじがさわ。
漢字の方も撮っておけばよかった・・・。
林道に出てから45分くらいでしょうか、休憩所がありました。
今日のコースは、ここから林道を離れて、山道へと入っていきます。
その前に休憩。
私はブランチね。
見晴らしはいい!
ゆっくり休んだら出発しましょう。
この道は案外急坂だと思います。
降りるから今日はなんとかなるけど、これが逆に登りだったら、たぶん私にはキツイんだろうなぁ。
それでも、こんなマイナーなコースに行き交う人なんていないだろうって思っていたら、なんと登ってくるハイカーがいらっしゃいました。
驚いた!
しばらくは下りが続きます。
九十九折になって降りていくので、案外疲れる・・・。
ずいぶん降りたような気がして。
時計を見ると50分もかかっちゃった。
やっと未舗装だけど林道に出ました。
なにやらトイで水が流れている。
これは流しそうめんでもやってたのかな?
林道に降りたら左に進みます。
道は車も通れる広い道です。
とりあえず「塚原駅」方面に進みます。
やがてゲートがありました。
ここも一般車両は入れないんですね。
進んでいくと舗装路に。
やがて腰掛石がある休憩所に着きました。
「こしかけ石」ね。
芝刈りにきた金次郎氏が腰掛けた石として名所になってます。
ベンチもあるので、ちょうどいい休憩場所でもあります。
近くには「三ツ叉小楢」という木があります。
三叉になっているのがわかるかな?
さらに下っていくと明星林道に合流しました。
ここにはこしかけ石の案内が。
ここを直進すると「塚原駅」に行けるそうです。
今日は左に進みます。
舗装された歩きやすい道は、時々車も走ってきます。
気をつけないとね。
さて、明星林道を歩き始めて30分くらいかな、分岐がありました。
ここを左に入ると神社があるので、お参りしていきたいと思います。
分岐から10分くらいで御岳神社があります。
鳥居の近くにそびえる鳥居杉は、推定樹齢が500年を超え、樹高は50mあり、市の天然記念物であるとともに、神奈川名木100選にも指定されています。
箱根外輪山の一つである明神ヶ岳の麓にある三竹地区の鎮守社です。
平安時代に建立されたと伝えられ、正式には御嶽権現神社で、三竹の地名はこの神社に由来すると言われています。
参拝用の石段は、小田原市久野の奥から産する久野石(かま石)が使われています。
この久野石は、箱根火山起源の凝灰岩と考えられ、耐火性に優れ細工も容易なことから、かまどや蔵をはじめ、灯籠や供養塔の覆いに使われてきました。
久野地区をはじめとして、小田原市内に久野石を使った蔵などの建造物が点在しています。
南足柄市内にも塚原・生駒・狩野などに久野石を使った蔵が現存しています。
中世末から近世にかけて、小田原の井細田から久野を通り、山を越えて御嶽神社を経由し、塚原の日影から中沼・狩野へと抜けた狩野街道が利用されたきました。
久野石もこの経路を使って運ばれたと考えられています。
また、周辺の社叢林は、スダジイを中心とした照葉樹林が広がり、イズセンリョウなど貴重な植物群落が見られることから、県の天然記念物に指定されています。
さらに、境内には「お神水(おみたらし)」と呼ばれる箱根外輪山起源の湧き水があり、1年中枯れることなく清水が湧き出ています。
なお、周辺には箱根火山の溶岩が切り出された痕跡を見つけることができ、神社から上の林道に抜ける途中には、○印が刻まれた大岩があります。
さらに矢佐芝地区には石丁場が点在し、矢穴が刻まれたり、大名の極印が彫られたりした巨石を見ることができます。
切り出された石は、江戸城などの石垣に使われたと考えられています。
石段を登るには危険と書いてあったので、脇にある坂道を通って社まで行きました。
お参りが終わったら先に進みましょう。
コンクリート舗装された道を下るとすぐにショートカットできる階段が。
ここを降りていきます。
ここも危なそうな階段だけど、崩れずに降りることができました。
舗装路に合流。
ここを直進します。
ほとんど使われていない道みたい。
「竹の子の里」という施設がありました。
さて、いつもの道に合流です。
ここまでくれば下界はすぐ。
下っていきましょう。
開けてきました。
小田原の海がきれいです。
住宅街です。
バス道路に出る前に裏道を行きます。
左に入ると長閑な風景が広がります。
畑の道を進みましょう。
十字路も直進。
正面には小田原環境事業センターかな、煙突が見えます。
あそこを目標に進みます。
バス道路に出ちゃうけど、これを左に。
フラワーガーデンは、あそこを左に。
あったー。
ここからバスで小田原駅を目指したい!
1時間に1本のバスなので、待つならガーデン内でゆったりと。
でも、今日は梅祭りがあって、かなりのお客さんがバス停で並んでいました。
これは座れないかな・・・。
ということで、足を伸ばして飯田岡駅まで歩くことに。
梅祭りも今日はパスです。
さて、30分くらいで着けるようなので、先に進みましょう。
この先には「おだわら諏訪の原公園」があります。
そこを通って駅に向かいます。
すぐ公園に着きました。
飯田岡駅まで2キロくらい。
歩道を通ることに。
あれ、バス停だ。
ここが始発らしいです。
ここで1時間待って乗れば座れていけるだろうけど、さて、どーしよー?
駅までは30分なので、歩くことにしました。
公園内は人がいっぱいなので、撮影はやめておきました。
ともかく、下る!
近くに車道もあるから、それに沿って公園を歩けばいいし。
で、適当なところで公園を出ればいいわけで。
公園もまだ整備の途中らしくて、工事中の場所もありました。
坂道を下っていくと、やがて交差点が。
「飯田岡」って書いてあります。
ここを渡れば駅です。
大雄山線で小田原まで。
小田原駅でちょっと遅めの昼食かな。
いやいや、今日は一人旅なので、このまま帰路について、家についてから盛大に宴会といきましょう。
今日は最乗寺のバス停から飯田岡駅まで5時間半の道でした。
我ながらよく歩いた歩いた。
御本尊は 釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ、脇侍仏わきじぶつとして文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏こくどあんのん万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門道場だそうです。
開創以来6百年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶとか。
そんな由緒あるお寺のそばから、明神ケ岳へとハイキングコースが伸びています。
今日はその一部を通って、小田原フラワーガーデンを目指そうかと思い立ちました。
まず、小田原駅から大雄山線に乗ります。
降りる駅は大雄山駅。
終点になります。
以前はコンビニが近くになかったため、小田原駅で買出しをしていました。
今日はなんと、セブンイレブンを見つけてしまった!
これからはこの駅で買出しして、それから出発できるぞっと!
では、バスで移動しましょう。
終点で降ります。
ここの一つ手前の「丸太の森入口」からは明星林道があります。
今日のコースは、この道に合流する予定です。
さて、歩き始めますね。
正面には行かず、左手へと進んでいきます。
トイレはここと、あとはフラワーガーデンまでないから、気をつけないとね。
お寺への参道へは右に。
私は左に進みます。
階段がありました。
ここがコースの入口だと思います。
この階段である程度の高さまで登るんだけど、これが辛いんです。
長い・・・。
そして、階段が終わると悪路に。
歩きづらい~~。
勾配も急になってて、ここで体力を消耗しちゃうんです。
しばらく行くと勾配が緩やかな道になります。
そばには道標が。
緩やかだけど、ダラダラと続く登り。
もう身体は汗をかいてきています。
バス停から20分ちょっとのところに、これはたぶんロープウェイの残骸かな、鉄塔がありました。
この道はところどころで悪路になります。
段差があるので、登りも、もちろん下りも大変。
最初の林道に出ました。
これを左に行くと明星林道へ出られるみたいです。
今日は直進を。
今日も寒いので、霜柱がこんなに。
このコースは人気があって、私のほかにも何人か歩いていました。
なのに、道標は荒れてますね~。
さて、この道標があったら分岐は目の前。
1時間弱でここまで来ました。
ちょっと一休みしていこうかな。
明神ケ岳はまだまだ登らなきゃなんですが、今日はこの先の林道を左に進んで、二ノ宮金次郎が腰掛けたとされる「腰掛石」を目標に進みたいと思います。
ここから舗装路をしばらく歩きます。
ここが明神ケ岳への階段。
林道だから歩いている人は見当たりません。
雪もこんなに残ってるし。
あ、でも、歩いているのかな、足跡が残ってる。
イノシシかな、シカかな、そんな感じの足跡も。
寒いけど、空は快晴。
ちょっと気持ちいい。
やがてゲートです。
一般車両は通行止め。
先にもゲートで通行止めしてありました。
足柄久野線という林道だそうです。
橋を渡って、進みます。
梶が沢支流というのかな。
ホウノ木橋というそうです。
道は雪も残ってるし、これが凍って歩きにくいったら。
また橋がありました。
うめのき橋。
と、かじがさわ。
漢字の方も撮っておけばよかった・・・。
林道に出てから45分くらいでしょうか、休憩所がありました。
今日のコースは、ここから林道を離れて、山道へと入っていきます。
その前に休憩。
私はブランチね。
見晴らしはいい!
ゆっくり休んだら出発しましょう。
この道は案外急坂だと思います。
降りるから今日はなんとかなるけど、これが逆に登りだったら、たぶん私にはキツイんだろうなぁ。
それでも、こんなマイナーなコースに行き交う人なんていないだろうって思っていたら、なんと登ってくるハイカーがいらっしゃいました。
驚いた!
しばらくは下りが続きます。
九十九折になって降りていくので、案外疲れる・・・。
ずいぶん降りたような気がして。
時計を見ると50分もかかっちゃった。
やっと未舗装だけど林道に出ました。
なにやらトイで水が流れている。
これは流しそうめんでもやってたのかな?
林道に降りたら左に進みます。
道は車も通れる広い道です。
とりあえず「塚原駅」方面に進みます。
やがてゲートがありました。
ここも一般車両は入れないんですね。
進んでいくと舗装路に。
やがて腰掛石がある休憩所に着きました。
「こしかけ石」ね。
芝刈りにきた金次郎氏が腰掛けた石として名所になってます。
ベンチもあるので、ちょうどいい休憩場所でもあります。
近くには「三ツ叉小楢」という木があります。
三叉になっているのがわかるかな?
さらに下っていくと明星林道に合流しました。
ここにはこしかけ石の案内が。
ここを直進すると「塚原駅」に行けるそうです。
今日は左に進みます。
舗装された歩きやすい道は、時々車も走ってきます。
気をつけないとね。
さて、明星林道を歩き始めて30分くらいかな、分岐がありました。
ここを左に入ると神社があるので、お参りしていきたいと思います。
分岐から10分くらいで御岳神社があります。
鳥居の近くにそびえる鳥居杉は、推定樹齢が500年を超え、樹高は50mあり、市の天然記念物であるとともに、神奈川名木100選にも指定されています。
箱根外輪山の一つである明神ヶ岳の麓にある三竹地区の鎮守社です。
平安時代に建立されたと伝えられ、正式には御嶽権現神社で、三竹の地名はこの神社に由来すると言われています。
参拝用の石段は、小田原市久野の奥から産する久野石(かま石)が使われています。
この久野石は、箱根火山起源の凝灰岩と考えられ、耐火性に優れ細工も容易なことから、かまどや蔵をはじめ、灯籠や供養塔の覆いに使われてきました。
久野地区をはじめとして、小田原市内に久野石を使った蔵などの建造物が点在しています。
南足柄市内にも塚原・生駒・狩野などに久野石を使った蔵が現存しています。
中世末から近世にかけて、小田原の井細田から久野を通り、山を越えて御嶽神社を経由し、塚原の日影から中沼・狩野へと抜けた狩野街道が利用されたきました。
久野石もこの経路を使って運ばれたと考えられています。
また、周辺の社叢林は、スダジイを中心とした照葉樹林が広がり、イズセンリョウなど貴重な植物群落が見られることから、県の天然記念物に指定されています。
さらに、境内には「お神水(おみたらし)」と呼ばれる箱根外輪山起源の湧き水があり、1年中枯れることなく清水が湧き出ています。
なお、周辺には箱根火山の溶岩が切り出された痕跡を見つけることができ、神社から上の林道に抜ける途中には、○印が刻まれた大岩があります。
さらに矢佐芝地区には石丁場が点在し、矢穴が刻まれたり、大名の極印が彫られたりした巨石を見ることができます。
切り出された石は、江戸城などの石垣に使われたと考えられています。
石段を登るには危険と書いてあったので、脇にある坂道を通って社まで行きました。
お参りが終わったら先に進みましょう。
コンクリート舗装された道を下るとすぐにショートカットできる階段が。
ここを降りていきます。
ここも危なそうな階段だけど、崩れずに降りることができました。
舗装路に合流。
ここを直進します。
ほとんど使われていない道みたい。
「竹の子の里」という施設がありました。
さて、いつもの道に合流です。
ここまでくれば下界はすぐ。
下っていきましょう。
開けてきました。
小田原の海がきれいです。
住宅街です。
バス道路に出る前に裏道を行きます。
左に入ると長閑な風景が広がります。
畑の道を進みましょう。
十字路も直進。
正面には小田原環境事業センターかな、煙突が見えます。
あそこを目標に進みます。
バス道路に出ちゃうけど、これを左に。
フラワーガーデンは、あそこを左に。
あったー。
ここからバスで小田原駅を目指したい!
1時間に1本のバスなので、待つならガーデン内でゆったりと。
でも、今日は梅祭りがあって、かなりのお客さんがバス停で並んでいました。
これは座れないかな・・・。
ということで、足を伸ばして飯田岡駅まで歩くことに。
梅祭りも今日はパスです。
さて、30分くらいで着けるようなので、先に進みましょう。
この先には「おだわら諏訪の原公園」があります。
そこを通って駅に向かいます。
すぐ公園に着きました。
飯田岡駅まで2キロくらい。
歩道を通ることに。
あれ、バス停だ。
ここが始発らしいです。
ここで1時間待って乗れば座れていけるだろうけど、さて、どーしよー?
駅までは30分なので、歩くことにしました。
公園内は人がいっぱいなので、撮影はやめておきました。
ともかく、下る!
近くに車道もあるから、それに沿って公園を歩けばいいし。
で、適当なところで公園を出ればいいわけで。
公園もまだ整備の途中らしくて、工事中の場所もありました。
坂道を下っていくと、やがて交差点が。
「飯田岡」って書いてあります。
ここを渡れば駅です。
大雄山線で小田原まで。
小田原駅でちょっと遅めの昼食かな。
いやいや、今日は一人旅なので、このまま帰路について、家についてから盛大に宴会といきましょう。
今日は最乗寺のバス停から飯田岡駅まで5時間半の道でした。
我ながらよく歩いた歩いた。